8000年の歴史を持つオレンジワイン【ワイン夜話 Vol.6】

 このコーナーでは、ワインバー・ラタフィア(福岡市中央区)のオーナーソムリエであり、日本ソムリエ協会福岡支部 支部長の吉村智美さんに聞いた、ワインに関する夜話をお届けします。今回のテーマは「8000年の歴史を持つオレンジワイン」です。

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ジョージアで造られる世界中で注目されているオレンジワイン

 ジョージアで造られるオレンジワインの原料は白ブドウで、「クヴェヴリ」と呼ばれる素焼きの甕(かめ)にブドウを茎ごと入れて、発酵させます。

6カ月間、ブドウの茎と皮を一緒に入れることによって、ワインにオレンジの色素が付きます。

 この伝統的なワイン造りは、2013年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

 熟成した白ワインのようで、アプリコットや桃、ナッツの香りを感じ、厚みがある味わいです。余韻に心地よいタンニン(渋味)を感じます。

 ジョージアの郷土料理、白チーズたっぷりのピザの原型のような「ハチャプリ」や大きな小籠包(ショーロンポー)「ヒンカリ」との相性がとても良いです。

 昨今、日本、イタリア、フランスでもオレンジワインが造られており、世界中で注目されているワインです。

ソムリエ プロフィール

吉村 智美
ワインバー・ラタフィア オーナーソムリエ 日本ソムリエ協会福岡支部 支部長 アンスティチュ・フランセ九州 ワイン講師

ラタフィア

住所 福岡市中央区薬院2-4-39 1階
電話 092-732-9702
営業 19:00~24:00 火曜休

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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