福岡市文化芸術振興財団は9月2日(土)、障がいや年齢、性別を問わずアートを楽しんでいる例を紹介するトークイベント「アートとのいろいろな関わり方」を福岡市美術館で開きます。入場は無料で、事前申し込みが必要です(先着順)。ぜひお申し込みください。また、9月1日(金)、2日(土)には、映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」福岡上映会も開催されます。
リレートーク「アートとのいろいろな関わり方」
多様な方とアートを介したコミュニケーションの場で活動するゲストがリレー形式で、自身の取り組みを紹介します。※手話通訳付き
トークゲスト
白鳥建二氏(全盲の美術鑑賞者/写真家)
野中香織氏(一般社団法人パラカダンス 代表理事)
中込潤氏(九州産業大学美術館 学芸室長)
宮城潤氏(那覇市若狭公民館 館長)
大澤寅雄氏(合同会社文化コモンズ研究所 代表)
モデレーター
宮田智史氏(NPO法人ドネルモ 事務局長)
リレートーク「アートとのいろいろな関わり方」
日時:9月2日(土)15:00~18:00(開場 14:30)
場所:福岡市美術館ミュージアムホール(福岡市中央区大濠公園1-6)
入場料:無料
申し込み:メール bosyu@ffac.or.jp / 下記のウェブフォームのいずれか
定員:182名(先着順) ※車椅子スペースは2席分
主催:福岡市文化芸術振興財団、福岡市
共催:福岡市美術館
後援:福岡県社会福祉協議会、福岡市社会福祉協議会
映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」福岡上映会
リレートーク「アートとのいろいろな関わり方」で、トークゲストを務める白鳥建二さんがモデル・主演のドキュメンタリー映画を上映します。日程は9月1日(金)と2日(土)です。
目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。
恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に彼語る言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかも」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々と紡ぎ出す豊かな会話を追ったドキュメンタリーである。
水戸から東京、新潟、そして福島へ。アートをめぐりながら、白鳥さんは旅をしていく。カメラは、その旅路や見えない日常を追い続ける。いつしか、一緒に見る人たちも、白鳥さん自身も何かが少しずつ変わっていって…。
答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を生きるわたしたち。アートの力とはなにか。障害とは何か。見えないからこそ見えてくるものはあるのか。異なる背景の人々が一緒に作品を見る意味、そして「見える」「見えない」、障害と健常、アーティストと鑑賞者といった「線」を超えようとする人々。他の誰にもなれない孤独な存在と豊かでのびのびとした会話が生み出す静かな波を映し出す。
製作年 2022年
製作国 日本
上映時間 107分
監督 三好大輔 川内有緒
出演 白鳥建二、佐藤麻衣子、森山純子ほか
映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」福岡上映会
日時:9月1日(金)18:00上映開始(開場 17:30)※日本語字幕版
9月2日(土)11:30上映開始(開場 11:00)※音声ガイド版
場所:福岡市美術館ミュージアムホール(福岡市中央区大濠公園1-6)
料金(自由席):一般 1,500円 / 高校生以下 1,000円
※車椅子の付添1名まで無料
※各回車椅子の専用スペース2席まで
※先着
※車椅子を利用の人は、以下に電話で申し込みを
福岡市文化芸術振興財団 「アートとのいろいろな関わり方」担当
TEL 092-263-6265(平日9:30~17:00)
チケット取り扱い:
チケットぴあ(Pコード 553-104)
ローソンチケット(Lコード 81306)
問い合わせ:福岡市文化芸術振興財団「アートとのいろいろな関わり方」担当
TEL:092-263-6265(平日9:30~17:00)