在宅勤務に出合い、子育てしながらもしっかり収入確保!

 私は8年前、2人目の出産を機にそれまで勤めていた一般企業(事務員)を退職しました。その2年後に雑貨販売のパートを始めましたが、子育てとの両立が難しくすぐに辞めることになりました。けれど、たまたま「在宅勤務の求人サイト」に出合ったことで、今は仕事も子育ても充実しています。当時のことをお話しします。

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子育てをしながら外で働く大変さ

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 下の子が2歳になった時、半日だけ働こうと始めた雑貨販売のパート。子どもは、保育園の一時保育を利用しました。  一緒に働くスタッフは、正社員とベテランのパートさんばかりで、短時間勤務は私だけ。周り人の経験値やスキルは高く、販売未経験の私がここで働いていいのだろうか? と場違いに思えました。  さらに娘の急病で早退することが度々あったため、これ以上迷惑をかけたくないと思い、結局約3カ月で退職しました。  気持ちを切り替えて仕事を探さなければ! とパソコンで検索していたら「在宅勤務の求人サイト」が目に飛び込んできました。そこには在宅で働く人たちの体験談が載っていて、子育てと仕事の両立がしやすいことが分かり、ますます興味が湧きました。早速、在宅勤務求人サイトに登録し、気になる仕事に応募しました。  初採用は、子育ての体験記事を執筆するライターの仕事。タイムリーな子育て体験を、多くの人に発信できる機会なんてそうありません。誰かに伝えられる楽しみを初めて知りました。  慣れないうちは書くのに時間がかかり、時給に換算すると300円くらいで経済的なデメリットは感じましたが、半年後にはスピードが上がり、雑貨店で働いていた時と同じくらいの月収を得られるようになりました。

自分にとって在宅勤務はメリットがいっぱい

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 フリーライターの仕事は、原稿の提出期限さえ守れば、いつ執筆しても自由です。私は、子どもが昼寝をしている2、3時間で集中して取り組みました。  子どもとの時間を大切にしつつ、家事と育児との隙間で仕事ができること。仕事量を自分で調節しながら働けること。子ども優先で過ごせるので精神的負担も少ないこと。まさに子育て世代に適している働き方だと思いました。  在宅勤務はライターの他にも、ネット販売の補佐も始めました。慣れないうちは今の作業時間の3倍かかっていましたが、何度も繰り返すうちに効率が上がりました。自分の頑張り次第で、短時間で報酬に反映される点も、やりがいに思えます。  以前は働くというと外に出て働くイメージしかありませんでしたが、子育て世代に限らず、自分のライフスタイルに合った働き方を見つけることが重要だと感じています。 (ファンファン福岡公式ライター/伊藤優香)

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