アパートから戸建てに転居する事になり、準備を進めていたわが家。ぬかりなく諸々の手配をすませていたと思っていたのですが、そこには大きな落とし穴が潜んでいました。引っ越し後、しばらくテレビを見る事ができなかったのです。テレビはコンセントに挿して電源を入れれば見られると思っていた私。そんな私を待ち受けていた落とし穴とは?
引っ越し直前に知った衝撃の事実
わが家は結婚4年目に、注文住宅で自宅を建て始めました。1歳の娘を保育園に預け、正社員として働きながら引っ越し準備に追われる毎日。自宅が完成に近づいたある日の事です。工務店の担当者から唐突に
「テレビの視聴方法は決まりましたか?」と言われました。コンセントを挿して電源を入れるだけだと思っていた私は、頭の中が「???」となりました。
テレビの視聴には手続きと工事が必要
私はそこで初めて、テレビを視聴するためには電波を受信する必要がある事。またそれにはいくつかの方法があって、どの方法を選択しても手続きと工事が必要だという事を知ったのです。調べてみて分かったのですが、テレビを視聴するためには
・アンテナを立てて電波を受信する
・ケーブルテレビに加入する
・光回線のテレビサービスに加入する
などの選択肢があることが分かりました。
わが家ではインターネット回線を引く必要もあったため、光回線を引いて、その会社のテレビサービスに加入する事にしました。
工事に空きがない!?
私の住んでいる地域で契約できる、テレビサービスを伴うプロバイダは3社ほど。料金などの比較検討をしてすぐに契約先を決める事ができました。事務手続きはネットで簡単にできたのですが、肝心の工事日に全然空きがありません!
1番近い日にちでも、引っ越しから1カ月近く先の日程になってしまうことが判明したのは、引っ越しまで1カ月を切った頃の出来事でした。
仕方なく1番近い日にちで工事をしてもらう事にしましたが、ほぼ毎日ワンオペのわが家では、テレビは必須アイテム。夕飯の支度中などは当時1歳半の娘にテレビを見ながら待ってもらっていたので、テレビ無しの生活に不安がよぎります…。
引っ越し後は予定通り(?)テレビの見られない日々が続きました。工事をしないとインターネットにも繋がらないためYou Tubeも見られません。しかしレコーダーに録画した番組なら見ることができたので、工事が引越しに間に合わないと分かってから、ひたすら録りためた子ども向け番組の録画を流して乗り切りました。幸いにも娘は好きな番組が決まっていたので、何度も同じ番組を見て楽しんでくれたので助かりました。
その後は無事に、工事が完了し回線が開通。リアルタイムでテレビが見られる喜びを家族全員でかみしめました。
初めての引っ越しは知らない事がたくさん
テレビの視聴方法に関する手配もそうでしたが、自分たちで色々調べて準備を進めていたと思っていたものの、実際には抜けていたという事がいくつかありました。自宅の建設が決まった時点で早めに「引っ越しの際に必要な手配リスト」をネットで検索するなどしてしっかりと確認しておけばよかったと深く反省した出来事でした。
(ファンファン福岡公式ライター / はる)