コロナ禍の春休みを乗り越える! 息子と見つけた3つの方法

 新型コロナウイルスの影響で、子どもと一緒に過ごす時間が増えました。息子の学校も一昨年の春休みが延長。息が詰まるし、運動不足も心配です。今回は自粛期間を息子と楽しみながら乗り切った3つの方法を紹介します。

目次

1. ブロック遊びは成長しても侮れない

写真AC

 小学校に入学したばかりの息子。新型コロナウイルスにより、春休みが5月末まで延長になりました。宿題も出ましたが、平仮名の練習など簡単な学習だったため、すぐに終了。息子は2日と経たず休みに飽きてしまいました。

 新しいおもちゃを購入するのも… と思っていたある日、息子が5歳頃に遊んでいたレゴブロックを思い出しました。簡単な家や車を作って遊んだブームが過ぎ、押し入れの奥にしまっていたのです。

 レゴ付属の見本帳から飛行機のページを開き
 「作ってみない?」と息子を誘いました。息子は
 「面倒だよ」と乗り気ではなかったのですが、私がブロックをいじっていると興味をそそられたようです。

 見本通りに作ってみたり、立体的なオリジナル迷路を作成し、ビー玉を転がしてボードゲームを始めたり。ボードゲームは親も参加できるため「こういう物が作れるようになったんだなあ」と成長に感心しながら、一緒に遊びました。

 ブロックは散らかるイメージですが、レジャーシートの上で広げてもらえば、踏んで痛い思いをしません。遊び終わった後は、シートから一気に箱へ流し入れれば良いので片付けも楽ちんです。

2. お散歩ゲームで子どもと会話

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 毎日子どもと家にいると息が詰まりますが、外で長時間遊ぶのもちょっと…。

 公園など楽しい場所に行けないとわかっている息子は
 「買い物に行こうよ」と誘っても、
 「嫌だよ、面倒」と、外出を億劫がるようになり、運動不足が心配になりました。

 そこで、私のスマホにお散歩ゲームアプリをダウンロード。

 お散歩ゲームは、スマホに内蔵された万歩計を読み取り、アプリに反映させるゲームです。歩数に応じてキャラクターが増えたり、アバターの飾り付けができたり、報酬がもらえます。

 わが家では、テレビゲームを与えていなかったため、息子は大興奮。1日2万歩も歩き、隣町まで行くこともありました。散歩の途中、息子と面白い看板を見つけ
 「あれって豚の鼻に似てない?」
 「ほんとだ!」と、笑い合うのも楽しかったです。

 お散歩するときのポイントは、目的や予定を決めないこと。大体の方向だけを決め、疲れたら好きなタイミングで帰ればいい、と気楽に出かけています。

3. 料理男子はモテるはず

写真AC

 もう1つ意識して取り組んだのは、お手伝いスキルの向上。今までお願いしていた食器運びやタオル畳みなど簡単なお手伝いの他、料理を覚えてもらうことにしました。

 「料理男子はモテるよ」と誘うと、周りの目が気になるようになってきたお年頃の息子は興味津々。
 「やってもいいかなぁ」と答える息子を
 「将来モテモテだね」とさらにおだて、やる気ゲージを満タンにしお手伝いスタート。焼きそばの野菜を切る、炒める、といった調理を手伝ってもらいました。

 こぼれた具材には目をつむり
 「火加減がちょうどいいね! 上手」と褒めまくり。結果、野菜嫌いだった息子が残さず焼きそばを食べるようになりました。後日、私が作った焼きそばを食べると
 「ちょっと油が多い?」と、品評するようになったのは誤算でしたが…。

 長引く自粛期間ですが、息子の成長に合わせて工夫しながら過ごし乗り切りたいです。遊びやお手伝いによってコミュニケーションが増えたので、親子の絆も深まったらいいなあと思います。

(ファンファン福岡公式ライター/芦谷)

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