「ママ、ごめんね。」誕生日プレゼントを受け取った息子が号泣したワケ

 誕生日の翌晩、突然ベッドで泣き出した息子。その涙のワケとは?想定外の答えに、戸惑いを隠せないママの体験談です。

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「スンスン…」 夜、ベッドに入った息子から、鼻をすする音が聞こえます。 「大丈夫?風邪っぽい?」 首を振る息子。なぜだか口を堅くつぐんでいます。 「どうしたの?何かあった?」 すると、突然。「わぁぁぁ~ん!」と、大声を上げて泣き出したのです。  昨日は、待ちに待った10歳の誕生日。二分の一成人式も兼ねた今年は盛大なお祝いもして、大喜びだったはず。それなのに、一日たった今日は号泣?  学校で何かあったのかな?息子をなだめる私の脳裏はプチパニックです。 「学校でいじめられたりした?」 泣きじゃくって言葉が出てこない様子の息子は、頭を横に振り、「違う」と訴えます。その答えにちょっとホッとしながらも、相変わらず理由が分からずにモヤモヤしている私。「話せるようになったら、話してね。」と、息子の背中をさすり続けました。 「ママ、ごめんね。」 息子の口から出た言葉に、驚く私。なぜなら、今日一日を振り返っても、息子が何か悪いことをしたとは到底思えないのです。 「…何が?」

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「あのね、誕生日プレゼントなんだけどね…。本当は、別のものが欲しかったの。」 「…え?」 ついうっかり、声が出てしまった私。それもそのはず。欲しいと言われたものをそのまま買っただけなので、意味が分かりません。  息子を刺激するのを覚悟で、理由を聞きます。 「〇〇が欲しいって言ったよね?」  息子は静かにうなずきます。 「じゃあ、何でそんなことを言うの?」 まるで、なぞなぞ状態です。 「ママに聞かれた時はね、〇〇が欲しいなって思ったの。でもね、今は△△の方が欲しくなっちゃって。せっかく用意してくれたのに、どうしようって思ったんだけど、分からなくて。ママをがっかりさせらくなかったから…」と、また泣き出します。 「オイ!」って、本音はツッコミたい私。「そんなに簡単に心変わりするんかい!」って、正直なります。  でも、そういう私の気持ちを察して、言えなかった気持ちが涙となって爆発してしまった息子は、健気でもあります。ここで怒ったら、それはそれでかわいそうです。 「わかった。大丈夫だよ。」  そう、私は怒ってないことを伝えたかったのですが…その言葉を聞くなり、パッと息子の顔が輝きます。 「そう?それなら、△△も買っていいんだね!」 「よくないよくない!よくないんだけど…まっ、仕方ないか。」  葛藤は心の中だけにとどめ、結局、△△も買ってあげることにした私。夫からは甘やかしすぎだと叱られましたが、ここで息子に我慢をさせれば、10歳の誕生日が悲劇の思い出として残ってしまいます。  正直、欲しかったものと欲しいものの二つを手に入れた息子にしてやられた感はありますが、息子が嬉しいなら幸せなのが母としての私なのです。

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