サッカー日本代表の話、続きです。
今回のワールドカップ、日本代表に川崎出身者や川崎フロンターレ在籍者など「川崎関係」の選手が大勢居ると話題になってます。
しかし、なんかお忘れやおまへんか。関西人の得点力、決定力にも目を向けなあきまへんで。
肖像権の関係でこないな似てへん、あかん絵しか載せられまへんけど、堪忍な。
下手な関西弁はやめるとして、兵庫県尼崎市出身の堂安選手はドイツ、スペインから1点ずつ取りました。
クロアチア戦の先制点を挙げた前田大然選手は大阪府出身です。
浅野選手の出身地、三重県は関西というには微妙なところですが、近畿圏ではあるようです。おまけしてもらって関西とみなすと、今大会の5得点のうち田中碧選手(川崎市)以外の4点、つまり8割は関西人がたたき出したことになりまっせ(似非関西弁はもうええちゅうんじゃ)。大阪府出身の南野選手も惜しかったですねえ。彼のシュートをキーパーがはじいたこぼれ球を堂安選手が蹴りこんだわけです。残念ながら出番の無かった町野選手も浅野選手と同じ三重県出身なので、出場していれば、点決めたかもしれません。
で、2010年まで過去の大会を遡り、日本の得点者を調べてみました(敬称略)。
2018年ロシア大会 香川(兵庫)大迫 乾(滋賀)2 本田(大阪) 原口
2014年ブラジル大会 本田(大阪) 岡崎(兵庫)
2010年南アフリカ大会 本田(大阪)2 遠藤 岡崎(兵庫)
こうなります。( )で出身地を入れた選手は関西人です。滋賀も入れていいですよね。
こうやってみると、4大会で日本チームが取った17点のうち14点、実に82.4%を関西出身者による得点ということになります。これはスゴイです。大迫選手、遠藤(保仁)選手の二人が鹿児島なので、地域でいえば九州が2点で二番手ですが、大きく差がついてます。
関西のみなさん、もっと自慢しなはれ。
今得点者を見てて、他のことにも気づきました。ほとんど強豪高校サッカー部の出身者ですね。前3大会でJクラブユース出身の得点者は原口選手(浦和ユース)だけです。今回ようやく田中選手(川崎ユース)が取りました。香川選手はクラブチーム出身ですが、Jユースではありません。
さらに気づきました。ここに挙げている4大会では、大学の体育会サッカー出身者はゴールを獲っていません。今大会では、センターバックの谷口選手(筑波大)、サイドバックの長友選手(明治大)、ボランチの守田選手(流通経済大)など点を取りにくいポジションに配置されてましたからね。伊東純也選手(神奈川大)のシュートは惜しかったですね。
日本のワールドカップ初得点はゴン中山選手(筑波大)ですから、これから大学サッカー出身者の奮起を期待したいところです。
話の流れとは関係ないけど、元々のサッカーどころ、静岡も最近、代表選手少ないです。様変わりしました。
**************************
私は堂安選手の地元、尼崎市に単身赴任の3年間住んでたので、関西にも思い入れがあります。プロ野球も活躍してる関西出身選手多いですからね。ジャイアンツの有名どころも関西人だらけやないですか。
ということで、何もまとまっていませんが、次回に続きます。今回は関西を持ち上げたので、地元福岡、九州のことを書きたいと思います。