好きな人や彼氏・彼女からのLINEがそっけないと、「脈なしなのかな?嫌われたのかな?」と不安になる人は多いでしょう。
遅くなってもLINEを返してくれる、会うと優しいなどの相手の反応に「本音ではどう思っているの?」ともどかしくなることも。
そこで今回は、男女の本音を探るアンケートをもとに、LINEの返信がそっけないときの理由と心理、仲よくなるためのアプローチ方法を紹介します!
LINEの返信がそっけないのはなぜ?【男女にアンケート】
今回は、20歳~35歳の男女120名にLINEのやりとりに関するアンケートを実施。
恋愛でのLINEに対する、男女の本音がみえてきました!
好きな人とのLINEが得意な人は約半数!
「好きな人とLINEをするのが得意」と答えた人は、男女ともに約半数でした。
メッセージに気を遣いすぎる人やLINE自体が得意ではない人は、好意のある相手とのやりとりでも「自信がない」「苦手」と感じることもあるようです。
そのため、相手のLINEがそっけないように感じても、必ずしも脈なしとは判断できないでしょう。
わざとそっけない返信をする人は約3割!
「好きな人にわざとそっけない返信をしたことがある」と回答した人は、男女ともに約3割。
多くの人は、好きな人とのLINEでは素直な気持ちを伝えることを心がけているようです。
一方で、あえてそっけない返信をした人のコメントには「好意がバレないように」「相手の気を引くため」などのさまざまな意見がありました。
【アンケートでのコメント】
- 自分の気持ちが相手にバレるのが恥ずかしいから。(20歳/男性)
- 相手もそっけない文章だったので、合わせました。(33歳/男性)
- だらだらとLINEを続けるのが面倒になってしまったから。(27歳/男性)
- 彼氏を不安にさせて、気を引きたかったから。(32歳/女性)
- 好きだとバレないようにしたら、そっけない文章になってしまった。(25歳/女性)
好きな人とのLINEは長く続けたい人が8割以上!
アンケートでは、「好きな人とのLINEは長く続けたい」と回答する人が男女ともに8割以上いました。
気になる相手とは、少しでもたくさんの接点をもちたいと考えている人が多いようです。
そっけないLINEから脈あり・脈なしを判断するには、「会話が続くか」がひとつのカギになるでしょう。
LINEがそっけないと感じるのはどんなとき?
「そっけないLINE」とは、相手に不安を感じさせやすいメッセージのことです。
ただし、冷たいと感じる文面やペースの基準は人それぞれ異なるもの。
また、相手には「仕事で疲れていた」「用事で返信できなかった」などの事情があることも。
LINEがそっけないからといってすぐに脈なしと判断せず、日にちを置いて再度送ったり、会ったときの反応を確かめたりしながら見極めましょう。
【そっけないLINEの具体例】
- 返信が一言のみ
- 返信がスタンプのみ
- 絵文字やスタンプが少ない
- 返信に数日かかる
- 質問への回答があいまい
- 未読スルーや既読スルーをされる
そっけないLINEを送る男女の本音8つ
LINEがそっけないとき、相手にはどのような事情や考えがあるのでしょうか。
続いて、アンケートのコメントをもとに、考えられる背景と理由をみていきましょう。
1.メッセージのやりとりが苦手だから
男女問わず、「好きな人と積極的にLINEをしたい」と考える人がいる一方で、「用事があるとき以外は連絡しない」「文章を考えるのが苦手」という人もいるようです。
LINEのコミュニケーションが苦手な人は、あなたへの好意の有無に関係なく、そっけないリアクションや返信ペースが遅いなどの行動をとることも。
また、LINEで雑談をする習慣のない人は、好意をもつ相手であっても返信の内容やトークの盛り上げ方に悩むこともあるでしょう。
【アンケートでのコメント】
- 相手に関係なく、LINEは用件のみの連絡ツールとして使っています。(22歳/男性)
- 私は、LINEよりも電話や会って話したいタイプです。(29歳/女性)
2.仕事や趣味が忙しいから
勤務時間中や繁忙期など、目の前のことに集中しているときはLINEの返信をできない可能性があります。
相手に未読スルーや既読スルーをされて不安なときは、無視されたと落ち込むのではなく、「相手はすぐに返信できない状況なのかもしれない」と考えると不安が和らぐでしょう。
【アンケートでのコメント】
- 仕事が忙しい時期で疲れていると、LINEもそっけなくなってしまいます。(32歳/男性)
- 休日に推し活で遠征に行っているときは、返信が遅くなります。(28歳/女性)
3.通知をオフにしているから
LINEの対応で自分の仕事や作業を中断させないために、スマホの通知設定をあえてオフにしている人もいます。
通知をオフにすると、自分でLINEのアプリを開かないとメッセージに気づかないため、返信が遅くなってしまうことも。
気になるときは、本人に直接「LINEの通知はどうしている?」と聞いてみてもよいかもしれません。
【アンケートでのコメント】
- 仕事中にプライベートのメッセージに気づくと集中力が切れやすいので、通知をオフにしています。(35歳/男性)
- リラックスタイムはひとりで休みたいので、LINE通知は切っています。(31歳/女性)
4.好意がバレるのが恥ずかしいから
好きな人とLINEをしている人のなかには、「はしゃぎすぎるのは恥ずかしい」「重いと思われたくない」と考える人もいるようです。
ひょっとしたら相手は、あなたと話したい気持ちや舞い上がるテンションをぐっとこらえて、クールな自分を装っているのかもしれません。
ふとした瞬間や会ったときに相手がうれしそうな反応をしていれば、脈ありの可能性が高いでしょう。
【アンケートでのコメント】
- 相手に重いと思われるのがイヤだったから。(27歳/女性)
- 想いを込めすぎると気持ち悪い文章になりそうだと思い、そっけない返事をしました。(33歳/男性)
5.好きな人の気を引きたいから
LINEでそっけない返信をする人のなかには、あなたの気を引くために、わざと冷たく振る舞っている人も。
相手の好意がはっきりしない段階では、そっけない態度をとられると不安になってしまいますよね。
相手の本音を知りたいときは、あなたからポジティブな気持ちを伝えて安心感を与えると、心を開いてもらいやすくなるでしょう。
【アンケートでのコメント】
- 相手の気を引くために、わざと絵文字を減らしたり返信を遅らせたりします。(29歳/女性)
- 友人に「恋愛には駆け引きのテクニックも必要」と聞いたので。(24歳/男性)
6.伝えにくい不満があるから
LINEのメッセージが急にそっけなくなったら、相手が不満をもっているケースも考えられます。
付き合う前のふたりや自分の気持ちを伝えるのが苦手な人なら、口に出せない不満がLINEのリアクションに表れることも。
相手に対して、失礼なメッセージを送っていないかを振り返ってみるとよいでしょう。
【アンケートでのコメント】
- 大事な話の最中にスタンプだけの返事をされてイライラした。(30歳/女性)
- 自分の知らない男性の話が出てきて嫉妬しました。(34歳/男性)
7.付き合い始めて安心したから
「付き合う前はマメにLINEをくれた彼氏(彼女)が、付き合ってから頻度が減ってしまった」という場合は、相手があなたとの関係に安心している可能性があります。
気持ちが冷めたのではなく、元々LINEをするタイプではなかった相手が、あなたとの距離を縮めるためにがんばってメッセージを送っていたことも考えられます。
カップルの場合は、希望のLINEの頻度やタイミングを話し合って、お互いにとって心地よいペースをつくっていけるとよいですね。
【アンケートでのコメント】
- 付き合う前のLINEでは、相手のペースに合わせてがんばりすぎてしまうことがあります。(26歳/男性)
- LINEが減ったのが不安でしたが、相手に正直な気持ちを伝えたら解決できました。(30歳/女性)
8.気持ちが冷めてしまったから
「以前はスムーズなやりとりが続いていたのに、急に返信が来なくなったりそっけない返事をされたりする」という場合は、あなたへの気持ちが冷めてしまったことも考えられます。
ただし、相手の環境に急な変化が起きて返信できなくなっている場合もあるので、直接会って判断することが大切です。
【アンケートでのコメント】
- 自分と相手の気持ちに温度差を感じて冷めたことがあります。(31歳/女性)
- 最初は気になっていたが、これ以上の関係に発展しないとわかったから。(28歳/男性)
LINEがそっけない相手の脈ありサイン
気になる人の脈あり・脈なしは、LINEの文面だけでは見極められないもの。
ここでは、LINEのリアクションや会ったときに表れやすい脈ありサインを解説するので、チェックしてみてくださいね!
直接会うと優しい
LINEのメッセージがそっけなくても、会って話すと優しかったり居心地のよさを感じられたりするなら、脈ありの可能性があるでしょう。
相手に会ったときの行動や言葉に違和感がないなら、メッセージでのやりとりが苦手なタイプだと考えられます。
本心が気になる場合は、「LINEは通知オフにする派?」「あまり連絡しないタイプ?」と聞いてみると誤解が解けるかもしれません。
そっけないけど返してくれる
返信が半日後から数日後になっても必ずメッセージを返してくれたり、だらだらとしたペースでも会話が続いたりするようなら、相手はあなたとコミュニケーションを取りたいと思っているでしょう。
「好きな人とは少しでも長くつながっていたい」「興味のない人とのLINEは続かない」と考える人は多いもの。
返信はできるだけ相手のペースに合わせると、やりとりがさらに続きやすくなります。
相手から質問してくれる
メッセージがシンプルだったり短文だったりしても、質問や語尾に「?」があるようなら、あなたに興味があり、もっと知りたいと思っている証拠です。
やりとりを続けたいなら、相手と同じくらいのテンションの文面を心がけると安心感を与えやすいでしょう。
LINEで話したことを覚えている
LINEではリアクションが薄いように感じても、相手があなたの話したことを覚えているなら脈ありの可能性が高いでしょう。
そっけないように見えても、好きな人にかかわる情報を記憶する人は多いもの。引き続きやりとりを続けてみましょう。
デートに誘ってくれる
LINEではそっけなくてもデートに誘われるなら、脈ありの可能性が高いでしょう。
デートのお誘いは、相手があなたとの距離を積極的に縮めたいと思っている証。
相手がアクションを起こしてくれたときは、LINEの反応はあまり気にしすぎないようにしながら仲を深めることをおすすめします。
LINEがそっけない相手の脈なしサイン
そっけないLINEが返ってくる相手に対して、強引にアプローチを続けると逆効果になることも。
ここでは、アンケートのコメントをもとに、リアルな脈なしサインを紹介します。
会話が続かない
好きな人とのLINEを長続きさせたい人が多いなかで、会話が広がらないときは、「これ以上LINEを続けたくない」「だらだらLINEをするのが苦手」という場合も。
会ったときの対応もつれないのであれば、LINEそのものが苦手という可能性も低いでしょう。
【アンケートでのコメント】
- LINEのやり取りが長く続かないように、簡潔な返信をします。(32歳/女性)
- スタンプで早めに会話を終わらせるようにしています。(26歳/男性)
- 「お風呂に入るからもう切るね」と言ってやり取りを終わらせます。(27歳/男性)
質問をされない
LINEのやりとりのなかで相手からの疑問文が一切ない場合は、まだあなたへの関心が薄い可能性があります。
あなたからの一方的な質問が続く場合は、アプローチ方法を考え直したほうがよいかもしれません。
【アンケートでのコメント】
- 用件がなければすぐ終わらせるし、質問もしません。(26歳/女性)
- だらだら会話をするのもしんどいので、自分から疑問形の文章は送らないようにします。(28歳/男性)
自分の話をしない
脈なしの相手には、できるだけ自分の話をしない傾向があるようです。
ただし、あなたからもあまり自分の話をしないようなら、お互いに様子見をしていることも。
「自分はこう思うけれど、○○さんはどう思う?」のように自己開示をしてみると、相手も安心できるでしょう。
【アンケートでのコメント】
- 深く関わりたくない異性には、自分のプライベートな話はしないです。(27歳/女性)
- 出会って間もない関係なら、深入りした話題はあまりしないですね。(30歳/男性)
LINEを始めるのが自分ばかり
LINEを始めるのはいつもあなたからという場合も、要注意です。
やりとりを自分から始めるかつ相手のLINEがそっけない場合は、今は脈なしかもしれません。
いつも自分から送っているなら、あえて連絡のペースを減らしてみる方法もあります。
【アンケートでのコメント】
- 興味のない異性には、基本的に自分からは送らないようにしています。LINEが来たらその内容の返事を送るくらいです。(29歳/女性)
具体的な予定を立てない
こちらから食事やお出かけの提案をしたときに、「また今度ね」「機会があれば」とあいまいに流されるなら、本音では乗り気でないことも。
具体的な候補日を示しても相手が難色を示すときは、脈なしの可能性が濃厚でしょう。
【アンケートでのコメント】
- 好意のない男性から食事に誘われたときは、「機会があったら」と具体的な話をしません。(31歳/女性)
- 相手の誘いがしつこいときは、「こちらから連絡します」と伝えています。(26歳/男性)
実際に会ってもそっけない
相手に会ってもテンションが低かったり表情が暗かったりするときは、こちらに興味があまりないことも。
それでも、相手の好きなものやふたりの共通点があれば、今後の発展につながるきっかけが見つかるかもしれません。
【アンケートでのコメント】
- マッチングアプリなどの出会いの場でも、相手のことをまだ好きになれていないときはそっけない対応になります。(27歳/女性)
- 興味がない相手でも、予定がなければ断れずに行くときがあります。(28歳/男性)
LINEがそっけない相手の心をつかむアプローチ方法6つ
LINEがそっけないタイプの人と仲よくなりたいときは、どうすればよいのでしょうか。
最後に、相手の心をつかむ効果的なアプローチ方法を紹介します。
1.後日改めてLINEしてみる
相手がそっけない返信を送ってくるのは、そのときにたまたま仕事やプライベート、悩みごとなどがあって忙しかったのかもしれません。
一度のLINEで諦めず、数日から数週間おいて再度チャレンジみましょう。
2.相手のペースに合わせて返信する
返信が遅いと感じるなら、あなたからメッセージを送るときに、相手からLINEが来る時間帯やペースを合わせて送ってみましょう。
一日のうち、どのくらいの時間スマホに触るかは人それぞれです。
自分と似たペースの人には好意を持ちやすいといわれているため、LINEのタイミングも配慮してみるとよいでしょう。
3.うれしい気持ちを伝える
もっとLINEをしたいと思っているなら、「○○さんとLINEをしていると楽しい」とポジティブな気持ちを伝えてみましょう。
相手があなたに好意をもっているなら、「LINEを送れば好きな人が喜んでくれる」と知ることで積極的になってくれるかもしれません。
4.共通の話題を見つける
LINEで雑談をする習慣がない人とは、好きな食べ物やスポーツチームなど、相手との共通の趣味や話題があると会話が続きやすくなるでしょう。
共通の話題が見つからないときは、相手の返信から興味のあるキーワードを見つけて「教えてほしいな」と伝えると話が広がりやすくなります。
LINEが盛り上がったら、相手からもメッセージを送ってくれるようになるかもしれませんよ。
5.LINE以外のコミュニケーション方法を提案する
LINEのやりとりが苦手な相手には、LINE以外のコミュニケーションツールを提案してみましょう。
なかには、LINEよりも電話やオンライン通話でコミュニケーションをとりたいと考える人もいます。
どのようなコミュニケーション方法を求めているかを確認して、2人にとって心地よいコミュニケーション方法を見つけられるとよいですね。
6.直接会う時間を大切にする
メッセージのやりとりが苦手な相手や、忙しさからなかなかLINEができない相手とは、直接会って話す時間を大切にするとよいでしょう。
相手の生活や意思を尊重することで、相手も「よい関係が築けそう」「居心地がよい相手だな」とポジティブに感じてくれるかもしれません。
デートやランチに誘ったりグループで遊びに行ったりして接点を増やすと、仲よくなれる可能性が高まるでしょう。
LINEがそっけない相手の本心は、会ったときの行動から見極めよう!
好きな人や恋人からのLINEがそっけないと感じると、不安になってしまう人は多いはず。
しかし、相手の生活習慣やタイミングによっては返信が難しいこともあるため、必ずしもLINEだけで本心を見極めることはできません。
相手の気持ちを知りたいなら、直接会ったときのリアクションや行動から判断することをおすすめします。
【データ出典】
恋愛に関するアンケート
調査日:2024年6月29日〜7月1日
有効回答数:120人
(インターネットによる20〜35歳の男女へのアンケート調査)
(ファンファン福岡公式ライター / Satoko)