【4年ぶり開催】未来をつかむ女性たち「ファンファン福岡文化祭」大盛会でした!

 ファンファン福岡は日頃の感謝を込めた4年ぶりのリアルイベント「ファンファン福岡文化祭」を2月22日、JR九州ホール(福岡市博多区)で開催しました。トークショー、ワークショップ、ブース出展、抽選会などを実施した会場には、約400人が来場! 当日の様子をリポートします。

目次

オープニングトーク|吉田麗子さん「お金について考える~女性のためのライフプラン~」

まず目標金額と売却のタイミングを決めて!
 CFPで生活の窓口相談員の吉田麗子さんが講演。投資を続けるポイントは2つ。「目標の金額を決める」「売却のタイミングを決める」こと。何年後にいくらの資金になればよいか決めることで価格が上下することにショックを受けたとしても目標金額まで待てるようになるそうです。

 2024年から制度が変わったNISA(少額投資非課税制度)は初心者向けの「つみたて投資枠」から始めるのがおすすめだとか。手数料が安く、価格変動が起きづらい商品がピックアップされているそうです。どこの証券会社で口座を開けばよいか分からない場合は銀行でも開設可能。「銘柄は業種や国を絞らず分散を。NISAは利益が非課税で使い勝手がいいので長く賢く利用してほしい。月1万円でも5,000円でもよいです。始めるのに遅すぎることはありません」と話しました。

パネルディスカッション|福岡で働く女性の今とこれから

“頑張らない”で 好きなことを伸ばして!
 キャンプ女子代表・橋本華恋さん、NewsPicks for Business九州拠点リーダー・田中智恵さん、オフィスat 専務取締役・阿部博美さんがトークを展開。コーディネーターは西日本新聞社・下村ゆかりさん。

 「福岡の女性の特徴」について「福岡の上席の方はまだまだ男性が多いようですが、女性はバイタリティーがある印象です」と田中さん。

 「企業で女性が活躍するために大切なこと」について阿部さんは「女性の問題が置いていかれないために女性の視点を入れることが必要なんです。男性のようにフルに働くことではなく、女性は今のままで活躍することが大切です」。

 最後に橋本さんは「人間は働くためではなく、自分の人生を楽しむために生まれてきました。頑張る必要はありません! 好きなことをどんどん伸ばして」と力強く話しました。

(左から)橋本華恋さん、田中智恵さん、阿部博美さん

西﨑彩智さんトークショー|毎日忙しくて疲れていても、今日からお片づけがしたくなる!3つのステップ

ゴールをイメージし、コツコツ続ける!
 お片づけ習慣化コンサルタント・西﨑彩智さんが講演。ポイントは「物を処分する前に、片づけの最終ゴールを具体的にイメージすること」。次にどんな暮らしをしたいか、どんなふうに使いたいかを明確にして、分ける作業をします。「自分のイメージした未来に持っていきたいかどうか」で整理を。それが分かったら収納に進みます。

 3つのステップ(1)部屋の写真を撮ってリアルな状況を客観視(2)好きなテイストなど、どんな暮らしをしたいかイメージ(3)“使うか使わないか”、なりたい未来に必要なものだけを選ぶ―を実践すれば部屋がすっきり! さらに、人は行動することで「やる気」が湧いてくるのだそう。「1日5分、10分片づけをすることで必ず家の中が変わりますし、家族も協力的になります!」と話しました。

伊藤千晃さん|スペシャルトークショー

 伊藤千晃さん(以下、伊藤さん)を招いたトークショーでは、美容やフェムテックなど、女性が気になるテーマについて話してもらいました。フェムテック協会認定資格2級(認定フェムテックエキスパート)を持つ伊藤さんは「フェムテックとは“フィメール(女性)”と“テクノロジー(技術)”を合わせた造語で、女性の健康問題を技術で解決していくサービスを指します。月経による体調不良を整えることで仕事や学業の効率が上がる」と話し、「私自身20代の頃は不摂生で、(生理前後の)不調を感じても自分の心が弱いせいだと思っていました。それがきっかけでフェムテックを学び、資格を取得してからは皆さんに知識を伝えられるので自信にもつながりました」と振り返りました。

 現在、芯身美茶とコラボしたハーブティーをプロデュースする伊藤さん。「女性の悩みに寄り添ったお茶です。色鮮やかなので見て飲んで楽しんでもらえたら」と話します。また最後には読者の質問に答える場面も。美しさの秘訣(ひけつ)について「今の時期は体を冷やさないことと保湿をすることですね。あとはたくさん笑うこと! 小さな幸せに目を向けることを大事にしています」と笑顔で話しました。

伊藤千晃さんプロフィール
2017年にAAAを卒業後、18年にソロ活動を開始。美容・ファッションに関する豊富な知識で同世代の女性からの支持も高い。22年3月「フェムテック協会認定資格2級(認定フェムテックエキスパート)」を取得。

ファンファン福岡文化祭|イベント風景

30〜50代の女性でにぎわう会場。ステージで繰り広げられるトークに多くの人が耳を傾けました。

一人一人の足の状態を見ながらマッサージ♪ 全身の血行が良くなり、みなさん気持ち良さそうでした。

「メイクレッスン」ではどんなふうになりたいか、みられたいかをヒアリング。一人一人に寄り添う様子が印象的でした◎

多くの人が体験していた毛穴洗浄。「毛穴が小さくなった」「角栓がなくなった」「肌が白くなった」という声多数!

来場者の要望に合わせてヘアアレンジ♪ あっという間に今っぽいルーズなスタイルに♪

ミモザとユーカリのスワッグ作り。「かわいい〜!」という声が聞こえ、終始にぎやかなブースでした。ミモザ詰め放題のボトルも人気!

ファンファン福岡編集部も出展! 特選焼き菓子詰め合わせなどが当たるガラポン抽選会で大いに盛り上がりました。

無添加ワインやポテトチップス、ノンアルコールビールを試食・販売。幅広い世代が足を止めていました。

大変な熱気の抽選会。豪華賞品の当選者が発表されるたびに歓声が!

■主催/ファンファン福岡( 西日本新聞社)
■協賛/阿蘇カルデラツーリズム推進協議会、佐川印刷、シーボン、J R 博多シティ、タイ国政府観光庁、natural natural オーガニックフード産直便、博多阪急、宮崎県福岡事務所、八重山ビジターズビューロー
■後援/福岡県、福岡市

参加者の声

●過去のイベントが楽しくて今回も参加しました。グルメの記事を参考に自分で作ってみることもあります♪(福岡市早良区/Uさん)

●福岡に引っ越してきたのでファンファン福岡で情報収集しています。フェムテックに興味津々です!(福岡市博多区/Y・Tさん)

●いろいろなブースがあり、楽しめました。オーガニックのワインを飲みましたよ。とてもおいしかったです!(福岡市南区/Aさん)

●伊藤千晃さんのトークショーを楽しみに来ました! 次回はグルメ系のブースに期待したいです。(福岡市中央区/C・Mさん)

3月8日は【国際女性デー】International Women’s Day

写真AC

 「国際女性デー」とは、女性の権利を守りジェンダー平等の実現を目指すための日。1904年に米ニューヨークで起こった婦人参政権を求めるデモが起源とされています。国際婦人年である75年3月8日に国際連合が制定し、その後77年の国連総会で議決。以降、この日は世界中でさまざまな記念行事が実施されています。海外では「ミモザの日」とも呼ばれ、2〜3月に旬を迎える黄色いミモザの花がシンボルとして親しまれています。ミモザの花言葉は「感謝」「思いやり」「真実の愛」。母親や姉妹、友人、職場の同僚といった身近な女性にミモザが贈られています。この風習は、男性から女性にミモザを贈るイタリアの習慣から広まったとされています。

3月8日(国際女性デー)の新聞でばっぐを作ろう【ワークショップ3月20日開催!】

 西日本新聞社では、3月20日(水・祝)にマリンメッセ福岡で開催される第24回全国陶磁器フェアin福岡の会場内で、新聞ばっぐを作るワークショップを実施します(事前申し込み制/参加費2,000円)。ミモザの花をモチーフにしたすてきなばっぐを作りに来ませんか?

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

目次