ふわふわのコッペパンが評判の「ふわこっぺ福岡野間店」(福岡市南区)。注文してから揚げてくれるという「揚げパンが特においしい」とか。中でも人気という「あげこっぺホイップ」を目指して行ってきました! ※表示価格は税込み。
おかずこっぺ、おやつこっぺ、あげこっぺが25種類以上!
コッペパン専門店「ふわこっぺ」は神戸市生まれのフランチャイズ。2022年5月に九州1号店として福岡野間店がオープンしました。南区の大池通り沿いの水色テント看板が目印です。「焼きたて!揚げたて!作りたて!」がモットーの同店には、SNSを見て遠方から来るお客さんも多いそうです。
店頭にあるメニューには、色とりどりのコッペパンがずらり。おかず系の「おかずこっぺ」、スイーツ系の「おやつこっぺ」、揚げパン系の「あげこっぺ」の大きく3つのカテゴリーに分かれています。季節メニューなども含めると常時25種類以上が注文できます。
同店で人気が高いのは、素朴な味わいが魅力の揚げパンです。注文が入ってから揚げる「あげこっぺ」は、きなこ、砂糖、シナモンの3種類。揚げたてアツアツが1個180円でいただけるというから驚きです。
「ふわふわ、アツアツ、ひんやり」の食感が楽しい
「あげこっぺにホイップクリームやあんこも入れられますよ」とオーナーの髙橋香菜さん。あんこも気になりましたが、ここは初志貫徹。一番人気の組み合わせ「あげこっぺホイップ」(250円)を注文しました。
「ふわふわ」にこだわって水分量の黄金比率を守っているというコッペパンは毎日店内で焼き上げるそう。この“すこっぺ”を180度の油に投入し、両面を素早く揚げていきます。
約20秒ですこっぺを油から引き上げ、砂糖が入ったタッパーにイン。砂糖をしっかりまとわせると、あっという間に揚げたての「あげこっぺ」。このままでももちろんおいしいのですが、手早くナイフで背割りして…。
余談ですが、西日本ではパンの上から切り込みを入れる「背割り」、東日本では切れ目を横から入れる「腹割り」が主流とか。
背割りしたあげこっぺに甘さ控え目のホイップクリームをたっぷり絞り込むと「あげこっぺホイップ」の完成です。注文してから約1分でアツアツが提供されました。外はカリッと、中はふわふわ。ひんやりしたクリームが口の中でとろけます。このスピード感と揚げたてをいただける満足感、“アツヒヤ”食感の楽しさにノックアウトです!
ホイップクリームのほかにサンドできるのは、マスカルポーネ、つぶあん、チョコホイップの3種類。何味のあげこっぺにどれを挟むか、考えるのも楽しいですね♪ どの組み合わせも1個250円です。
クリスマスにぴったり。華やかな限定BOXも登場
おかず系からスイーツ系まで、種類豊富な具材をサンドできる楽しさもあってリピーターが多い同店。取材中もオーダーが引っ切りなしで髙橋さんは大忙しです。
近所の常連さんは「見た目がおしゃれなのにお手ごろ価格。手土産として重宝しています。個包装で運転中にもパクッと食べられるから、喜ばれています。今日は7個注文しましたよ」と笑顔。
「クリスマスに向けて12月はチキンをメインにしたメニューもご用意しています。華やかなクリスマスBOXも販売しているので、インスタグラムをチェックしてみてくださいね」と髙橋さん。これから登場する季節限定メニューも楽しみです。
ふわこっぺ福岡野間店
住所 福岡市南区野間3-6-1
電話 092-233-5604