わが家の夫は大の猫好きなのですが、あまり私にバレたくない様子。けれど、普段ポーカーフェースを崩さないダンナの意外な一面を、私は見てしまったのです!
猫好きなのにクールを装い続ける夫
夫は、普段はポーカーフェースな人。けれど、テレビをつけてたまたま猫が映った時や町で猫を見つけた時は、ぱあっと笑顔になります。夫は小さい頃からずっと猫を飼っていた、大の猫好きなのです。 しかし、私たち家族の住むマンションがペットの飼育を禁止していること、そして何より私が動物アレルギーなので、現在は全く猫と触れ合わない生活を送っています。 そんな夫は、照れくさいのでしょうか、明らかに目じりが下がっているのに、テレビで猫が映っていても何事もなかったかのようにチャンネルを変えたり、猫の横を通り過ぎたりと、大して興味がないように振る舞います。 夫の仕事が忙しく、遅い帰宅が続いていた頃の、ある休日のことです。近所に保護猫のカフェがオープンしたというチラシがポストに入っていたので「猫カフェに行ってきたら?」と夫に提案してみました。大好きな猫と思う存分触れ合えば、少しは疲れも取れるかな、と思ったのです。 外出が面倒臭いのか、夫はあまり気乗りしない様子。とはいえ、その猫カフェは家から歩いて3分ほど。「近所なら、まあちょっと行ってみるか」と言って、出かけて行きました。
若い女の子でいっぱいの猫カフェで見た驚きの夫の姿!
その猫カフェは、ガラス張りで外からでも店内がよく見えます。私が普段買い物に行くスーパーの隣だったため、いたずら心もあり、息子との買い物ついでに、ちょっとのぞいてみることにしました。 「猫を眺めて癒やされてるかな」と思いながら、若い女の子でいっぱいの店内を見回すと、そこには…私の想像をはるかに超えて猫といちゃいちゃする夫が! 夫は今まで見たことがない満面の笑みで猫を抱きしめ、猫に頬をうずめてすりすり。その姿は、まるで「あのまま猫を食べてしまうのではないか…」と心配になるほど。 店内にいる女の子たちも、猫をかわいがる夫を微笑ましく見守ってくれているようです…。 「これは見てはいけないものを見てしまった」と私は動揺。夫を見つけた息子が「あ、パパだ!」と声をかけそうになり、私は息子を抱きかかえてそそくさと退散しました。 私たちが帰宅した1時間後に、夫も帰宅。いつもと変わらない様子だったため「猫ちゃんどうだった? かわいかった?」と聞いてみると、「かわいかったよ」と素っ気ない言葉が返ってくるのみです。 私は「あんなにニヤニヤしてたくせに!」と、笑いをこらえるのに必死です。「息子ともあれくらい楽しそうに遊んで欲しいわ」と思いつつも、夫の意外な一面を見られて新鮮に感じた出来事でした。 (ファンファン福岡公式ライター/フルサワ)
緊急事態宣言下でホームパーティーはOK? ママ友の誘いに困惑