後頭部が絶壁に! わが家の「ヘルメット治療」体験記

 私は4歳と1歳の兄弟を育てています。産後2カ月で仕事復して大忙しの中、下の子の後頭部が絶壁になっていることに気が付きます。見た目も悪いけど、何か健康に支障があるのでは? 不安になりかかりつけ医に相談したのをきっかけに、まさかのヘルメット生活がスタートしたのでした。

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頭の形が絶壁に!

写真AC

 上の子は吸引分娩で出産。頭がどんぐりのように尖った状態だったため、常に頭の向きを変えるなど、かなり手をかけました。下の子はスムーズに生まれたので、出産時はきれいな頭の形でした。

 生後3カ月頃、いつも左を向いて寝るのが気になり、後頭部も少し平らになっていたため、夜中に何度か頭の向きを変えていました。しかし、2人育児と産後2カ月半での仕事復帰で疲労困憊… なかなか手をかけてあげられませんでした。

 次に気づいたのは生後5カ月。すでにかなりの絶壁になっていました。そこでかかりつけ医に相談したところ
 「専門医を紹介するので、受診してみたほうがいいかもしれません」と言われて大ショック!

初めて聞いた「頭蓋形状矯正」

 T医大を紹介され、予約から診察まで約3週間。何かあったらどうしようと不安にかられ、自分を責める日々でした。T医大でレントゲンを撮り頭蓋骨の形を診てもらったところ、医師から
 「矯正したほうがいいレベル」と告げられました。私は
 「やります!」と即答。

 すると先生は
 「お母さんだけで来られていますが、旦那さんはどう言ってますか?」と2、3回ニュアンスを変えて聞きます。「なぜこんなに何度も同じことを聞くんだろう?」と疑問に思いつつ、旦那も
 「先生が必要といった場合はやる」と言っていたことを伝え、後日、頭蓋形状矯正ヘルメットを専門に扱う提携クリニックに行くことになりました。

 しかし、そこで目にした治療費に驚愕! あの時の医師の質問の意味を理解したのでした。請求書の金額は約55万円と高額だったのです。病気ではないため完全自己診療、自己負担になるため、全額持出でした。

医師の言葉に救われた

写真AC

 T医大のベテラン医師からは
 「この子は左を向いて寝るのがクセ。クセはおじいさんになっても治らないよ」と言われました。言い方はぶっきらぼうに聞こえましたが、「親のせいじゃないよ」という優しい言葉だと感じました。2人目だからと気を抜いてしまったと自分を責める私にとって、すーっと心に染み込む言葉でした。

 ヘルメット専門のクリニックでも女医さんが
 「ポジティブな矯正なので、胸を張ってやりましょう!」と明るく言ってくれました。

 最初はヘルメットを着けるのが恥ずかしいと感じていた私ですが、「大事なのは、大泉門が閉じていない赤ちゃんの時期にしっかり頭蓋骨を整えることだ」と思って取り組むことができました。

 長時間の装着が必要なヘルメットを着けると、嫌がって自分で外してしまうお子さんもいるようです。幸いにもわが子はすんなり受け入れて、自分で外すこともなく、今までどおり生活することができました。

 ヘルメットで少し顔がつぶれて見えるのも、新鮮な顔で可愛かったです。ちょうど座り始め、つかまり立ちの期間に着けていたため、ずっと頭を守ってくれるヘルメットが転倒防止にも役立ち、最後は外すのが惜しく感じたほどでした。矯正にかかった期間は約5カ月間でした。

 最近1歳の誕生日を迎えたわが子。暑くなってきたのでお兄ちゃんとおそろいの坊主にしました。頭の形がきれいになったことで、坊主姿がとてもかわいく、矯正して本当によかったと思っています!

(ファンファン福岡公式ライター / neko.toranosuke)

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