「オートロック=安全」は間違い? 一人暮らしの落とし穴とは

 娘が大学に進学した時の話です。自宅から通学するには遠いので、一人暮らしをすることになりました。最近は物騒な事件も多いので、物件を探す時の条件は、第一に「オートロック」です。入居者しか建物内に入れないし安心だと思っていたのですが、親の私たちの常識は古すぎたようで、入居してから驚くことが出てきてしまいました…。

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いい物件を紹介してもらった!

写真AC

 娘は少し早い時期に大学入学が決まりました。新入生の物件探しで混雑する前に行こうと、主人と娘と私で現地へ向かうことに。

 事前に予約した不動産屋さんへ行くと、感じのいい男性が対応してくれ
 「ご希望の条件はどんな感じでしょう?」と聞かれました。娘は右も左もわからない状態だったので、母親の私が
 「自分が住むなら…」という想像で住まいへの希望を出しました。

 「オートロック」「お風呂とトイレはセパレート」「家賃は全込み5万円」この3条件は絶対に譲れません。そんなことを言いながらも、何かあきらめないとダメかもしれないと不安もありました。すると担当してくれた男性はパソコンで検索した物件を何軒かプリントして見せてくれました。

 「条件にはこちらが該当しますね」と3枚の紙を並べてくれ、とりあえずその3つの物件を内覧へ行きました。

 不動産屋さんのテクニックかもしれませんが、最初の2物件は、場所はいいのに部屋の中が暗かったり、部屋は広いけれど大通りから外れていたり… と少し残念な所がありました。主人も娘もあっちこっちと車で移動して疲れている様子。
 私も「失敗してはいけない」と気を張っていたので、なんだか気疲れしてきました。そんな中、最後に見た物件が駅近くで家賃も良心的、オートロックはもちろん、すぐそばに大家さんがお住いとのこと。

 「ここにする!」と娘の一言で決定し、主人もホッとした様子で
 「なかなかええやん。駅も歩いてすぐやし」と気に入ったようです。私も一目で気に入りました。部屋は6帖と少し狭かったのですが、4階で南向き、入り口に宅配ボックスもあり、安全で安心だと思いました。

まさかの勘違い!

写真AC

 引っ越しの日。買いそろえた収納や家電製品、荷物を持って出発です。部屋で主人と娘と片付けていると、ピンポーンとインターホンが。
 「今日から引っ越してきました。よろしくお願いします!」隣の部屋の、男の子とそのお母さんでした。

 私はその時初めて、このマンションは女性専用ではないことを知りました。昔はオートロック物件は女性専用であることが多かったため、私は今でも「オートロック物件は女性専用」と思い込んで、契約時には確認もしていなかったのです…。

 住み始めて数カ月たった頃、娘が
 「ここのアパート、学生だけじゃなくて、社会人とか男の人とかいろんな人住んでるで」と一言。

 これも後から発覚したのですが、入り口は正面だけでなく、2階と1階にも勝手口があるとか。
 「オートロックなのに、近くの部屋の人が出入りしやすいように常に開けっ放しにしてある」と娘が言っていました。

 結果的には、その点以外は非常に便利で住みやすいらしく、大家さんもすぐ近くにいらっしゃるし、学生専用のサポートシステムにも加入しているため心配なこともないようです。しかし親も子も初めてのことで、大昔の自分の記憶と思い込みのままで部屋を決めましたが、実際は全然変わっていて驚きました。

 もっと事前に経験者に聞いたり、ネットで検索したりして準備しておけば良かったなと反省した出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / ともともママ)

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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