<婚約が破談>7年付き合った彼が繰り返す浮気 私からの最後の仕返しとは

20代の頃、7年付き合っていた彼氏の浮気性に悩んでいました。何度も浮気する彼に嫌気がさし、遂に別れを決意します。私は最後にこれまでの仕返しとして、時限爆弾を設置したのです。いつか爆発することを願って…。

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浮気癖が治らない彼

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 当時私は、幼馴染の彼と付き合っていました。小学生の頃から仲が良く、両家での交流もあり、周囲の人も、私自身もいつか結婚すると思っていました。27歳になった時、彼の異動のタイミングでプロポーズされ私たちは婚約します。

 ところが同棲をはじめた数カ月後に事件は起きました。
 テーブルに置いてあった彼の財布。お札のところからプリクラと思われる白い切れ端が少しはみ出ていることに気付きました。私は、嫌な予感が…。実はこの7年間で彼は、浮気を繰り返していたのです。
 
 最初は、私の名前を呼び間違えたり、休日出勤が増えたりと怪しいなと思って過ごしていました。そんななか「知らない女性と腕を組んでいる彼の姿を見た」と私の友達が教えてくれ、寝ている彼の携帯を見てしまったのです。

 別れたはずの元カノと会っていたり、合コンで仲良くなった子と関係が続いていたり、挙句の果てには風俗店へ行っていました。私が問いつめると、
 「もう浮気はしない」と断言され、私も彼のことが好きだったので、許してしまいました。

 今までの嫌な思い出が蘇ったことで、私は冷静に…。
 「また浮気だったら、もう信用できなくなる。この人とは結婚できない!」意を決して、財布を開けると知らない女性とのラブラブなプリクラが出てきました。日付も確認すると2週間前… 完全に黒でした。

浮気を問い詰めると逆ギレ!

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 恋心が完全に冷め、むしろ嫌悪感が湧いてきたのです。まずは、彼を問い詰めました。すると
 「勝手に財布を開けるな、詮索されるのが嫌なんだ!」と逆ギレし家を出て、帰ってきませんでした。

 実家に帰っていると思い、彼のお母さんに事の顛末と彼と結婚はできないと伝えました。
 翌日、彼抜きで話し合いをすることになります。彼の家族全員に頭を下げられ、ご両親が泣いて謝る姿がとても不憫で、行き場のない思いがぐるぐる巡り苦しかったです。

 それから数日後、彼から申し訳なさそうに
 「ごめん。当分顔向けできないから時間が欲しい…」と連絡がありましたが、私は毅然とした態度で
 「やり直すことは出来ないので別れよう」と伝えました。

 浮気が発覚して数週間、ずっとやりきれない思いを抱えていました。
 「仕事も恋愛も一から振り出しに戻る…。少しは仕返ししてやりたい。浮気したことを後悔させてやりたい」と思っていました。

 部屋の退去を決め、引っ越す準備をしていた際に私はあることを思いついたのです…。

仕返しに時限爆弾を設置する私!

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 それは、最後の置き土産です。私は2箇所にメッセージを書きました。
 1つは、浮気相手からの手紙の裏です。プリクラと同じ名前の女性からの手紙を、彼は大事にしまって取っていたので、仕返しにその手紙の裏にメッセージを書きました。
 『私と付き合っていると分かっていながら、彼との関係を続けていたようですが、楽しかったですか? あなたが彼をどんなに好きでも、彼の家族にあなたの話をしておいたので、結婚は無理だと思いますよ。いつかあなたも同じ目に遭いますように…』

 2つめは、彼の好きだった映画のDVDの裏に…。
 『このメッセージに気付くのは数カ月~数年先になっているかな? 気付くのは本人じゃないかもしれないね。でも、私にはどうでもいいことです。私の20代の7年間を返してください。絶対許さない、一生後悔すればいい。私だけでなく、家族や地元の友達まで裏切って、今の〇〇には何が残っているんでしょうか? いつかしっぺ返しをくらうのを願っています…』

 メッセージを記入し、引っ越し作業も終えて、「これからは前向きに生きていこう」と決意し、私は同棲していた家を後にしました。
 たとえ、読まれることなく捨てられたとしてもいい。メッセージを書くことで、自分の中に渦巻いていた黒い気持ちを吐き出せました。時限爆弾に気付いて青ざめる彼の姿を想像するだけで心が少しだけスッキリとし「これからは前向きに生きていこう」と決意したのでした。

(ファンファン福岡公式ライター/めぐみ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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