危険物取扱者試験の受験経験者に聞いてみた! 受験理由と危険物取扱者のメリットとは?

危険物取扱者試験の受験者に受験した理由は何か、危険物取扱者の資格を取ってよかったことについて聞いてみました! 今後、危険物取扱者の資格取得を目指している人、試験の受験を控えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

アンケート概要と回答者

情報:資格取得に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日〜19日(14日間)
人数(男性・女性):20代〜60代の男女265人(男性82人、女性183人)
※人数比は以下を参照
今回、回答した危険物取扱者試験の受験経験者数は8人

危険物取扱者の受験者

出典:イエゴト調査隊

危険物取扱者の受験者の年齢

出典:イエゴト調査隊

危険物取扱者とは

種類
甲種危険物取扱者
乙種危険物取扱者
丙種危険物取扱者

年間試験回数
前期・後期2シーズンで実施
※各シーズンごとの実施回数は各自治体によって異なる

危険物取扱者の種類は?

危険物取扱者の資格には甲種・乙種・丙種の3種類があり、試験回数は例年前期と後期の2回設けられています。なかでも甲種は資格取得に関してのハードルが高く、他の2種類が誰でも受けられるのに対して、甲種には受験に対する条件があります。

甲種危険物取扱者は全ての種類の危険物を扱えるが受験資格が設けられている

甲種は危険物取扱者が扱える危険物の全てに関して取り扱いと定期点検、保安の監督が可能です。また、甲種危険物取扱者が立ち会うことで、資格を保有していない人でも危険物を扱うことができます。そのため、誰でも受験できるわけではなく、前提条件として高い専門性が求められています。

大学での専攻が化学であること
化学の単位を15単位以上取得していること
危険物取扱者の乙種に関して2年以上実務経験を保有していること
乙種の所定の種類を取得していること
大学院で化学に関して修士課程または博士課程を修了していること

将来的に甲種の取得を考えている人は自分がどの条件に当てはまることができるのかを確認しておきましょう。

乙種危険物取扱者は第1類〜第6類のうちいずれかの類の危険物を扱える

乙種危険物取扱者は6種類に分かれており、それぞれに取り扱いと定期点検、保安の監督できる危険物が異なっています。

第1類:酸化性固体:塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類等
第2類:可燃性固体:硫化リン、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム等
第3類:自然発火性物質及び禁水性物質:カリウム、アルキルアルミニウム、黄りん等
第4類:引火性液体:ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類等
第5類:自己反応性物質:有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物等
第6類:酸化性液体:過塩素酸、過酸化水素、硝酸等

自分自身がどの種類の乙種危険物取扱者資格が必要なのかは受験前によく確認をしておきましょう。

丙種危険物取扱者はガソリン・灯油・軽油・重油など特定の引火性液体を扱える

丙種危険物取扱者はガソリンや灯油、経由、重油など特定の引火性液体の取り扱いと定期点検が可能と、かなり限定的です。例えばガソリンスタンド等の業務に当たる際に必要となる場合があります。一方、今後甲種まで取得を考えている人は、甲種の受験条件の中に「乙種の第2類又は第4類を取得している」もあるため、丙種ではなく乙種第4類の取得がいいでしょう。また、甲種・乙種と異なり、保安の監督ができないため、立ち合いをしても、非保有者が危険物を取り扱うことはできません。

危険物取扱者試験を受けたきっかけは?

危険物取扱者試験を受けるきっかけは何だったのでしょうか? 同じような境遇の人はぜひ参考にしてみてください。

  • 「ガソリンスタンドでアルバイトをしたかったから」(40代男性)
  • 「バイト先で資格があれば給料が上がり、合格すれば試験・申請費用を出してくれる制度があったから」(20代男性)
  • 「仕事で必要になったため取ることになった」(30代男性)
  • 「元々、化学・素材系の研究所で仕事をしていて、その時に危険物取扱者としての資格を持っていたほうが、今後のためにいいと感じたから」(30代女性)
  • 「資格を持っていれば、ガソリンスタンドに、容易に入社できると思ったから」(40代男性)

受験理由としてガソリンスタンド関連が一番多い

危険物取扱者の受験理由として、最も多いのがガソリンスタンド関連でのものでした。ガソリンスタンドに就職したかった、就職後に高待遇からスタートするため、業務内容の幅を広げるためなど。ガソリンスタンドやその他危険物を取り扱う現場での管理職へのステップアップの手段としても魅力的のようです。ほかには研究関連で必要という人もいました。

危険物取扱者試験を受けてよかったことは?

危険物取扱者試験を受験した結果として、よかったことを答えてもらいました。

  • 「取った資格で給料が少し増えた」(20代男性)
  • 「ガソリンスタンドのアルバイトで時給が上がった」(40代男性)
  • 「消防検査の立ち合いなどもできるので、管理業務ができるようになった」(20代男性)
  • 「そんなに取得に難しい資格ではないと聞いていたことと、元々理系だったので、通信で対応できるだろうと思い、資格のユーキャンの通信講座に申し込み、結果的に想定の半分程度の時間だけで合格することができた。合格後、その資格による特別手当が支給され、ちょっとお小遣いが増えた」(30代女性)
  • 「ガソリンスタンドに入社した際、危険物の資格を持っているので、給料がアップしました」(40代男性)

昇給した・昇進ができたという声が多い

危険物取扱者を取得することで待遇がアップしたという声が多かったです。特に甲種・乙種は管理職への昇進のルートにもなっているとのこと。また、試験自体も思っていたほど難しくはなかったという声もありました。

まとめ

今回は危険物取扱者の資格取得に関してアンケートを実施。ガソリンスタンドへのバイト合格・就職や、危険物を取り扱う会社での待遇開演のために受験する人が多い印象。また、研究等で必要で取得したという人もいました。取得後によかったこととして就職・昇給・昇進ができたという人が多かったです。受験要綱には薬品等の名前が並んでいるため一見とっつきにくそうですが、比較的難易度は高くはないとのこと。今後危険物取扱者の資格の取得を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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