義実家への帰省は短くしたい! 腹黒い私の秘策とは…

 今年のお正月、皆さんはどう過ごしましたか? 義実家への帰省で疲れた人も多いのでは。「結婚したら夫の実家に帰省するのが当たり前」という風潮。夫にとっては慣れ親しんだ家への帰省ですが、私にとっては苦痛以外の何物でもありません。少しでも帰省日数を減らしたい、私の腹黒い考えを暴露します。

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結婚当初はお客様扱いだったのに…

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 結婚当初は、お盆や正月にお互いの両親に会いに行っていました。私の実家は車で4時間、夫の実家は2時間かかります。でも私の両親は連休でもバリバリ働くタイプ。帰省を待ち望んではおらず、いつからか夫の実家のみに絞られるようになりました。

 最初は、お嫁さんになった初々しさからか
 「あなたは座っていて」と、お客様扱いでした 。1泊が定番で、義両親とショッピングや外食を楽しむことも。育ってきた環境が違うため、戸惑いはありましたが「いずれ慣れるだろう」と思っていました。義両親も優しく、年に2〜3回の帰省なら負担を感じませんでした。

子どもが産まれたら激変! 義実家の家政婦へ

 しかしそれも結婚当初だけ。子どもが産まれてから、孫のあまりの可愛さに義両親は激変!
 「1泊なんてせわしない! こちらにも都合があるのだから… せめて4泊はして欲しいわ」と言い始めたのです。 

 「初孫だから長く一緒にいたいのかな。そこまで不満もないし大丈夫かな」と、了承したのが間違いでした。お客さん扱いは終了し、帰省してすぐに食材の買い出しや仕込みを命じられ… 見事に嫁としての務めを果たすことになったのです。  

 次第に
 「子どもは見ておくから」と、掃除や洗濯まですることに。夫は地元の友人と飲みに出かけたり、義両親に普段の仕事を労ってもらったりしてご満悦。私は気疲れで休みが終わるとグッタリです。
 家に帰れば4泊分の荷物の整理や掃除で、とんでもない負担でした。4泊の帰省に1年で懲りた私は、日数を減らそうと計画することに。

 しかし、仕事を言い訳には断れません。夫に相談しても
 「子どもを見てもらえて、ゆっくりできるし良いんじゃない?」と的外れな返答。普段はとても良き夫ですし、両親の悪口を言われたら良い気もしないだろうと考え、責めることは止めました。
 それでも絶対に連泊なんてしたくないと思った私は、帰省日数を減らすためにさまざまな作戦を決行したのです。

腹黒い私の秘策!

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 まず企んだのは、夫と共通の友人との飲み会です。私が率先してスケジュールを調整して、あえて連休の真ん中に飲み会を設定! 夫は飲み会を優先するため、義実家には
 「こっちで用事があって… 帰省はそれが終わってからだから2泊になるよ」と連絡します。夫からの連絡であれば角が立ちません。

 そこですかさず私は
 「今回はゆっくりできなくて残念ですぅ」と連絡。我ながら良い嫁です。
 その他にも、子どもの好きなキャラクターショーの予約や、子ども同士の付き合いを入れて何とか1~2泊に抑えられるよう調整しています。

 もちろん
 「お義母さんに黒豆のレシピ教えてもらいたかった…」
 「どうしても子どもが参加したいみたいで」と、私自身の意見ではないことを強調するのを忘れません。すると義両親は
 「夫や子どもがしたいことなら仕方がない」と納得してくれます。

 今年のお正月はコロナ禍ということもあり、「万が一を考えて外で会う&日帰りで」と提案。
 「早くゆっくり会いたいです~」と一言添えながら…。新型コロナウイルスが終息しても、なんとか帰省日数だけは調整しようと思っている私でした。

(ファンファン福岡公式ライター/山本a)

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