子どものお小遣い 平均金額は? 何歳からあげる?

 こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの白浜仁子(しらはまともこ)です。  お金は、機械(ATM)からいくらでも出てくるものと思っているお子さんはいませんか? 実は、わが子がそうでした。今回は、子どものお小遣いはいつから始めるのがいいのか、平均金額や使い道、お薦めの管理方法など、金銭教育に通じるお小遣いについてのお話です。

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「お金下ろせばいいやん。ギンコウいこっ」

出典:ファンファン福岡

 私は3~4歳から検討していいと思います。なぜなら、鮮明な幼児期の記憶が残るからです。  幼稚園の年少組のころ、私のおもちゃ箱には、真っ赤なハート形のプラスチックケースがありました。そこには茶色のお金という物体が1枚。 おそらく誰かにもらったのだと思います。ある時ふと、それがお金という「物体」から「価値あるもの」に見えてきました。  普段、母から買ってもらうように私も何か買えるはずだと。 近所の駄菓子屋へ一目散に駆けだし、棚の前でキラキラのまなざし。だって好きなものが好きなだけ買えるなんて夢のよう。  普段買ってもらえない大きな箱のお菓子や、かわいいおまけが付いたお菓子。なかなか決められません。 どれだけの時が過ぎたでしょうか、心配した母が様子を見に来て「これしか買えんめーもん」と手のひらにチロルチョコを一つ。  夢は見事に砕け散りました。きっとこんな経験(失敗?)から、お金を学んでいくのだと思います。  幼児期の記憶に加え、3人の子育てをした立場から言えば、3~4歳はお金と交換するとモノが手に入ることは理解していますが、まだ価値は分かりません。だから生活を通して学び始める良い時期だと思うのです。  皆さんはどう思いますか?

定額制と歩合制どっちがいい?

 定額制と歩合制のどちらでも多くのことが学べます。お金があれば欲しいものが手に入り、使えばなくなる。無駄遣いをしていると本当に欲しいものが買えず大きな我慢をしなければならない。少しずつでもためていくと結構たまる。でも、大きな物を買えばお金はあっという間に無くなる―などです。  では、定額制と歩合制の違いはなんでしょう。例えるなら、定額制がサラリーマン、歩合制が自営業という感じかもしれません。  サラリーマンは、風邪をひいて数日休んでも収入を得られ、先々の計画が立てやすいのが特徴です。1カ月の中で一定のやりくりと決まった額の貯金をしていけば、そのうち大きな買い物ができるようになります。 一方、自営業は仕事をするほど収入は増えますが、風邪で休むと無収入になるため、不安定で先々の計画が立てにくい状況です。よりお金について“リアル”に感じる立場とも言えます。  どちらがいいかは賛否両論あります。子どものうちからお金のためにお手伝いをする(働く)のは、家族の役に立つという本来の意味を見失うため好ましくないという意見があります。 一方で、お金は降って湧くものではないことや、働く大切さを学べるという意見もあります。  ちなみにわが家は歩合制。定額の時期もありましたが、頼んでも家の手伝いをしてくれないのに、お小遣いをもらう時だけニヤニヤすり寄ってくる。  もんもんとしてきたので歩合へ変更。こんな感じで、親の考えや子どもの性格によって使い分けていいのかもしれません。

小学生、中学生、高校生の平均金額は?

 金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(2015年)」によると、お小遣いは定額制が7~8割と圧倒的に多いようです。また、お小遣い帳を付けているのは2~3割と少なく、何と、というかやはり、付けている子どもの方が貯金を多くしているという結果です。大人も子どもも同じですね。  なお、お小遣いの金額(月額)は、小学生500~700円、中学生2,000~3,000円、高校生5,000~7,000円が最も多い金額とのこと。  私の感覚では高校生の7,000円は多い気がしますが、塾に行く前にコンビニで買うおにぎり代なども含まれているとしたら妥当なのかもしれません。  お小遣いを決めるときに、子どもにいくら必要なのかをプレゼンさせて妥当な金額を決めていくのもおもしろいですね。

FPが説く子どもの「お金」教育とは?

出典:ファンファン福岡

 お金の電子化が進み、スマホやカードをかざすだけで物が手に入る便利な時代になりました。金銭教育がより重要視される時代のようにも感じます。  例えば、お小遣いを貯金して株式や投資信託を買ってみるのもいいですね。投資とはどんなものか、どんなリスクがあるのかを体感でき、自然に資産運用について学べます。  子どものお小遣いは、お金との距離感を学ぶ大切な役割を果たします。子どものうちに金銭感覚が身につけば、大人になってからのマネープランもきっと見事に熟していくことでしょう。  今回は、子どものお小遣いの平均金額、いつから始めるのが良いのかなど、私自身の経験とFPとしての視点からお伝えしました。ぜひ参考にしてください。

出典:mymo

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