先日、3歳の娘を歯医者さんに連れていきました。1歳過ぎに行ったきり、行きそびれていた歯医者さん。娘は歯磨きも嫌いなお年頃。「泣くんだろうなー。虫歯になってたりして…」そんな母の不安をよそに、娘が大喜びした理由とは?
小児歯科はとても賑やか!
最近引っ越したので、今回は新しい土地で歯医者さんを探しました。“◯◯小児歯科”という子ども専門の歯医者さんを見つけ、そこに決定!
当日院内に入ると、爆音で流れるアンパンマンに驚きました。治療の音が聞こえない程の音で、昔のおもちゃ屋さんのような賑やかな雰囲気です。歯科衛生士さんたちもマスクの向こうの笑顔が伝わる程、幼稚園の先生のような元気な対応をしてくれます。
娘もその雰囲気にのまれ、リラックスして待合室で過ごし、その後診察室へ。診察室は広く開放的で、こちらもいたるところにテレビがあり様々な番組が流れていました。
いよいよ診察 手際のよさにビックリ!
娘は、診察台に横になるまではよかったのですが、お医者さんに口を開けるのが嫌だったようで、少し拒みました。しかし、そこはプロ! 明るく大きな声でお医者さんは手際よく見てくださり、泣くことなくクリア! 虫歯も無く、母もほっとしました。
その後はお医者さんは登場せず、ポップな色のかわいい流し台の前に移動。歯科衛生士さんの歯磨き指導やフッ素塗布、レントゲン撮影を行っていきます。
子ども椅子に座り、鏡の前で歯磨き。娘は大好きなピンク色の歯ブラシを選びご機嫌でゴシゴシ! その後歯科衛生士さんの膝に寝て仕上げ磨きもしてもらいました。仕上げ磨き… いつも娘が
「イタイ!」と言うのであまり力を入れて磨けていなかったのですが、歯科衛生士さんは娘リクエストの“はながっぱ” の歯磨きの歌を歌いながらゴシゴシ力強く磨いてくれました。外面のよい娘はグズグズ言うこともなく、仕上げ磨きも泣かずに頑張っていました。
その様子を見てレントゲンも決行です。レントゲン室までの道のりでは、他の歯科衛生士さん達が
「かわいいねぇ!」
「こんにちは!」と話しかけてくれるのでご機嫌の娘。レントゲンも手際よく、なんなくクリア!
最後は歯科衛生士さんの膝の上で
「おいしいんだよー! なんの味かなー?」と声をかけてもらいながらフッ素を塗ってもらいました。オマケのシールや消しゴムをもらい、心配してた歯科受診は、笑顔で終了したのでした。
歯医者さんは可愛くなるところ!?
その日、家に帰りしばらくしてから、ふっと娘が嬉しそうに言ったのです。
「イーってかわいくなった!」と。“フッ素塗って可愛くしてもらったと思ってるんだ!” かわいい勘違いに
「お姉さんに可愛くしてもらったもんね。また行こうね!」
「うん!!」と娘は嬉しそうに返事をしてくれました。
その後、歯医者さんごっこが始まり
「はい、動かないよー“チーズ” ってするからねー。かわいくとれたよー!」とレントゲンの真似をしたり、鏡の前でイーっとしたり…。
小児歯科、様々でした!
おうちでの歯磨きも
「お姉さんの時みたいにゴシゴシ頑張ろうね!」と言うと、前より頑張れるようになったかなと思います。
色々な歯医者さんがあると思いますが、お子さんの歯磨きでお悩みの方は、小児歯科が是非おすすめです。
今“かわいい” というワードが大好きな娘! この勘違いを活用しながら、苦手なことを克服していってもらおうかなーとたくらむ母でした。
(ファンファン福岡公式ライター / ちょこまま)