勇壮な山車(だし)が練り歩く「おおむた大蛇山まつり」が7月22日(土)、23日(日)、大牟田市の中心街で開かれます。長さ約10m、高さ約5m、重さ最大3トンもある「大蛇山」の山車が、火煙を吐きながら街を練り歩きます。4年ぶりの通常開催になります!
大蛇山とは
「大蛇山」とは紙、竹、わらなどで、大蛇のように飾られた「山車」のことです。大蛇山が口から火煙を吐き、太鼓や鐘を打ち鳴らしながら、町中を練り歩きます。巨大な頭を左右に振りながら、勇壮なかけ声をあげ縦横無尽に動く姿は、大牟田ならではの風景です。
大蛇山のルーツは300年以上前、江戸時代にさかのぼります。蛇や龍を水の神とする「水神信仰」、祭神を悪疫よけや農業の神とする祇園信仰が絡み合い、祇園のお祭りに大蛇が取り入れられ「大蛇山」という形ができあがったと考えられています。
コロナ禍の影響もあった2022年夏は、規模を縮小しての実施となりました。2023年は4年ぶりに通常規模での開催となり、盛り上がりが予想されています。
おおむた大蛇山まつり
日程:7月22日(土)・23日(日)
【7月22日(土)】
17:00~17:30 オープニングセレモニー(JR九州櫻燕隊演舞)
17:00~17:40 ちびっ子広場・ちびっこ総踊り
17:50~19:05 一万人の総踊り
19:10~21:45 祇園六山 巡行・競演・御止・かませ
【7月23日(日)】
17:00~18:00 ちびっこ大蛇・ちびっこみこし
18:00~22:00 大蛇山大集合パレード
問い合わせ:0944-41-2750(おおむた「大蛇山」まつり振興会事務局<大牟田市 観光おもてなし課>)