「いい加減にしろ!」占いの好きの義母に支配されかけた私を救った夫

私の義母は、とにかく占いや風水にのめり込んでいます。新婚の私たちを占いで支配しようとする義母と、義母の占いを信じ込んで依存してしまった私。異様な関係とも言える私たちを見かねた夫が、ついにブチ切れてしまい…。

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占いを私たちに押し付ける義母

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 義母が「無類の占い好き」と知ったのは、私が夫と結婚する前でした。
 結婚前に義母が入籍の予定を聞いてきたので、来年の春頃に… と答えると
 「春は息子の運気が悪い。運気がいい冬にしなさい」と指示するほど、義母は占いを軸に生活していました。

 義母の占いが始まるたびに夫は呆れ顔でしたが、私はいつも納得していました。なぜなら義母は普段から口が上手く、話し方も妙に説得力があったからです。だからこそ「義母が言うなら間違いない」と、段々信じ込むようになりました。

 夫と見つけた賃貸物件も、契約寸前で義母が間取りを見て
 「〇〇が鬼門だからダメ。こんな所で新婚生活なんて破綻するわよ」と、止めてきたのです。一気に住む気を失くした私は、義母が風水的に最高とする物件に決めました。渋々了解した夫でしたが、どこか納得いかない様子でした。

 行き先が決まっていた新婚旅行も
 「そっちは方角が悪い」と反対した義母。しかし夫は
 「たかが旅行だよ」と突っぱねたのです。

 ただ、せっかくの新婚旅行にケチがついてしまうと思った私は夫を説得して、義母が言う「よい方角」へ旅行先を変えたのです。これには夫も相当呆れていて…。行きたい場所へ行けなかった夫は、旅行中もまったく楽しくなさそうでした。

勝手な姓名判断に「ちょっと待って」

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 どれだけ夫の機嫌が悪くなっても、「義母の占いのとおりにすれば間違いない」と信じていた私。しかし、どうしても義母に従えないある事件が起こったのです。
 私の妊娠が発覚し、やがて性別も判明。夫と決めた名前でお腹に声かけもしていました。

 ある日、義母が嬉しそうに私に電話をかけてきて
 「姓名判断で有名な占い師に5万円払って、最高の名前をつけてもらってきたわよ!お金はいいからね」と。あまりに急な話で、今まで義母に従っていた私でも
 「名前はすでに夫と決めていて…」とストップをかけました。すると、
 「命名は遊びじゃないわよ?」と一蹴。

 わが子の名前は自分たちで決めたいと伝えると、義母は怒ってしまい
 「素人が名前を決めてどうするの?こっちはプロに5万も払ったのよ?」と言うのです。夫と一緒にずっとお腹に声かけをしていた、慣れ親しんだ名前。しかし私の中で「占い師の命名の方が、わが子が幸せになれるかもしれない」そう葛藤し始めたのです。

「いい加減にしろ!」占いから救ってくれた夫

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 私は思い切って夫に、義母が姓名判断に5万円払ったらしいと伝えた上で
 「その名前にしない?」と提案しました。すると夫は、しばらく無言のあとに
 「… もういい加減にしてくれよ!」と、何かが爆発したように激怒したのです。

 「占いに支配されて楽しいか?他人に人生を委ねるのか?」と。

 さらに
 「親になるなら、名前くらい自分たちで決めたい。今後も夫婦で考えて決められないなら結婚した意味がない」と…。初めて夫にそこまで言われて、やっと目が覚めた私。私は義母の占いに頼って楽をして、人生を丸投げしていたんだと。「これからは夫婦で決める」そう話し合い、義母に電話をして
 「やはり命名は自分たちでします」と伝えました。

 義母は
 「5万円はどうするの?」と激怒。しかし夫は義母に
 「占いは自由だけど、他人に占いを押し付けるのは違う。今後は控えてほしい!」と言い切りました。その言葉に義母は
 「良かれと思って今まで助言してやったのに親不孝ね… この先何があっても知らないから!」と吐き捨て、電話切られました。

 義母とはこの一件以来ギクシャクしていますが、今では占いに頼らず何でも夫婦で決めて生活をしています。私と夫で名前をつけたわが子もすくすくと育ち、家族で幸せに暮らしています。

(ファンファン福岡公式ライター/餅キナコ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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