子どもに食べさせたい高たんぱく質レシピ!

この記事では、2児の母でもある管理栄養士が子どもに食べさせたい高たんぱく質なレシピを紹介します。成長期の子どもに欠かせないたんぱく質。体のもととなる、大切な栄養素のひとつです。家族の健康な体づくりのために、ぜひレシピを参考にしてみてくださいね。

目次

たんぱく質は人体を構成する大事な栄養素

健康な身体づくりに必要なたんぱく質

たんぱく質は、体を構成する栄養素で三大栄養素のひとつでもあります。身長が伸びるなど、体全体が大きくなる成長期の子どもには欠かすことができない存在。たんぱく質は血液や筋肉、骨、皮膚など多くの体をつくる材料であり、免疫力をあげたり、体力をつくるはたらきがあります。

たくさん動く子どもだからこそ、たんぱく質が必要

大人は意識して運動習慣をつけますが、子どもは走ったり飛んだりジャンプしたりと日常で気によく運動している子がほとんど。学校でも体育の授業などがあり、動く機会が多くあります。たんぱく質が不足してしまうと、筋肉が衰え、運動能力にも影響が出る可能性も。怪我や体調不良の原因にもなるため、成長時期にあわせたたんぱく質の量を摂ることが大事です。適切な量は、厚生労働省で出している日本人の摂取基準(2020年版)を参考にしてみてくださいね。

子どもに食べさせたい高たんぱく質レシピ2選!

焼くだけ簡単!タラの彩りピカタ

焼くだけ簡単!タラの彩りピカタ
出典:合同会社HITOOMOI

高たんぱくな魚、たらを使ったレシピ。彩りも良く、お弁当でも活躍してくれるおかずです。野菜もたっぷりとれます。

「焼くだけ簡単!タラの彩りピカタ」の材料・作り方

<材料:2人分>

  • タラ     :2切れ
  • パプリカ(赤):1/2個
  • 大葉     :3枚
  • スライスチーズ:3枚
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩こしょう  :適量
  • 薄力粉    :適量
  • サニーレタス :適宜

A

  • 卵      :1個
  • 粉チーズ    :大さじ1

<作り方>

  1. タラの切り身は3等分に切る。パプリカは食べやすい大きさにくし切りにする。大葉、スライスチーズは半分に切る。
  2. タラの両面に塩こしょうを振り、大葉、スライスチーズを巻く。タラ、パプリカの両面に薄力粉をまぶす。
  3. ボウルにAを入れよく混ぜ、2をくぐらせる。
  4. フライパンにオリーブオイルを入れ中火で熱し、3を入れ、両面3分ずつタラの中まで火が通るように強火で焼く。
  5. 器に盛り、好みでサニーレタスを添える。

「焼くだけ簡単!タラの彩りピカタ」の保存期間(目安)

  • 冷蔵保存の場合…1〜2日
  • 冷凍保存の場合…2〜3週間

海老とブロッコリーのガーリック和え

海老とブロッコリーのガーリック和え
出典:合同会社HITOOMOI

たんぱく質が豊富なエビをつかった、おいしいおかずレシピ。お弁当のおかずとしても使える万能レシピになっています。

「海老とブロッコリーのガーリック和え」の材料・作り方

<材料:2人分>

  • ボイルむき海老:2尾
  • ブロッコリー :1/4株

A

  • オリーブオイル:小さじ1
  • おろしにんにく:小さじ1/2
  • 塩こしょう  :少々

<作り方>

  1. 海老は半分に切り、ブロッコリーは一口大に切る。
  2. 耐熱容器に1 、ブロッコリー、Aを入れ、ふんわりとラップをかけ600Wのレンジで2分加熱する。取り出して全体に味がなじむように混ぜる。
  3. 器に盛り付ける。

「海老とブロッコリーのガーリック和え」の保存期間(目安)

  • 冷蔵保存の場合…2~3日
  • 冷凍保存の場合…2~3週間

たんぱく質は成長に応じて適切な量を食べる

幼児期〜思春期まで著しい成長を支えるたんぱく質。食べすぎても体に負担をかけてしまうので、成長時期によって適切な量を食べるようにしましょう。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは、「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」

目次