楽天、dポイントで投資? 初心者も始めやすい新サービス

こんにちは 福岡市のファイナンシャル・プランナー(FP)権藤知弘です。  皆さん、ポイントをためるのはお好きですか? 航空会社のマイレージをはじめ、量販店やインターネットのショッピングサイトでもポイントサービスが盛んに行われています。  そんな中で、いま注目されているのがポイントを使った投資です。中でも話題なのが、NTTドコモのdポイント投資と、楽天証券の楽天ポイント投資。 今回は、ポイント投資とはどんなものなのか、2社の違いやメリット・デメリットついて解説していきます。

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そもそもポイント投資とは

出典:ファンファン福岡

 ポイント会員になるメリットは、「購買金額や利用金額に応じてポイントをため、なにがしかのサービスを受けられる」ということですね。  各企業はためたポイントに応じて各種サービスを提供していますが、ためたポイントを投資で増やすことができる新しいサービスが近年始まっています。この投資で増やす対象は、ポイントそのものか、または現金かの大きく二つに分けることができます。  代表的なものとして、ポイントを投資に回しポイントそのものを増やすことを目的にしているのがdポイント、現金を増やすことを目的にしているのが楽天ポイントと言えます。  どちらも、ポイントが余って使い道のない人や手軽に投資してみたい人、これまで投資経験のない人にもお勧めです。わざわざ現金を用意しなくてもよく、現金を減らすリスクを避けることができるので、投資は怖そうだという人でも手軽に始められ、スタートの間口が広いのが特徴です。

NTTドコモの「dポイント投資」

 dポイントはNTTドコモが運営するサービスです。ドコモの携帯を使っていなくてもdアカウントという専用アカウントを作ることによってdポイントをためることができます。  ためる方法はさまざまで、たまったdポイントは「1ポイント=1円」の価値があります。街中での提携ショップでの買い物やインターネットの決済などに使えます。また「dカードプリペイド」にdポイントを使ってチャージすることにより、マスターカードを取り扱っている店舗でもプリペイドカードとして使うことが可能です。  2018年からは「dポイント投資」というサービスが始まっています。その名称が示すように、dポイントを用いて行う投資です。1ポイント=1円で、運用成績によって現金が増えたり減ったりすることと同じになります。  どんな理屈かというと、金融ベンチャー「株式会社お金のデザイン」が設定・運用する投資信託の基準価額に連動しており、毎日の運用成績に合わせてポイント残高が増減する仕組みです。100dポイントから投資することができ、高いリターンを目指すアクティブコースと安定したリターンを目指すバランスコースの二つのコースが用意されています。  ただし、残念ながらdポイントを現金で直接購入するということができませんので、コツコツとためたポイントをdポイント投資で増やしてみて、自分でもできそうだと判断したら実際に投資信託を購入する流れがよさそうです。

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楽天証券の「楽天ポイント投資」

 dポイント投資は「たまったポイントでポイントを増やす」ものですが、楽天証券のポイント投資は「たまった楽天ポイントで投資信託を購入する」ものです。  楽天ポイントは、楽天市場や楽天カード、楽天ポイント加盟店などの利用でたまります。従来は楽天グループ内でのサービス利用にとどまっていましたが、2018年秋からグループ企業である楽天証券でポイントを使って投資信託の購入ができるようになったのです。  1ポイント=1円で、楽天証券で取り扱う投資信託のほぼ全ての銘柄が購入できます。その結果、「投資をしてみたいけど、ちょっと怖いな」という人や「ポイントはたくさんあるけど、今すぐに買いたい物もない」という人がポイントを使って投資を始めるケースが多いようです。  dポイント投資と違って、実際に証券口座を開設して投資信託を売買しますので、dポイントよりスタート時の手間は少しかかります。ただ、投資デビューにはピッタリです。  実際に流通している投資信託を購入するので、値上がりすることもあれば値下がりすることもあります。投資ですので元本保証はありません。この点をしっかりと理解した上で始めるようにしてください。

ポイント投資のメリット・デメリット

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あらためてメリットとデメリットを整理します。 《メリット》   ①日々のサービス利用でたまったポイントを使うので、現金で投資するよりも心理的なハードルが低い   ②実際に運用を伴うので、投じたポイントよりも資産価値が増える可能性がある   ③低いリスクで、投資とはどのようなものかを体験できる 《デメリット》  ①運用を伴うのでポイントの資産価値が下がる可能性がある  ②dポイント投資は追加でポイントのみの購入ができないので、投資金額を能動的に増やすことが難しい  ③楽天ポイント投資は証券口座の開設が必要となるため、始めるまでのハードルが少し高い  代表例としてNTTドコモのdポイント投資と楽天ポイント投資を挙げてみました。投資に慣れてきたら、ぜひ実際の投資信託の取引も始めてみてください。預貯金とは違う、運用の魅力にきっと気づいてもらえると思います。

出典:mymo

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