保育園年長クラスのわが家の長女は、最近の流行にとても詳しいんです! 「今日は保育園で何をしたの?」と聞くと、昔では考えられないような遊びや流行っているものをたくさん教えてくれます。今回はその中でも特にイマドキだと感じたエピソードを紹介します。
流行1:気分はYouTuber「メイク・コスメ紹介」
「今日は粘土で遊んだ!」と嬉しそうな長女。
「何作ったん?」と聞くと、
「メイク道具! 今日はファンデーションとチークとリップを作った!」動物や食べ物という答えを想像していた私は、その解答にびっくり。
「お化粧ごっこするん?」と聞くと、長女はこう答えたのです。
「作ったメイク道具をみんなで発表しあうの。今日は〇〇を紹介します!って言って、メイク道具の使い方とか、おすすめとかを言って、最後に『チャンネル登録よろしくね!』って言って終わり!」詳しく話を聞いてみたところ、子どもたちは自分のYouTubeチャンネルがある設定のようです。
最近おしゃれに目覚めてきた5歳児達。粘土で色々なコスメを作り、YouTuberのように披露しあった後にお互いのメイク道具でお化粧を楽しむのだそうです。子どもたちの観察力やYouTubeの再現度の高さに驚いた私でした。
流行2:ショート動画のダンス「踊ってみた」
ある休日のこと。
「ママ、TikTok見たい!」と長女が言いました。TikTokなんてわが家は誰一人見たこともなく。どうして長女がTikTokを知っているのか不思議に思いながら
「なんで見たいん?」と聞くと、
「ダンスの練習がしたい!お友達のAちゃんが踊ってたダンス、TikTokで見たって言ってた」TikTokは若い子の間で流行っているものという認識だった私。
保育園児の間でも流行っているとは思いませんでした。ダンスなら運動にもなると思い、TikTokのアカウントを作成。毎週休日はTikTokをチェックするようになりました。可愛いと思うダンスを練習して、友達に教えてあげるのだそうです。
TikTokの使い方も慣れたもので、毎週いろんなダンスを探して踊れるようになる長女。私もたまに教えてもらうのですが、
「そこ違う! 指はこっち向き!」と、なかなかスパルタです。
流行3:「可愛いポーズ」の研究
長女が通う保育園ではInstagramをやっており、日々写真を投稿してくれます。近頃みんなお揃いのポーズで映る写真が多くなったので、長女に
「みんな同じポーズで写ってて可愛いね」と伝えました。すると、
「そうやろ、今みんなで可愛いポーズ考えて、同じポーズで写真撮ってもらおうって言ってるの!」と教えてくれました。
最近よく
「写真撮って!」と言うようになった長女。10枚ほど色んなポーズで写真を撮り終えた後画像チェックをして
「これ可愛い! これは… いまいちやな」と厳選していました。どうやら写真写りではなくポーズが可愛いかどうかを確認していたようです。
子どもたちの写真のポーズは、指で小さいハートを作ったり、ウインクして舌を出したり、両手を頬に添えたりなど、大人顔負けのものばかり! ただ写真に写るだけでなく、いかに可愛く写るかを考えるところがイマドキ女子だなと感心してしまいました。
どれも自分たちで考えた素敵な遊び
正直なところ、最初は「あまり子どもらしくない遊びだな」と思ってしまっていました。ですが詳しく話を聞いてみると、きちんと自分たちで調べて考え、みんなでコミュニケーションを取りながら作り出した『子どもらしい遊び』だということに気づいたのです。
イマドキの遊びは、子供たちの想像力や個性が光るすばらしいものばかりでした。日々移り変わる子供たちの流行り。次はどんな遊びを考えるんだろうと、イマドキ女子たちの毎日が楽しみです。
(ファンファン福岡公式ライター/Misaki)