息子が小学校1年生の時に、幼稚園から仲良くしていた親友とわが家でお泊まり会をしました。そして、翌日、迎えに来たママ友の姿に驚愕する経験をしました。幼稚園から付き合いがあり、息子の親友のお母さんなので、彼女を信頼していた私。まさか心を許していたママ友から、都合のいいように嘘をつかれていたとは思いもしませんでした。
仲良しのお友達とお泊まり会
息子には、幼稚園から仲良しの親友がいました。ある日、息子が、
「土日に親友と遊びたい!」と言うので、ママ友に話をしたところ、
「日曜日は仕事だから、土曜日からお泊まりで遊びに行ってもいい?」との提案がありました。
小学1年生になったこと、幼稚園から仲良しのお友達で何度も家に遊びに来ていることもあり、お泊まり会を計画したのです。
時間になっても迎えにこないママ友
元気いっぱいの小学1年生の男の子2人に加え、わが家には2歳年下の妹もいるため、お泊まり会は体力的にしんどい面もありました。朝ごはんやお昼ごはんの準備、公園に一緒に遊びに行ったりと、中々ハードなスケジュール。
しかも、お泊まり会に大興奮の子どもたちは、夜遅くまで起きていてぐっすり寝ることができず、朝も6時ごろから起きていました。それでも、子どもたちはとても楽しそうだったので、私も嬉しかったのですが…。
わが家は18時からおじいちゃんおばあちゃんと食事の約束をしていました。16時にはお迎えに来る約束をしていましたが、ママ友は、時間になっても迎えに来ません。ママ友に電話をすると、
「今向かっている」と言われましたが、一向に迎えに来る気配はなし…。
お母さんが時間になっても迎えにこないので、息子の親友は少し不安そうな表情。
「このゲームしよう!」
「お菓子もあるよ!」と息子が話しかけ、なんとか気持ちを盛り上げて過ごしていました。
迎えに来たママ友の姿に驚愕
結局、ママ友が到着したのは、約束より2時間後の18時。しかも、ミニスカートを履いたおでかけコーデで登場したのです。
幼稚園も同じでお迎えの時に良く顔を合わせていましたが、デニムにTシャツなどのラフな姿が多かったママ友。いつもとは雰囲気の違う服装に驚きを隠せませんでした。さらに、美容院にも行って来たのか、ヘアスタイルとヘアカラーも変わっている様子。
仕事だからと言う理由でお泊まりも承諾しましたが、どう見ても遊びに行った帰りの服装でした。追い討ちをかけるように、お迎えに来たママを見て息子の友達は、
「ママ、映画楽しかった?」と聞いていてビックリ。ママ友は、仕事と嘘をついて、朝から遊びに行っていたのでした。
さらに、ママ友の第一声は、
「道路が混んでで遅れちゃったー」のみで、謝る様子はありません。以前、他の友達が泊まりに来た時は、お菓子やジュース、アイスなどを差し入れがありましたが、ママ友は手ぶらで現れ謝罪の一言もなかったのです。
別に差し入れをして欲しいというわけではなかったのですが、反省する様子が全くない彼女を見て、とても残念な気持ちになりました。
ママ友とは適度な距離感が大事
ショックを隠しきれない私は、
「おじいちゃんおばあちゃんと食事の約束をしていたので、もう少し早く迎えに来て欲しかった」と伝えました。すると、ママ友からは、
「おじいちゃんおばあちゃんって近所でしょ? いつでも会えるじゃん!」と衝撃の言葉が返って来たのです。
顔見知りで子ども抜きでもランチによく行き、信頼していたママ友だったので「もしかしたら、今までも都合のいいように扱われていたかも…」と疑心暗鬼になってしまいました。
ママ友が仕事で遅くなるからという理由で、小学校の帰りに子どもをそのまま家で預かり20時ごろまで遊んだり、休日に1日わが家で過ごしたこともありましたが、その時も嘘を付いていたのでは… と疑わずにはいられません。
このできごととがあってからは、長時間わが家で子どもを預かることやお泊まりは断るようにしています。子ども同士が仲良しでも、ママ友とは適度な距離感が大事だと思いました。
(ファンファン福岡公式ライター/tera)