義母には姉がいます。結婚してすぐ、その義伯母(Aさん)から「夫婦で顔を見せに来るように」と連絡があったのですが、つわりの体調不良でお断りしました。そして会う機会がないまま数年が経過。今度は第3子の妊娠でつわりに苦しむなか、「お墓参りに来るように」と連絡があり、初めてAさんに会うことになりました。しかし、あんなにも不快な思いをするとは…。
義伯母の印象
結婚したばかりの頃、旦那からAさんについて
「独身の開業医で性格はきつめだが、幼少期にとてもかわいがってもらった」と聞いていたので、私は「出産後落ち着いたら会えたらな」と考えていました。
そんなある日、Aさんから多額の商品券と高級な肉、男性用の靴が数足、いきなり送られてきたのです! 商品券の熨斗には、「結婚祝」とあったのでお祝いだと思ったのですが、Aさんに不信感を抱きました。
まず、商品券は隣県のお店でしか使えないもので、「こっちに来い」という催促の印象を受けました。靴は、靴箱も商品タグもなく、使用感があり、旦那のサイズにも合わなかったので、気持ち悪くて捨てました。お肉はおいしく食べましたが、商品券と靴については、私も旦那も理解しがたいものでした。
Aさんの連絡先を知らないため、義母を通じてお礼のみを伝えてもらいました。そんなことから実際に会う機会がないまま数年が経過した頃、今度はAさんからお墓参りの連絡があったので、3人目の妊娠中にAさん宅へ行くことになりました。
初対面で失礼な一言!
当日はお墓参りをすませ、義兄家族(夫婦、小学生男子2人)と合流し、Aさん宅へ向かいます。到着すると、義母とAさんが出迎えてくれました。
私と息子達は、Aさんと初対面だったため、玄関先で自己紹介をすることになりました。旦那が
「妻と長男、次男です」と紹介。すると
「だから、いやなのよ~、男ばっかり! 女の子がいないのよね」と笑いながら言われました。
Aさんは冗談のつもりだったのかもしれません。息子達は緊張していたし、まだ小さいのでAさんの言葉の意味がわかっていないと思います。ですが、わが子を否定された気持ちになった私は、「もうこの人と会うことはないな」と心が冷めていきました。
衝撃的な行動が続く
コロナ禍のため、昼食は家族ごとに別室で食べました。息子達は広い家に興奮し、義母とルームツアーを始めてしまったので、夫婦で先に食べ始めるとAさんがやってきました。
そして着席すると、いきなりタバコを吸い始めたのです! 妊娠中だとは伝えていませんでしたが、食事の席で断りもなく喫煙をすると思わなかったので、かなり衝撃的でした。
Aさんが私に話しかけず、旦那と談話しています。私は煙を吸わないようにしながら、ひたすら早く帰りたいと思いました。
別れ際、Aさんに紙袋を渡されました。中身は、使わなくなったお古のブランド品の時計と洋服、バッグ。
「ブランドものは長持ちするから使いなさい」と言われ、いらないな… と思いながらも受け取り、お礼を言って無事に帰宅することができました。
義伯母とその後
その後、Aさんからの連絡はなく、平和に過ごしています。ちなみに、もらったブランド品は使わないのでリサイクルショップで手放しました。
私が不快に感じた言動は、旦那は気にしていなかったようですが、今後義伯母と会う機会がある場合、旦那のみ参加してもらうと決めています。
何気ない言動でも、自分の価値観を押しつけることは人を不快にさせるもの。私も気をつけようと感じました。
(ファンファン福岡公式ライター / しろまんじゅう)