娘の初節句で義母が大暴走! ひな人形選びで私が犯したミス

 ひな人形を飾る季節になると、思い出すことがあります。解決したはずの今でも、思い出して少しもやもやしてしまう…。娘のひな人形選び。その時に起こった驚きの出来事とは?

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ひな人形選び、私が犯した最大のミス

 娘が産まれてまだ間もない頃のことです。初節句を迎えるにあたり、遠方に住む私の両親が
 「私たちは一緒に選びに行けないから、これであなたが気に入ったひな人形を買いなさい」と費用を用立ててくれました。

 そこからネットで検索したりカタログを取り寄せたりして、私はひな人形を選ぶことをとても楽しみにしていました。とは言え私も夫もひな人形には詳しくなく、良い物を選ぶ自信がありません。そこで近距離別居の義母に同行してもらう事に。しかし、これが私の犯した最大のミスで、悲劇の始まりだったのです…。

義母の大暴走が始まる!

写真AC

 事前にリサーチしていた人形店に出向くと、すぐに店主と思しき男性が私たちの傍に付きました。
 「まずは店内を何周か見て回ってみて。見ているうちに目に留まるものがいくつか出てくると思うから」とアドバイスをもらい、私は娘を抱っこしながら夫と共に店内にあるひな人形を見て回りました。
 しかし店主は、義母にばかり話しかけています。どうやら店主は、義母をスポンサーだと認識したようです!

 私は張り切ってリサーチしていたので、「親王と三人官女がセットになった2段飾りが欲しい」というイメージがハッキリと固まっていました。
 しかし店主と義母の間で、あれよあれよという間に話が進んでいき、いつの間にか「平置きの親王飾りのみ」という話でまとまってしまっていたのです。そして義母は親王飾りも
 「これがいいわ、ね?」と自分が気に入ったものに決めてしまいました。

 私は
 「三人官女もセットで欲しい」と何度も訴えましたが、義母と店主はことごとく却下。
 「どうしても欲しかったら来年また追加で買ったらいい」とまで言われました。そしてそのまま、義母が選んだひな人形で購入手続きが進んでいったのです…。

 そもそも私の両親からの贈り物で、私に選ぶのを託してくれたものなのに。私も娘のためにひな人形を選ぶのをとても楽しみにしていたのに…。なぜ私の希望がひとつも入っていないひな人形を買わなくてはいけないんだろう。

 私の気持ちだけでなく、両親の気持ちまでが義母に踏みにじられたような気分です。楽しみにしていたはずなのに、悔しさと悲しさでいっぱいになりました。

夫を説得し、解決したものの…

写真AC

 人形店から帰宅しても、悔しさは晴れませんでした。そしてどうしても気持ちが抑えられなくなり、夫に泣きながら思いの丈をぶつけました。

 話を聞いた夫は
 「そんなに思い入れがあるなんて知らなかった。僕の母がごめん」と謝ってくれて、自分たちだけで選びなおしに行こうと提案してくれました。義母には夫からやんわりと伝えてもらいましたが、機嫌を大きく損ねることはなかったようで一安心。

 人形店にはすぐに事情を説明する連絡を入れて、後日夫と娘と3人で再び足を運びました。「全く別のお人形を選んでしまいたい」という気持ちもありましたが、親王飾りは義母が決めたものが確かに素敵だったのでそのままに。そしてそれに合う三人官女と段飾りを追加で選び、納得のいく形にすることができました。

 義母の顔も立てつつ自分の理想に近いものを揃える事ができたので、あの時思い切って夫に相談して本当に良かったと思っています。
 本当に素敵なひな人形ですが、毎年飾るたびにこの出来事がよみがえり、少々苦い思い出の残るものになってしまったことが残念でなりません。

(ファンファン福岡公式ライター/はる)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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