来年の地域猫カレンダー発売中 「サ日記」

 飼い猫のサニです。お久しぶりです。

 今年も残すところ40日ちょい。とにかく暑い一年だったが、なんとかおれも弟子のチョビも元気に年が越せそうだ。庭にやってくる地域猫の連中も、チョビの弟のとらをはじめとして元気過ぎるくらいだ。

 右耳がカットされてるのがとらで、左の耳が切れているのがチョビだ。チョビは家になじまなければ、地域猫に戻る予定だったが、一応家猫におさまっている。とらはなじむという意味では姉のチョビ以上に人懐こいが、トイレのしつけも出来ておらず、家猫になる許しがもらえていない。

 きょうだいの母親であるおかあちゃんは、根っからの野良から地域猫になってはいるが、人間になじむつもりはないみたいだ。時々チョビの様子を見に来て、ガラスの向こうからのぞいている。

 さて、地域猫の多いうちの庭だが、そう遠くない春日市を拠点に地域猫活動を推進する団体「ピースキャット」さんの来年2025年のカレンダー『吾輩は「地域猫」である』が発売されているぞ。

 

 地域の人に可愛がられてたくましく生きる地域猫たちの姿が人間にも元気を与えてくれるのではないか。

 買いたい人は、QRコードを読み取っても良いし、

 「ピースキャット」で検索しても良い。

 おれは猫だから、人間の活動であるピースキャットの回し者ではないが、カレンダーの売り上げは全て地域猫たちが幸せに暮らすための資金として使われる趣旨には大賛成だ。

 図体のでかい地域猫のうしも、「よろしく」と言ってる。

 飼い猫になったチョビも「カレンダー買ってあげてニャ」と言っておる。

 ちょっと人相の悪いおれからもおススメしておく。事情で猫が買えないご家庭でも、カレンダーの中の地域猫に毎日会えるだけでうれしくなるだろ。

 じゃあニャ。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡市南区在住。サバトラ柄。熟年オス猫。雑種だが、アメショーの血が入っていると思っている。
ふてぶてしさが身上の甘え上手。
推定5歳か6歳の頃、今の飼い主宅に上がり込み飼い猫に。それ以前は不明だが、数百メートル離れた公園にいたとの不確かな情報。おととしの暮れ、孫娘のようなキジ白猫チョビが弟子入り。
世の中の動きに敏感なものの、とくに行動はしない。

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