家計簿アプリ危険性の実態とセキュリティ対策万全の家計簿アプリ5選

 使いこなすと、便利な家計簿アプリ。でも「家計簿アプリを使ってみたいけど、情報漏洩が心配」、「家計簿アプリを使うには、危険性と対策をきちんと理解してからにしたい」と思っている人も多いと思います。  今回の記事では、家計簿アプリに潜む危険性の紹介と、自分でできるセキュリティ対策について具体的に紹介。これから家計簿アプリをダウンロードする人にも、すでに家計簿アプリを使っている人にも役に立つ情報がありますよ!

目次

家計簿アプリの危険性はあなたの使い方次第!

出典:写真AC

 2020年9月に発覚した、ドコモ口座などでの電子決済サービス不正引き出し事件。記憶に新しく「電子決済サービスは危ない」という印象を持っている人もいるかもしれません。しかし、この事件の報道の中に「被害の早期発見には家計簿アプリが有効」という意見がありました。一体なぜなのでしょうか?!  理由は、普段から家計簿アプリを活用することで、不正な銀行銀行引き出しや不正なクレジットカード利用にいち早く気づくことができるからです。身に覚えのない出金に気づいたら、早く各種窓口に相談することができます。自分の身を守るには、異変にいち早く気づいて行動することが大切です。  セキュリティ強化をしている家計簿アプリを使いこなせば、不正送金を監視してくれるツールとして活用することが可能なのです。ではどんな家計簿アプリを、どうやって使うのが有効なのでしょうか?ポイントをまとめました。

安全な家計簿アプリを選ぶ時のポイント

 家計簿アプリは、銀行やクレジットカードの情報と連携できるものと、できないものがあります。連携させると、お金の入出金記録が自動的にアプリに反映されるので、家計管理がとても楽になります。  今回取り上げるのは、主に外部連携機能があるアプリについての話です。家計簿アプリを選ぶ際はどんな点に気を付けたら良いのでしょうか? 3つのポイントがあります。

ログイン時にセキュリティ設定ができるアプリ

 アプリを起動する時に、パスコード入力、パスワード入力、顔認証、指紋認証などの設定をしておけば安心です。毎回入力するのは手間がかかりますが、万が一スマホを紛失した時に、第三者に家計簿アプリの中を見られる恐れが少なくなります。

第三者機関による認証を受けているアプリ

 情報資産のセキュリティを管理するための「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」を取得していたり、電子決済等代行業者として管轄財務局から「電子決済等代行業者」の登録を受けていたりする家計簿アプリがあります。  そして認証を受けた後も、セキュリティのレベルを維持するために、第三者機関による侵入テストを実施したり、システムの見直しを行っているかどうかも確認しましょう。  通信が暗号化されているかも大切なポイントです。アプリダウンロードのページに記載されている場合が多いので、確認しておきましょう。

必要以上の情報を入力しなくて良いアプリ

 一般的に家計簿アプリに入力するのは、銀行やクレジットカードの明細をWEBで見るための「ログインID」と「ログインPASS」です。万が一この情報が漏洩しても、銀行振り込みをしたり、クレジットカードを利用したりすることはできません。  逆に、振り込み時に必要な「乱数表」、「ワンタイムパスワード」、「カード番号」、「名前」、「住所」などの個人情報を全て登録することを求めるアプリは怪しい可能性があります。

家計簿アプリの安全性を高める簡単な方法

 安全性の高い家計簿アプリをダウンロードした後には、あなたの行動も大切です。ここからは安全性を高めるためにできる行動について紹介します。

パスコードを設定する

 パスコード、パスワード、指紋認証、顔認証などはぜひ設定しておきましょう。他にも、二段階認証にしたり、ログインがあったらあらかじめ登録しておいたメールアドレスに通知がいく設定もあります。

アプリによってパスワードを変える

 他のアプリと同じパスワードを使いまわすのではなく、可能であれば異なるパスワードを設定しましょう。パスワードが覚えきれない! という人は、パスワードを管理するためのアプリがあるのでそれを利用するのも良いでしょう。ただ、パスワード管理アプリは使い方によってリスクにもなるので注意が必要です。

公衆WiーFiの利用に注意する

 公共の場所や飲食店で使える公衆Wi-Fi。無料で使えることも多く便利ですよね。しかし便利な分危険性もあります。  暗号化されていない公衆Wi-Fiの場合、悪意のある第三者が、閲覧しているURLや履歴をのぞき見することが簡単にできてしまうのです。  また、「なりすましアクセスポイント」といって、実在の公衆Wi-Fiとよく似た名前のネットワークのアクセスポイントを作り、誤ってアクセスした人の情報を抜き取るという悪質な手口もあります。  家計簿アプリを使う際には、公衆Wi-Fiは使わないことをおすすめします。

安全性を独自視点で辛口評価! セキュリティ対策万全の家計簿アプリTOP5

 ここからは、セキュリティ対策が万全と言えるアプリを5つ紹介します。

5位 親しみやすくて使いやすい「LINE家計簿」

出典:Appstore

 多くの人が使っているメッセンジャーアプリ、LINEの家計簿アプリです。家計簿アプリの中では後発のためか、提携できる銀行やクレジットカードの数がまだ少ない印象です。通信の暗号化などは行われているものと思われますが、LINE家計簿の公式サイトでは安全性について詳しくは謳っておらず詳細は不明です。パスコードの設定が可能です。   「LINE家計簿」の安全性 … ★★☆☆☆ (星2つ)

LINE家計簿 公式サイト

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4位 レシート撮影でさくさく家計簿ができる「Dr.wallet」

出典:Appstore

 Dr.walletはレシート読み取り機能の人気が高いアプリです。日本生命グループ、三井住友銀行グループなどから出資を受けてサービスを提供しています。顧客データは暗号化して保存する、定期的にセキュリティ専門家がセキュリティテストを行う、等の取り組みも行っています。  アプリを開く際のセキュリティとして、パスコードの設定のほか、TouchIDを使用することも可能です。 「Dr.wallet」の安全性 … ★★★☆☆ (星3つ)

Dr.walletの安全性 公式サイト

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3位 個人情報登録なしでも使える「Moneytree」

出典:Appstore

 最高水準の暗号方式「2048bit」のSSL証明書を利用した通信方式を採用しています。最大の特徴は、年齢や居住地などの個人情報を登録しなくても利用できること。個人情報をなるべく登録したくない人にはぴったりです。その他、電子決済等代行業者として関東財務局に登録されるなどセキュリティ対策に力を入れています。  パスコードのほか、TouchIDを使用することも可能です。 「Moneytree」の安全性 … ★★★★☆ (星4つ)

Moneytreeの安全性 公式サイト

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2位 不正ログインにいち早く気づける?!「Zaim」

出典:Appstore

 最高水準の暗号方式「2048bit」のSSL証明書を利用した通信方式を採用しています。第三者認証機構の認定として、電子決済等代行業者登録(登録番号 関東財務局長(電代)第 7 号)を関東財務局へ登録。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を取得しています。  アプリ上でサービスへのログイン履歴を確認できる他、登録されたメールアドレスにログイン通知を送ることも可能です。不正ログインがあれば気づくことができます。  パスコードの設定のほか、TouchIDを使用することも可能です。 「Zaim」の安全性 … ★★★★★ (星5つ)

Zaimの安全性 公式サイト

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1位 セキュリティ対策万全で選ぶなら「Moneyforward ME」

出典:Appstore

 最高水準の暗号方式「2048bit」のSSL証明書を利用した通信方式を採用。また、ログインの二段階認証を設定できることが特徴です。事前に登録したメールアドレスにログイン通知を送ることも可能で、ログイン時のセキュリティ対策に力を入れていることが分かります。  さらにパスコード設定のほか、TouchID、FaceIDを使用することも可能です。 「Money Forward ME」の安全性 … ★★★★★ (星5つ)

Money Forward MEの安全性

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家計簿アプリは心強い味方!

 安全な家計簿アプリの選び方、利用時に安全性を高める方法、具体的なおすすめアプリについてご紹介しました。今まで安全性に不安があって家計簿アプリを使ってこなかった人もいるかもしれません。しかし使いこなせば家計管理は楽になるし、不正アクセスにも気づくことができるし、あなたの心強い味方になってくれるはず!  安全な使い方を身に着けて、ぜひ家計簿アプリを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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※この記事内容は公開日時点での情報です。

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