保育士試験の受験者に受験した理由は何か、保育士資格を取ってよかったことについて聞いてみました! 今後、保育士の資格取得を目指している人、試験の受験を控えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
アンケート概要と回答者
情報:資格取得に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日〜19日(14日間)
人数(男性・女性):20代〜60代の男女265人(男性82人、女性183人)
※人数比は以下を参照
今回、回答した保育士試験の受験経験者数は12人
保育士試験の受験者
保育士試験の受験者の年齢
保育士とは
種類
保育士試験
地域限定保育士試験(一部地域のみ)
年間試験回数
年2回(筆記2日・実技1日)
保育士の試験は「保育士試験」と「地域限定保育士試験」の2種類
保育士の試験は「保育士試験」と「地域限定保育士試験」の2種類が実施されており、「保育士試験」は前期・後期の年2回実施されます。「地域限定保育士試験」は基本的に内容が「保育士試験」と同じ。さらに、「地域限定保育士試験」で合格した科目は通常の「保育士試験」でも合格扱いとなります。また、登録後3年間経過すると「保育士試験」と同様に全国で保育士として働けるようになります。
保育士試験を受けたきっかけは?
保育士試験を受けるきっかけは何だったのでしょうか? 同じような境遇の人はぜひ参考にしてみてください。
- 「子どもの頃からの夢だったので」(30代女性)
- 「育児のため専業主婦をしているが、働きたくなった時にすぐに働けるように資格を取っておこうと思ったため」(30代女性)
- 「全国どこでも、比較的年齢が高くても未経験でも働ける可能性があると思ったため」(30代女性)
- 「全国どこに行っても通用する国家資格だから」(30代女性)
- 「もともと保育補助として働いていたので正社員になりたくて取った」(30代女性)
夢の実現と全国どこでも使える資格
保育士は全国でニーズのある仕事。引っ越しによって働く場所を変える場合や、夫の失業などにより働き始める必要が生じたときの備えとして受けている人が多い印象です。子どもの頃からの夢として保育士試験を受けたという声もありました。
保育士の試験を受けてよかったことは?
保育士の試験を受験した結果として、よかったことを答えてもらいました。
- 「取った資格を利用して、転職することができました。勉強したことが子育てにも役立っています」(30代女性)
- 「まだ仕事についたわけではないが、今後について考えるときに、いつでも働けるという気持ちの余裕ができた」(30代女性)
- 「就職相談の窓口でも保育士の求人はある方だと言われたこと。実際に希望する条件での求人も少なくなかったこと」(30代女性)
- 「コロナの中でも求人が多数あり主人の仕事がなくなっても働けたので助かった」(30代女性)
- 「発達の過程や栄養などの知識が身に付き、気を付けながら子育てすることができていると思う」(40代女性)
働き始めやすく育児にも役立つ
保育士試験を受けて良かったこととして、働き始めやすかったという声が多い印象。また、育児にも役立ったという声も多かったです。さらに、比較的年齢が上でも、それはむしろ育児に慣れているというアピールもできるため、復職もしやすいというメリットもありました。
まとめ
今回は保育士試験に関してアンケートを実施。全国でも通用する資格が欲しい、不慮の事態でも働き始めやすいという理由で受験する人が多い印象でした。メリットとしては育児にも役立つという声が多かったです。今後保育士試験の受験を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。