共働きや離婚率が高い今の時代、あなたはお子さんと十分な時間を過ごせていますか? 私には3人の子どもがいますが、仕事や家事に追われて一緒に過ごす時間が十分とはいえません。そこで、子ども達と過ごす時間の中で、意識している事があるんです。 それは、「子どもと一緒に体験し、大人が本気で楽しむ事」です! そうする事で、短い時間でも濃厚な時間となり子ども達の思い出に残ると思っています。
記憶に残る学びとは?
吉田 新一郎さんの著書『効果10倍の“教える”技術―授業から企業研修まで』を読んでいた時に、面白い記述がありました。学ぶための行動と、記憶への残り具合との関係については、 教えた時 → 体験した時 → 話し合った時 → 聞いて見た時 → 見たこと → 聞いたこと の順番に記憶に残りやすいそうです。 この結果に納得できる人は多いのではないでしょうか? 例えば、キャベツにしても図鑑で野菜の種類を伝えるより、一緒に手にとって観察したり、実際に切ってみたり、一緒に収穫したほうが記憶に残りますよね。
そこで、私はイベントごとに、子どもと楽しみながら体験することを大切にしています。 そうすることで、子どもの感受性を伸ばし、親の愛情を感じる事で自己肯定感を育ててくれると信じているからです。そして、一緒に失敗もして一緒に修正する事も大切な経験だと思っています。
わが家の誕生日
例えば誕生日。わが家では、主役以外の家族で一緒にプレゼントを選びます。それぞれの予算を決めて、どんなプレゼントが喜んでもらえるのか考えて買うのです。 ケーキも何ケーキにするか相談し、主役以外の家族で役割分担をしながら皆でケーキを作ります。 こうすることで、相手の気持ちを考える練習になり、誰かに喜んでもらうために準備することがワクワクすることだと知る事が出来ます。 そして主役も、みんながどんな準備をしてくれたのか想像することで、感謝の気持ちを持つことができると思っています。 この他にもハロウィン、クリスマス、お正月、節分やバレンタイン、ホワイトデーなどイベントは子ども達と過ごす楽しい体験の宝庫です!
親だって失敗する!
イベント以外は、仕事の合間で時間を作るようにしています。1日遊べる時は、動物園や水族館などに行き、子供達が飽きるまで、動物の生体について話します。好奇心いっぱいの子供達は、疑問に思うことを口に出すことで、帰ってから自分で図鑑で調べて教えてくれる事もあるんです! その他にも田植え、果物狩り、牛の乳しぼり体験や、ウインナーやバター作り体験などがあれば積極的に参加しますし、魚釣りやキャンプ、虫捕りなどに行くことも。 また、イベントの内容を伝えたうえで、行くかどうかは子供達に決めさせて自主性を持たせます。 特に私が大切だと思うのは、「親も失敗する」と教えることです。親も人間です。失敗をしたり、苦手なこともあったりすると知り、失敗後にどんな対応をするのか見せる事も学びに繋がると思っています。危険がない限り、失敗覚悟で全力で挑むのです。 そのため、2~3時間の時間が出来たら公園に連れて行き、一緒に全力鬼ごっこや縄跳びの二重飛び、鉄棒で逆上がりに挑戦するなど本気で楽しんでいます。 子供達の自主性と好奇心を尊重しながら、子ども達が友達との時間を優先させるまでは、親子で楽しむ時間を大切にしていきたいと考えています。 (ファンファン福岡公式ライター/ ai)
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