クリスマスにもらえるサンタさんからのプレゼント。わが家の長女、次女、双子の三女四女の四姉妹達へのプレゼントも到着済。でもいったいどこに隠しておけばいいのか、毎回頭を悩ませます…。
今年のプレゼントのお願いは
子ども達が楽しみにしているクリスマス。何をサンタさんにお願いしようかな、と子ども達もみんなで楽しそうに話しています。私も気にしてない風をよそおい、こっそりと情報収集。
「今年は〇〇が欲しいなぁ」
「私はゲームのソフトが良い」
「やっぱり作る系の物!!」
「外で遊べる物がいいんだけど…」
何度も変わる希望の品に頭の中で(もうコレって決めてちょうだいよ~)なんて思いながらも微笑ましく聞いています。
そんな時、双子が顔をよせあって
「サンタさんって本当にいるのかなぁ…」
「う~ん、いるのかな…」と話しているのが聞こえました。
サンタさんの正体…?
どうやら『サンタさんはお父さん達だよ』と言うお友達がいるらしく、双子はちょっと困惑気味。
「サンタさんってお父さん達なの…?」と聞かれた私は何と答えればいいのか迷ってしまいました。
世界中の子ども達にひと晩でプレゼントを配ってしまう魔法使いのような存在を、まだまだ信じていて欲しいのです。
「サンタさんも忙しいから、お母さん達にお手伝いをお願いする事があるかもね」と存在そのものを否定する言い方を避けました。娘たちは少し疑っていましたが、ほっとした様子。
プレゼントを大捜索
かたやサンタさんの存在を信じていない長女と次女の2人は、
「お母さん、プレゼントって何を買ったの?」
「え~? サンタさんにお願いしたんでしょ」と私が言うと、
「どこかにきっと隠してあるんだよ。お姉ちゃん、探そうよ」と、家中を探し回ります。
2人はクローゼットを開けたり、タンスの中をひっかきまわしたり、ついにはしまってある布団の隙間に手をいれるまでの念の入れよう。プレゼントが見つかったら大変! と思った私はいっそう焦りました。
隠した場所は
今までサンタさんからのプレゼントを隠してきた場所は、娘達が探していたクローゼットの中でした。でも、成長した子ども達に見つかりにくい、もっと安全な隠し場所が必要なようです。
車のトランクの中や、食器棚の奥、本棚の本のうしろ、など色々考えてみましたが、どこも子ども達が普段から見る機会の多い場所。見つかる危険性は高そうです。
そんな私が隠した場所は… 『プリンター(本体)が入っていた箱の中』でした。
固くてしっかりしているし大きさもそこそこあります。長女や三女、四女のプレゼントはゲームソフトやお人形のお世話セットなど割と小さなものだったので簡単に箱の中に入りました。難関だったのは次女のバトミントンセット。斜めに入れて何とか箱の中に納まりました。
普段から書斎に置きっぱなしになっているその箱は、子ども達の興味を引かず、手を触れることもありません。段ボールと違ってプリンターが入っていると錯覚したのでしょうか。まさかここには置かないよね、と箱自体を隠さなかったのが良かったのかもしれません。
「灯台下暗し、って事かな」私は心の中でしめしめとニンマリ顔。意外な程、子ども達の気を引かない安全な隠し場所でした。当日プレゼントはちゃんと子ども達の枕元に置かれ、
「サンタさん、ありがとう」と満面の笑みの双子と、少しだけ悔しそうな姉2人からお礼も聞く事ができました。
(ファンファン福岡公式ライター/ハギワラヤヨイ)