男性と3回目のデートを迎えて、「相手のことが好きかわからない」「いい人だけどドキドキしないな」と悩んでいる女性もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、付き合う前の相手のことが好きかわからないときにチェックしたい判断ポイントと、心地よい距離感を保てるコミュニケーションのコツを紹介します。
マッチングアプリ・婚活などの出会いの場で悩んでいる人やふたりの温度差に戸惑っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!
相手が好きかわからないときは3回以上デートするのがおすすめ
マッチングアプリや婚活などで知り合ったばかりの相手のことが好きかわからないときは、3回以上デートを重ねながら相手の内面を知ることをおすすめします。
告白されたり気持ちに温度差を感じたりして悩むときは、あなたからも相手に現在の素直な気持ちを伝えると、お互いに安心して心地よい距離感を保てるはず。
あなたが恋人を探しているなら、「好きかわからないから会わなくていいか」「告白されたら付き合わないと」とすぐに白黒つけようとするのではなく、相手とコミュニケーションをとりながら自分の本音に耳を傾けると、納得のいく答えを導き出せるでしょう。
3回目のデートを迎えても相手を好きかわからない理由
相手を好きかわからないときは、「ハッキリと恋愛感情を感じられない」「いい人だけどドキドキしない」とモヤモヤしていることも。
ここでは、3回目のデートを迎えても相手のことが好きかわからないときに考えられる理由をみていきましょう。
相手のことをよく知らないから
マッチングアプリや婚活などの出会いの場で知り合って間もない関係の場合は、相手の内面をよく知らないために「好きかわからない」「付き合うか判断ができない」と悩みやすいもの。
「知らない相手のことは好きになれない」「安心して付き合えない」と感じるのは自然なことです。3回目のデートにとらわれず、時間をかけてお互いを知り、信頼関係を築いていきましょう。
相手に対してドキドキしないから
相手に対して心がときめかないと、「恋愛感情ではない気がする」「いい人だけどドキドキしない」と不安になることもあるでしょう。
特に、ドラマやマンガのようなロマンチックな展開を理想としている人は、「ものたりない」「恋愛はもっと刺激的なもの」と不満に感じてしまうかもしれません。
友達感覚が抜けないから
学校や職場の仲間などの気心の知れた相手の場合は、友達感覚や家族のような感覚が抜けないことも考えられます。
相手の好意に対して「友達だと思っていたのに」と戸惑ったり、「付き合って今の関係を壊したくないな」とためらったりして、なかなか前に進めないこともあるでしょう。
相手との温度差を感じるから
付き合う前のデートでは、相手の一方的な好意を感じると気後れしてしまうことも。
「私の外見しか見ていないのでは?」と不信感をもったり、「相手の期待に応えられなくて申し訳ない」と罪悪感を抱くこともあるでしょう。
男性は女性よりも出会ったばかりの時期に気持ちが盛り上がりやすい傾向があるため、マッチングアプリや婚活などの出会いの場では温度差が生まれてしまうケースも少なくないようです。
相手と付き合う自信がないから
自分に自信がないときや過去にトラウマがある場合は、「私を好きになってくれるなんて理解できない」と相手を信じられなくなったり、「気持ち悪い」と嫌悪感を抱いたりしてしまうこともあります。
交際そのものに不安があるときは、過去の自分の痛みに寄り添い「私を傷つけてきた人と目の前の男性は別人」と発想を転換すると、相手への不安や嫌悪感が和らぐかもしれません。
3回目のデートで好きかわからないときの判断ポイント
3回目のデートを控えて、「そろそろ告白されそうだけど、付き合う決心がつかない」「相手のことが好きとはハッキリ言えない」とモヤモヤしている人もいるでしょう。
ここでは、相手への好意に迷うときにチェックしたい判断ポイントを紹介するので、ぜひ自分自身に問いかけてみてくださいね。
- アプローチされてイヤな気持ちがあるか
- 沈黙の場面も心地よいか
- 小さな欠点やミスが気になるか
- 価値観の違いを受け入れられるか
アプローチされてイヤな気持ちがあるか
まずは相手からの好意に対して、あなた自身が嫌悪感がもっているかを確認してみましょう。
「イヤだな」「気持ち悪いな」とネガティブな気持ちが強いなら、無理に付き合う必要はありません。しかし、「イヤではないな」「今はまだ判断できないな」と少しでも前向きになれるなら、今後気持ちが変わる可能性があります。
沈黙の場面も心地よいか
相手に対してドキドキしない場合でも、会話で沈黙が生まれたときに気を遣わずにいられるなら、精神的にリラックスできる信頼関係を築けている証拠。
安心できる関係は、長い時間一緒に過ごしたり同棲したりするうえで重要なポイントです。あなたが結婚相手を探しているなら、心を許せる相手はパートナーとして相性がよいでしょう。
小さな欠点やミスが気になるか
あなたが相手に嫌悪感をもっていると、相手の小さな欠点やミスが見えたときにイライラしてしまうこともあるかもしれません。
一方で、相手のミスや苦手分野に対して「そういうこともあるよね」「ここは自分がフォローしよう」と手を差し伸べたくなるなら、対等にサポートし合えるパートナーになれる可能性が高いでしょう。
価値観の違いを受け入れられるか
長続きする恋愛や結婚を考えているなら、ふたりの価値観の違いを感じたときの自分の気持ち・対応も確認してみましょう。
いざ付き合ったり同棲を始めたりするとなると、お互いの考え方や生活習慣の違いがみえてくる場面もあります。付き合う前の時点で、あなたが「○○する人はどうしても許せない」「相手のことを信頼できない」とネガティブに感じるなら、交際を続けるのは難しいでしょう。
一方で、「気になるところを伝えると直してくれる」「自分と正反対でおもしろいかも」と違いもポジティブに考えられる相手であれば、パートナーとして相性がよいかもしれません。
3回目のデートで好きかわからないときにやること
3回目のデートで相手が好きかを判断できないときには、以下4つのことも実践してみましょう。
- 過去の恋人や恋愛傾向を振り返る
- 「なぜ自分は相手と会っているか」を考える
- 共通の友達・知人の声も聞いてみる
- ほかの男性にも会ってみる
過去の恋人や恋愛傾向を振り返る
相手のことが好きかわからないときは、自分自身の恋愛経験を振り返ってみる方法もあります。
「元彼に浮気されたトラウマがあるけれど、この人は大切にしてくれそう」「こういうタイプの男性なら自分も素でいられるかも」など、過去のトラウマや不安を改善できるなら良好な関係を築ける可能性が高いでしょう。
また、「私は恋愛感情を抱くまでに時間がかかるタイプ」「相手が諦めたころに気になりだしたことがある」などの傾向があれば、参考にしてみましょう。
「なぜ自分は相手と会っているか」を考える
「私はなぜ、彼のことが好きかわからないのに会っているんだろう」と自問自答してみましょう。自分の気持ちに正解・不正解はないので、正直に答えてみてくださいね。
「一緒にいて楽しいから」「おもしろい人だから」などの相手への興味関心が理由がなら、今後恋愛感情が芽生える可能性は十分にあります。
一方で、「追いかけられると承認欲求が満たされるから」「食事をごちそうしてくれるから」などの自分本位な理由が強い場合は、対等なパートナーになるのは難しいかもしれません。
共通の友達・知人の声も聞いてみる
自分の気持ちを整理したいときは、第三者に相談してみるのもおすすめです。
自分では気づかなくても、周囲から「それは恋愛感情じゃない?」「相手にはこうやって伝えてみたら?」と前向きなアドバイスがもらえるかもしれません。
また、共通の友達や同僚、知人から話を聞けば、相手の意外な一面を知るきっかけになるでしょう。
ほかの男性にも会ってみる
付き合う前に「本当にこの人でよいのかな」「もっといい人がいるのでは」と迷うときは、ほかの男性と会う方法もあります。
「やっぱり彼といるときのほうが落ち着く」「ほかの男性と比べて彼のよいところがわかった」と確信できると、自分自身の納得につながるでしょう。
3回目デートで告白された!付き合うか迷うときの判断基準
いざ3回目のデートで相手に告白されたけれど、「相手のことが好きかわからない」「心の底から好きと言えない」と悩んでしまうときもあるはず。
ここでは、告白された相手と付き合うか迷ったときにチェックしたいポイントを紹介します。
自分がどんな恋愛を望んでいるか
相手と付き合うか悩むときは、「今の自分は恋人とどのような関係を築きたいのか」を考えてみると判断しやすくなります。
例えば、心から燃え上がるような恋愛がしたいなら、ドキドキしない相手と付き合っても「物足りない」「つまらない」と感じてしまうでしょう。
また、結婚を視野に入れてパートナーを探しているなら、「人として信じられるか」や「自分の味方でいてくれるか」を重視してゆっくり関係を築いていく付き合い方もあります。
LINEが来ると温かい気持ちになるか
自分の気持ちを知りたいときは、相手からLINEが届いた瞬間に湧いてくる感情にも注目してみましょう。
気持ちがほっこりしたり、連絡を待ち遠しいと思えたりするなら、相手との関係を前向きに捉えている可能性が高いでしょう。
一方で、「返信するのがめんどくさいな」「早く終わらせたいな」とネガティブな気持ちになるなら、今後恋愛に発展するのは難しいかもしれません。
相手が困っていたら助けたいか
相手が困っているときや悩んでいるときに、 「励ましたい」「自分にできることがあれば力になりたい」と手を差し伸べたくなるかも判断ポイントになります。
恋人同士になると、お互いに助け合うことで信頼関係が芽生え、ふたりの関係のステップにつながるもの。
自分が相手の好意を受け取るだけでなく、あなたからも「相手を喜ばせたい」「笑顔になってほしい」と思えるなら、前向きな関係を築けるはずです。
相手とのスキンシップを想像できるか
彼への感情が友情か恋愛感情かを確かめるには、相手とのスキンシップをイメージできるかも物差しになります。
想像だけで判断できないときは、デート中のアクシデントで手が触れたときに嫌悪感がないかを確かめてもよいですね。
「不思議とイヤではないかも」「私の気持ちを尊重してくれそう」と確信できるなら、安心して付き合える可能性が高いでしょう。
ほかの女性と一緒にいたらどう感じるか
男性がほかの女性と一緒にいる場面で感じる自分の気持ちを想像すると、本音に気づけることがあります。
「あの女性はどんな関係の人なんだろう?」「なんとなくモヤモヤするな」と複雑な気持ちが湧いてくるなら、相手のことが気になり始めている可能性も。
一方で、「特になにも思わない」「ほかの女性が好きなら心から応援したい」と思うなら、恋愛感情ではなく友情の可能性が高いでしょう。
好きかわからない相手と距離感を保つコミュニケーションのポイント
相手のことが好きかわからないときは、コミュニケーションの姿勢や意思表示に気を配ると、自分の気持ちを確信できたり、「早く答えを出さなきゃ」という焦りから解放されたりします。
最後に、自分も相手も安心して心地よい距離感を保てる伝え方のポイントをみていきましょう。
自分の感情に素直でいる
自分自身の気持ちを確かめるには、自分にも相手にも噓をつかない姿勢が大切です。
自分の感情を抑えて「相手の期待に応えなきゃ」と気を遣ったり「別に好きじゃないけど」と強がったりすると、自分でも本音に気づけなくなってしまいます。
相手といるときに湧いてくる自分自身の感情に意識を向けてみると、「自分はどうしたいか」「相手とどんな関係でいたいか」がみえてくるはず。
また、相手の好意や思いやりを素直に受け取るうちにポジティブな気持ちが湧き、いつか恋愛感情に変わる可能性もあります。
「少しずつ仲よくなりたい」と正直に伝える
男性側もあなたの気持ちがわからないと、「脈なしのようだから諦めよう」と気持ちが離れることがあるかもしれません。
相手との温度差に戸惑うときは、「まだ気持ちが追い付かないけれど、あなたと会うのは楽しいよ」「正直、まだ好きかどうかはわからない。友達からでもいいかな?」のように自分の今の気持ちを伝えてみましょう。
相手があなたのことを大切に思っているなら、男性自身の気持ちを押し付けるだけでなく、あなたの気持ちにもしっかり寄り添ってくれるでしょう。
相手との会話を深掘りする
相手の性格や価値観をさらに知りたいときは、「○○くんはなぜそう思ったの?」「私はこう思うけれど、○○さんはどう思う?」のように、一歩掘り下げた質問を投げかけてみましょう。
相手の人となりや経験がわかると、相性のよさを感じたり自分との違いに興味をもったりする可能性もあります。
不安なことを質問してみる
相手と付き合うにあたって不安なことや迷っていることがあれば、本人に直接質問してみましょう。
特に、マッチングアプリや婚活などで知り合ったばかりの相手には、既婚者ではないかや結婚願望の有無は確認しておきたいもの。
好きな人には聞きにくい質問も、恋愛感情が深まっていないうちのほうがかえって聞きやすいことも。不安を解消できれば、今後のステップアップのきっかけにつながるかもしれません。
自分の気持ちがハッキリわかるまで会い続けるのもあり
3回以上デートを重ねても自分の気持ちがわからないときは、付き合いたいかどうか決意できるまで会い続けるのもひとつの方法です。
一般的には「3回目のデートで付き合うカップルが多い」といわれることもありますが、交際をスタートするにはお互いが納得していることがなによりも大切です。
付き合うまでの会う回数にこだわりすぎず、長時間のお出かけや会話を重ねてお互いを深く知るうちに、今は揺れている気持ちが確信に変わる日が来るでしょう。
3回目のデートで好きかわからないなら自分の本音を探ってみよう!
3回目のデートを迎えても、相手のことが好きかわからないと悩むことはあるもの。特に、マッチングアプリや婚活などで出会ったばかりの相手に熱烈にアプローチされると、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、過去の経験や現在の希望を意識しながら、相手とのコミュニケーションで感じる自分の気持ちと向き合ってみましょう。あなた自身がどうしたいのか、自分の本音に気づき、納得できる選択ができることを願っています。
(ファンファン福岡公式ライター / Satoko)