【入学準備】小学校までにやっておきたい3つの親子コミュニケーション

小学校入学まで残りわずか、学校生活の期待と不安でドキドキではないでしょうか。わが家の場合、親である私も「準備不足はないかな」「クラスに馴染めるかな」と緊張していました。そんなとき、ある3つの方法を実践することで不安や緊張が軽くなりました。今回は、小学校入学前から入学後も役立つ親子コミュニケーションについて、ご紹介します。

目次

1.公共の交通機関でたくさんおでかけする

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 未就学児の場合、2人までなら電車やバスの運賃がかかりません。また、指定席やグリーン車も膝上抱っこなら無料のため、お得におでかけするなら小学校入学前がおすすめです。
 長期休暇の期間は、スタンプラリーを実施している駅もあります。のんびり途中下車しながらスタンプを集めれば、親子のいい思い出になりますよ。

 なお、お子さんによっては、静かに席に座っていられるか心配な場合もあるでしょう。
 わが家の場合、事前に「電車に乗るときの3箇条」を確認しました。
 「電車内では大きな声を出さないこと、走らないこと、座席に靴をつけないこと」の3つです。

 それに加えて時間つぶしのため、お絵かき帳や、車窓から見えたものでビンゴをつくるゲームブックを持ち込み、道中を楽しみました。普段は私が仕事や家事で忙しくしているため、電車内でゆっくり同じ遊びができるのは息子にとって嬉しかったようです。

 それから、これは小学校に入ってから気付いたことですが、学校の授業が始まると勉強の遅れが気になって平日休みにくくなります。学年が上がるにつれ勉強も難しくなるので、さらに休みづらく…。保育園・幼稚園のときは、平日休みも気にならなかったのですが。
 平日のすいているときに気軽におでかけできるのは、小学校入学前の特権ですね。

2.子どもに緊急連絡先を知らせておく

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 小学校入学前になると、お子さんによっては電話の受け答えがしっかりし、1人で対応できる場合もあるでしょう。入学前に緊急連絡先の番号を教えたり、電話のかけ方を確認したりしておくと、万が一のときも安心です。
 
 わが家の場合も、110番や119番、おじいちゃんおばあちゃん宅の電話番号を紙に書いて貼り、電話のマナーやかけ方を確認します。電話は、相手が誰かはっきりするまで敬語で受け答えすることを教え、実際におばあちゃんにかけてみると、子どもの自信につながったようです。
 「次から普段の電話も俺がかけるから任せて!」と、頼もしい一言が飛び出しました。

 小学校に上がると、子どもの行動範囲が広がるため、携帯を持たせる親御さんも多いでしょう。その場合も、緊急連絡先を子どもと一緒に確認しておくのは、日ごろの備えとしておすすめの方法です。

3.小学校が同じ親御さんと連絡先交換

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 小学校が同じママ友がいると、入学前にもらった資料でわかりづらい点や、学用品がすべて揃っているかなど、確認と情報交換ができます。

 わが家の場合、息子と仲のいい友達数人が同じ小学校で、ママさんとも面識があったため連絡先を交換しました。
 「ランチョンマットは幼稚園のそのまま使っても大丈夫なサイズだよね?」
 「体操着はどこで買うのがお得かな? この店はポイント付くけど、あっちの店は割引があって」など、学校に問い合わせるまでもない部分を確認でき、心強かったです。

 就学前検診などを通して、同じ小学校区のお子さんと親御さんはなんとなく把握していると思います。普段付き合いのあるママさんなら、思い切って連絡先を交換できないか尋ねてみるといいかもしれません。

学校生活の始まりを楽しく

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 小学校の入学とともに、子どもの交友関係は広がります。子どもの自立という意味でも、親が手助けできない部分、口出ししてはいけない面も出てくるでしょう。
 入学前に親子のコミュニケーションをたっぷり取っておくことで、子どもが困ったときや助けてほしいとき、親を頼ってもらえるのではないかと思います。

 また、入学を機に仲良しの子の親御さんと連絡先を交換し、気軽に話せる関係を築いておくと、
「遊びに行ってまだ帰ってこなくて… 一緒に遊んでるかな?」など、ちょっとしたことでも連絡を取りやすくなります。

 親子コミュニケーションで入学前の不安を払しょくし、楽しい小学校生活をスタートしましょう!

(ファンファン福岡公式ライター/芦谷)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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