コロナ禍での異動辞令&退職からの転職成功 3つの鍵をご紹介!

 こんにちは。双子の男女4歳を育てるワーキングママです。コロナの影響で経営不振になった勤め先から10月に異動辞令をもらい12月に退職。その後転職を成功させた3つの鍵を私の体験談を通してご紹介したいと思います。

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コロナ不況は自分と無関係と甘く見ていた

 私は企業の事務員且つ正社員だから、コロナ不況の影響はないだろうと考えていました。  早い段階からリモートワークに入り、通勤が無くなった分時間と心にゆとりが持つことができ正直最高の日々でした。

解雇同然の辞令に頭が真っ白に

出典:写真AC

 しかし突然、本社異動を命じられました。理由はコロナによる経営不振により営業所を畳む為でした。  仕事上、営業所を畳めばリモートワークも必然的に無くなります。毎日、片道1時間半かけての通勤と保育園の送り迎えを考えただけでゾッとしました。間違いなく延長保育になり料金も2人分発生すると考えると「退職」の2文字が頭をよぎりました。  要するに人員削減の為、私のように子どもに手がかかり、遠くまで通勤ができないであろう社員へ似たような異動辞令を多く出していたのです。  体のいいクビだとわかりました。  コロナ禍での転職活動には不安しかありませんでしたが、1ヶ月間の有休消化を使い12月初旬で退職することに決めました。

いざ転職活動するも現実は甘くなかった

出典:写真AC

 そこからは転職活動の日々です。多くの転職サイトに登録し、ハローワークにも通いました。失業者が増えた為、ハローワークは求人検索するにも1時間待ちの状態でした。希望の「週末休みの事務」という求人には躊躇なく応募。  6社に申し込み、5社書類選考通過して面接の運びとなりました。「思ったより簡単に面接してもらえるんだ」とこの時は思いました。  しかし、面接から採用となった会社は1社もなく全て撃沈…。面接時間が短いと早い段階で諦めもつきましたが、1時間も面接をした会社には期待していた分落ち込みも大きかったです。  面接官から「入社したらこの仕事を担当してもらいたい。」という言葉を頂いたにも関わらず不採用の結果が続いたので人間不信気味にもなりました。  そんな中、11月末ハローワークに気になる求人が掲載されました。前職より賃金は5万以上低く、手厚くない福利厚生に納得はいかないですが、勤務時間が短く勤務地が近所で且つ正社員だったので申し込むことにしました。  今回は型にはまった面接をやめ、自分を売り込むやり方をしました。近所だから交通費は不要。10年以上の事務経験がありPC資格保持、簿記2級など聞かれる前に自らをアピール。  聞かれてもいない事を先に答えるなんて面接では邪道かと思いますが、7社目ともなると人と違うことをやらないと採用を勝ち取れないと感じたからです。それが功を奏したのか、2日後に採用の連絡を頂きました!

コロナ禍で早急に転職するにはハードルを最低限に設定すること

 正直、コロナ禍でなければ目にも止めない条件でしたが、今は背に腹はかえられぬ時。  今の私にとっては条件よりも、就労し子供達を保育園に通い続けさせる事が1番大事です。幼稚園への転園だけは避けたいのです。  また、今回は条件にも妥協したので、小学校に上がるまで、コロナ禍が収束したら、など折り合いを見て再度納得のいく条件で転職しようと決めています。    このように今は仕方がないと割り切って、「優先順位の再確認」「面接でしっかり自分を売り込む」「いつまで働くか目標設定」この3つの鍵を守ったことで私は転職成功できたと思っています。 (ファンファン福岡公式ライター/しおりtwins)

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