3人育児中の私。末っ子が年少になり、再び目の前に迫ってきたのが「ラン活」。上の2人は現在小4、小3になりましたが、当時のラン活の「その後」をお話します。分かってはいたけれど、現役小学生って、思った以上に荒いのです…。
とにかく丈夫さを重視! 男子ラン活
わが家は、第1子が男の子だったこともあり、「どうせすぐ傷だらけにするだろう」と、耐久性のある“タフロック素材”のものを選びました。末っ子が乳児で、お店に見に行くのが大変だったので、実際見ることもせずにネットでポチッとしてしまいました。
男子ラン活のその後… 傷や破損はない?
この選択が大正解! 丈夫な素材なので傷ひとつ付いていません。友達と傘でランドセルを突き合ったり、肩ベルトを持ってかぶせ部分を引きずったり、男の子って、本当にとんでもないことをしてくれますが、耐えてくれていますよ。タフロック様様です。余談ですが、肩ひもが立ち上がる“フィットちゃん”小学生の重〜い荷物でも体感を軽くしてくれるようで、息子が気に入っています。
女子ラン活はデザイン・色重視! 素材にもこだわってみた
第2子女子の時は、多少は丁寧に扱ってくれるかな? と期待して、工房系の牛革のものを選びました。デパートの売り場に並んでいる、キラキラ・リボン・ハートなど女の子要素盛りだくさんの製品も、とても可愛くて惹かれはしましたが、高学年になった時のことを考え、飾りのないシンプルなものにしました。
デザインだけでなく、気を遣ったのが「色」です。保育園時代にピンク、スカート、フリフリが大好きだった子たちが、だんだんと水色・紫系の爽やかな色を好むようになり、モノトーン系の大人っぽい服を着るようになっていく、というのが女の子の好みの変化のよくあるスタイル。これは… 子どもの意見を親が素直に聞いていると、危険では?! と私は感じました。
そこで私が提案した色は「キャメル」。
「キャラメルの色にも似ているよ~、可愛いね♪」と誘導すると、お菓子大好きな娘は、
「うん、それにする!」とノリノリで決めてくれました。
女子ラン活その後… 成長するにつれて好みは変わる
牛革は、人工皮革のものより、遠目で見ても風合いがいいですね。選んで良かったです。キャメル色、現在でも気に入っているようで、
「お友達にいいなあって言われた」と嬉しそうに話してくれます。
可愛い紫色のランドセルを背負っていた娘の友達は、途中でなんと、ブラウンのランドセルに買い替えていました。服装も大人めにシフトしていた彼女は、女の子らしいパステルカラーが恥ずかしくなったようです。
6年間使うために後悔しないラン活のヒント!
小学生になると、幼かった子どもが一気に成長するのを感じます。男の子はより活発に、女の子はより好みがはっきりしてきます。そんな中で、親とすればできれば6年間、買い替えせずにランドセルを使い続けてほしいですよね。
そのためにも、「壊れない」「飽きない」ランドセルを選ぶことが1番だと、ラン活を終えた今は感じています。耐久性の面で紹介すると、息子のタフロックは傷ひとつないですが、娘の牛革は傷がややあるのと、雨にやられて少しシワができてしまいました。それでも、牛革は人工皮革より圧倒的に風合いがあります。
どちらにしても、今、選んだランドセルに後悔はしていません! ラン活であれこれ悩んだ、ということ自体が一生の思い出になりました。これからある、末っ子のラン活も今からとても楽しみです。
(ファンファン福岡公式ライター/hiyoko)