運動会で親の服装はどうする?選び方のポイントやおすすめアイテムを紹介

6歳・8歳の息子を持つママライター、永野栄里子です。

子どもの運動会は楽しみなものの、「親はどんな服装で行けばいいのか」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。ポイントを押さえてコーディネートを選ぶと、屋外での参観も快適に過ごせます。

今回は、運動会の親の服装について、選び方やおすすめコーディネートを紹介します。NGなアイテムや工夫したい点も踏まえ、TPOに合わせた装いを意識しましょう。

目次

運動会の服装、選び方のポイントは?

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運動会は通常の参観日とは異なり、屋外で長時間過ごさなければなりません。まずは、運動会の親の服装を選ぶ際に注目したいポイントを解説します。

気温に合わせる

運動会は「秋」というイメージもありましたが、最近は新年度が始まってすぐ、5月頃に開催する地域も増加傾向にあります。開催時期の気温に合わせた服装にすると、運動会の途中で「暑い」「寒い」と不快感を覚えなくて済みます。

春も秋も比較的気候がよい季節ですが、朝夕と昼間の気温差が大きい場合もあるので、天気予報もチェックしながら、気温に合った服装をチョイスしましょう。

動きやすい服装にする

運動会の主役は子どもたちですが、保護者が参加する競技があったり、運営を手伝ったりすることもあるかもしれません。親も体を動かすことがわかっていれば、動きやすさを重視して服装を選びましょう。

特に保護者の出番がないと思っていても、当日に「片付けを手伝ってください」などと声をかけられるかもしれません(息子たちの学校はそうです…)。いざというときに困らないよう、やはり動きやすさを忘れないように服装を選んだほうがよいといえます。

温度調節ができるようにする

前述の通り、運動会が開催される春や秋は、「朝は肌寒く、昼間は暑い」という日もありますので、温度調節ができるよう準備しておくことも大切です。半袖の上に長袖のシャツや前開きのパーカーを羽織っておくと、暑くなったときにすぐに半袖になれます。

朝の気温があまり低くない場合も、外でじっと立っていると、肌寒く感じてくることがあるので、長袖を1枚持っておくと安心です。

汚れが目立ちにくく洗いやすい服を選ぶ

運動会では砂埃で服が汚れやすいので、自宅で洗える素材のものを選びましょう。クリーニングが必要な服はお手入れが大変ですし、高価な服も万一大きな汚れがついた際に、着て行ったことを後悔するかもしれません。

また、汚れが目立ちにくい色をチョイスするのもおすすめです。さまざまな汚れが目立ちやすい白色だけでなく、砂埃が目立ちやすい黒もできれば避けましょう。

カジュアルでもおしゃれな服装を意識する

動きやすさやお手入れのしやすさを重視すると、自然とカジュアルな服装になる人が多いでしょうが、カジュアルさのなかにもおしゃれ感を取り入れると、運動会のコーディネート選びが楽しくなります。

最近はスポーツブランドもデザイン性を重視したアイテムを多く販売していますし、プチプラファッションでも、カジュアルさと自分らしさを両立できます。

暑さ・紫外線対策もしっかりと!

春や秋には、急に気温が高くなる日もあるので、暑さ対策も意識した服装だと安心です。通気性や吸汗速乾性のある素材を選ぶと、汗をかいてもベタベタしにくく、快適に過ごせます。

また、紫外線が最も強いのは夏場ですが、5月や9月もなかなか強く、10月も冬場と比べると紫外線量は多めです。気温があまり高くない場合も、帽子やアームカバーなどで、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

運動会はこれでOK!30代・40代のおしゃれママにおすすめ運動会コーデ20選(https://drobe.jp/posts/83
運動会の服装選びのポイントや、ママ向け・パパ向けコーデ例を紹介(https://www.descente.co.jp/media/sports/14207/

運動会の服装、NGはある?

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運動会の親の服装は、動きやすさや屋外での過ごしやすさを意識して選びます。服装を決める際には、NGなアイテムなども知っておくと、運動会にどういった装いがふさわしいかがより見えてきます。

華美すぎる、露出が多すぎる服装

カジュアルとは真逆の華美すぎる服装は、運動会という場にあまりふさわしくありません。派手な服装だと浮いてしまう可能性がありますし、キラキラとした素材の服やアクセサリーは、日光に反射して、周囲の人の迷惑になることもあります。

また、短すぎるパンツやスカート、お腹や腕などの露出面積が多い服装も、避けたほうが無難です。肌が紫外線の影響を受けやすいだけでなく、あまりに露出が多いと、子どもも親も目のやり場に困るかもしれません。

ヒールの高すぎる靴

運動会の服装は、足元にも注意が必要です。ヒールの高すぎる靴は、グラウンドに穴を空けてしまう、安定感がなく歩きにくい、ほかの人の足を踏んでしまうと怪我をさせる恐れがあるといったリスクがあります。屋内で開催される場合も靴箱周辺は混雑するので、誰かの足を踏んでしまうと大変ですので、避けたほうが無難です。

運動会にはスニーカーを履いていくのがおすすめですが、服装に合わせてバレエシューズやローファー、ショートブーツを選んでもよいでしょう。かかとに高さが欲しい場合は、低くて太めのヒールのものにします。

なお、ヒールもなく脱げにくいスポーツサンダル(スポサン)は、砂がなかに入りやすいです。多少暑くても、スニーカーのほうが快適に歩けます。

帽子や日傘も注意して使おう

紫外線や暑さ対策として帽子や日傘を持って行く親も多いでしょうが、使う際には周囲への配慮を忘れてはいけません。帽子はつばが大きすぎると、後ろの人が見えにくくなってしまいます。

日傘はさらに広範囲を覆うので、差している人は涼しさを感じられますが、こちらも後ろの人の観覧の妨げになりやすく、さらに近くの人に日傘が当たり、怪我やトラブルを引き起こすこともあるため危険です。

帽子はどんな場所で見ていても被ったほうがよいですが、日傘は後ろのほうで立って見る際に使うのがマナーです。自身の体調を守るのはもちろん重要ですが、ほかの人の迷惑にならないようにすることも意識しましょう。

運動会におすすめのコーディネートは?

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動きやすさや快適さを重視しながらも、運動会でおしゃれを楽しむためには、どういったコーディネートを考えればよいのでしょうか。親の服装でおすすめの組み合わせやアイテムを、男女別で紹介します。

母親におすすめのコーディネート

運動会の服装で母親におすすめなのは、以下のようなコーディネートです。

・白Tシャツとチノパン
・ロング丈Tシャツとレギンスパンツ
・ニットにロングスカート
・パーカーにロング丈タイトスカート
・シンプルなワンピース
・ボーダーシャツにオーバーオール など

「カジュアル」の王道ともいえる「Tシャツ×パンツ」も、トップスの丈や色、柄、パンツの形状を工夫するだけで、おしゃれ感が増します。全体がシンプルにまとまっている場合は、温度調節用の羽織ものをアクセントにするのもよいでしょう。

競技参加などがない場合は、スカートスタイルやワンピーススタイルで参加しても問題ありません。ロング丈でシンプルめな服装なら、運動会の場に合った雰囲気を演出できます。帽子や靴、バッグなどもコーディネートに合ったものを選ぶと、まとまりが出ます。

父親におすすめのコーディネート

運動会の服装で父親におすすめなのは、以下のようなコーディネートです。

・Tシャツとデニム
・ポロシャツとチノパン
・パーカーとジョガーパンツ
・白Tシャツとハーフパンツ など

「Tシャツ×パンツ」よりもきちんと感を出したい場合は、襟つきのポロシャツを選ぶとよいでしょう。気温があまり高くなければ、パーカーでおしゃれ度をアップさせることも可能です。反対に気温が高い日はハーフパンツを履きたいという人もいるでしょうが、シンプルな白Tシャツならカジュアル過ぎず、スタイリッシュさも損なわれません。

父親の服装は、スカートやワンピースといった選択肢がないので、その他のアイテムで差をつけるのも1つの方法です。服装は単色でまとめ、ビビッドカラーのスニーカーを履く、お気に入りのキャップを被るなどして、アクセントを加えてみてください。

運動会は持ち物にも工夫を

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運動会に行く前には服装だけでなく、持って行くアイテムもチェックしましょう。機能性とおしゃれさをバランスよく実現するために、できる工夫を紹介します。

バッグ

場所取りようのレジャーシートやお弁当など、持って行くものが多い場合は大きなトートバッグがおすすめです。キャンバス素材のようなものだと、カジュアルな服装にマッチします。

お昼をまたがず特に大きな荷物がない場合は、両手が空くショルダーバッグがよいでしょう。ハイブランドなバッグやレザー素材のバッグは、カジュアルコーディネートとの相性があまりよくありません。ブランドバッグを持ちたい場合はさりげなさも重視し、デザインと服装のマッチ度もチェックしてください。

スマホショルダー

写真・動画撮影にスマホを使う人は、スマホショルダーがあると便利です。必要になるたびにバッグから取り出す手間が省け、急用で連絡が入った際にもすぐに確認できます。

スマホショルダーには、小物が入るポーチがついたものも多いです。収納力が高いものなら、貴重品をすべて入れてスマホショルダー1つ持って席から移動することもできるので、デザイン性・機能性の両方を重視して最適なものを選びましょう。

【2024最新】本格的な運動会!令和ママにおすすめの最旬コーデ&マストアイテム総まとめ(https://veryweb.jp/fashion/577269/

運動会の親の服装はおしゃれ&カジュアルにまとめよう!

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運動会の親の服装は、カジュアルさとおしゃれさ、そして過ごしやすさの3点に注目して選びましょう。おしゃれの観点は人それぞれですので、たとえば「Tシャツ×パンツ」という組み合わせでも、好きな色や系統、メーカーなど、さまざまな観点で、十人十色のコーディネートが完成します。

過去の息子たちの運動会を振り返ってみると、長男が初めて参加した保育園の運動会での私の服装は「ボーダーTシャツとデニム」でした。子どもたちが着る手作りTシャツと色を合わせて選んだので、数年前のことなのに鮮明に覚えていますが、去年の運動会に何を着ていったのかは、まったく思い出せません(笑)。

「主役は息子たちだし、自分の服装とはいえそんなものだろう」という気持ちもゼロではありませんが、「自分の好きな服を着ていきたい」「少しでもおしゃれなママだと思われたいな…」という野望も捨てきれないので、運動会に向けて早めに服装選びをしていきたいと思っています。

これからお子さんの運動会を迎える皆さんも、ポイントを押さえたコーディネートで、おしゃれを楽しみましょう!

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

大学・大学院にて日本語学を専攻し、修了後は日本語学校に非常勤講師として勤務。2018年よりウェブライターに転身し、さまざまなメディアで記事を手がける。2人の子を持つ「ママライター」として、日々育児に仕事に奮闘中。

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