クリスマスイブのヨガインストラクターは、まさかの恥ずかしさ!

 忘れもしない、2017年12月24日、クリスマスイブの日曜日の出来事です。その1週間前、ヨガインストラクターをしている私のところへ、あるヨガ友から連絡がありました。内容は「知り合いのスポーツジムで、クリスマスイブのヨガ担当者が急に休みを取り、代役が誰もいない。手を貸してくれない?」と言うのです。

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みんなが代役を引き受けたがらない理由…え、これを着るの?

出典:Pixabay

 私は普段、基本的に土・日曜の仕事は入れておらず、子どももいるので、クリスマスイブは自宅で家族とクリスマス会の予定でした。  代役を頼んできたヨガ友からは「誰に頼んでも予定があると言われ、ジムの店長が本当に困っているから来てほしい」と懇願されました。  日曜日のクリスマスイブにジムに来る会員なんているのかなと思いましたが、家族のクリスマス会は1日ずらしてもいいし、引き受けることにしました。  当日は、午後5時から1時間のレッスン予定で、1時間ほど前にスポーツジムに行きました。ジム内はクリスマスツリーや飾り付けでキレイな雰囲気です。  思ったより会員さんは来ていて、その時行われていたボクササイズのレッスンも女性会員でいっぱいでした。その様子を見て少しホッとしました。あまりクリスマスイブとか関係ないのかな?と。  そして、店長と控え室で数十分の打ち合わせをし、スムーズに終わると思ったその時、店長が紙袋を差し出して言いました。  「今日はお祭りみたいな感じで、コレ着てやってもらえますか?」  紙袋の中身を出してみると、ご丁寧にヒゲと帽子まで付いている、サンタクロースの衣装でした。  これで全てが分かったのです。「だから皆、イブは講師をやらないんだ…」と。  もうここまで来たら逃げられませんし、会員さんもたくさんいたので「もしかしたら楽しくなるかもしれない」と思い直し、衣装を受け取って更衣室に向かい、サンタクロースの格好に着替えていました。  すると、会員がぞろぞろ帰り始めているではないですか。どうしたのかと思いながらも、ひとまず着替えを終え、スタジオに入りました。

善意をコケにする、非常識なスタッフの態度に怒り爆発!

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 レッスン開始の15分前、ガラス張りの広いスタジオに、私ひとり。ガラス越しに私の姿を見て、クスクス笑う人がいます。  「まさか、誰も来ないの?」  皆さん予定があるのか、ほとんどの会員さんが帰ってしまったようでした。  その後、年配の女性が3人、ジャージ姿で入って来てくれました! 予定表には「どなたでもできる簡単ヨガ」と記載されているので、年配の人でも気軽に入れたのでしょう。  結局、5時になってもこの3人以外、誰も参加しませんでした。  レッスンが始まるとガラス越しには、若い男女が着飾り、パーティーにでも行くのか、足早に帰るのが見えました。それだけならいいのですが、必ず皆、ガラス越しにこちらを見て、クスクス笑いながら通るのです。  「やりづらい、恥ずかしい」こんな時に限って時間が長く感じるものです。  そんな恥ずかしさが怒りに変わったのは、ジムの早番スタッフ数人が帰り際に、わざわざのぞきに来てニヤニヤ笑いながら去って行った時です。  こっちはヘルプで来ているの! スタッフが笑うなんて非常識な! と私の怒りは爆発。  レッスンが終わると、私は急いで着替えて、怒ったまま店長のところへ行きました。  「店長! 困っていると聞いたので代役を引き受けましたが、スタッフがこの格好を見て笑って帰るって、どういうことなんですか!」  店長は40代半ばくらいのおっとりした人です。「やっぱり、その格好が嫌なのかな? 毎年クリスマスは担当者がいないんだよ」  気付いていたのなら、サンタクロースの衣装はやめればいいのに…。  私があきれて帰ろうとすると、「また何かあった時はよろしくお願いします」と言われたので、「結構です。お疲れさまでした」と断りジムを出ました。  代役を頼んできたヨガ友には、店長に最後キツく言ってしまったことを謝り、二度と引き受けないと伝えました。  私と同じような思いをしているヨガインストラクターは、他のスタジオにもたくさんいるかもしれません。ある意味忘れられないクリスマスイブでした。 (ファン福岡公式ライター/Bemi)

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