ファンファン福岡編集部が2024年に取材をした店舗をまとめて紹介する本企画。今回は福岡市内にある絶品ラーメン屋3店舗を紹介します。
※本記事は2024年に取材させて頂いた店舗のまとめ記事です。情報は取材時のものなので最新情報は、各店舗へ確認してください。
博多豚骨醤油ラーメン 初代ZERO式
店の目玉は、毎日継ぎ足して炊き上げる「呼び戻し製法」による濃厚なスープと「博多製麺処」謹製のラー麦を使った特注の麺。 店主の田中拓馬さんは「ラーメンスタジアム」をはじめとする福岡市内のラーメン店で15年以上の修業を積んだ後に独立し、開業しました。
注目を集めるのは数量限定の「魚介豚骨つけ麺」です。とろみのついた濃厚なスープにもっちりとした食感の太麺がよく絡み、一体感のあるうまみを楽しめます。
人気のサイドメニュー「チャーシュー丼」を加えればボリュームも満点です。店の看板「博多豚骨醤油ラーメン」のお供には「ライス」をぜひ。九州産の濃口醤油が効いた、キレのいいスープが白飯にとてもよく合います。
博多豚骨醤油ラーメン 初代ZERO式(しょだいぜろしき)
住所 福岡市博多区千代3-46-2
電話 080-4313-0049
営業 11:00〜15:00、17:00〜21:00
※日曜のみ11:00〜15:00
月曜休
※2024年9月6日号掲載
らーめん ゆきみ家
店主の島崎幸隆さんは、前身の居酒屋経営時代に独学でラーメンを研究。味への自信を深め、ラーメン店へとかじを切りました。
スープのベースは、豚骨と鶏がらを煮たぎらせないように煮込んだ“肉系清湯(チンタン)”。「醤油ラーメン」には、糸島産をはじめとした3種類のブレンド醤油、「塩ラーメン」には対馬産自然海塩の塩ダレを合わせ、共に魚介系乾物のうまみと鶏油のまろやかさも加えています。
「さっぱりとした淡麗(たんれい)系だけでなく、たっぷりの背脂を加えてこってり味でも楽しめるように。『坦々麺』、『からかーめん』もメニューに加え、何度訪れても飽きがこないよう工夫しています」と島崎さん。
サイドメニューは「ポークカレーライス」(ミニも有)がイチ推し。ラーメンのスープで煮込み、豚ひき肉や刻みチャーシューも加えたカレーは専門店顔負けのうまさです。
らーめん ゆきみ家(や)
住所 福岡市城南区梅林4-3-8
電話 092-871-4020
営業 11:00〜15:00(L.O.14:30)
金・土・日曜、祝日は夜営業18:00〜21:00(L.O.)もあり
不定休
※2024年9月20日号掲載
博多ラーメン 駒や 箱崎店
「愛すべき豚骨臭をあえて際立たせた昭和のラーメンです。私自身が幼少期に親しんだ古き良き博多ラーメンの味わいを我流で再現しました」と、東区で生まれ育った店主の倉田承司さんは話します。
看板メニューは「ワンタンメン」とラーメンダレで味付けされた「焼き飯」。ファンからは敬意を込めて“くさうま”と称される一杯は、塩気も利いた濃厚な味わいです。
麺をすするごとに芳しい豚骨フレーバーが鼻を抜け、焼き飯と共にスープを口に含むと、うまみが口中でやさしく広がります。
博多ラーメン 駒(こま)や 箱崎店
住所 福岡市東区箱崎1-27-8
電話 080-9652-7531
営業 22:00〜27:00(L.O.26:30)
日曜休
※2024年10月4日号掲載