劇団四季のオリジナルミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の福岡公演が4月29日にキャナルシティ劇場(福岡市博多区)で開幕しました。大人から子どもまで楽しめるハートフルなストーリーで、5月16日(日)まで期間限定公演中です。
大人から子どもまで楽しめる心温まる物語
物語の舞台は、アンドロイドが人間に代わって家事や仕事をする近未来。心に傷を抱えた主人公のベンと、庭に迷い込んだ壊れかけのロボットのタングが出会い、旅を通じて心を通わせていくハートフルなストーリーです。
この作品は、英国の作家デボラ・インストールの同名小説を原作として、劇団四季がオリジナルミュージカルとして舞台化。2020年10月に東京・自由劇場で初披露され、今回の福岡公演は初の地方公演です。 28日にはメディア向けに通し稽古が公開され、終演後には作品の演出を手掛ける小山ゆうなさんが「コロナ禍の大変な時期に劇場に足を運んでくださるお客さまに感謝したい。そして、こんな時だからこそ、この作品を通じて人々の心に元気を届けられたらと願っています」と話しました。
29日の初日は、ゴールデンウイークの始まりということもあり、家族連れの姿も多く見かけました。客席からは、タングのユーモアたっぷりの言動に笑いが起きたり、ちょっぴり感動的なシーンではすすり泣く声が聞こえたり。まさに笑いあり涙ありの作品に仕上がっています。
まるで生きているようなタングの動きに注目を
ロボットのタングは、喜んだり、悲しんだり、怒ったり、劇中でさまざまな感情を表します。かわいらしいタングの言動から目が離せません。
タングに命を吹き込んでいるのは2人の俳優。福岡公演では、生形理菜さんと渡邊寛中さんペア、斎藤洋一郎さんと長野千紘さんペアの2組が交互にタングを演じる予定です。それぞれのタングに個性があるので、2ペア見比べてみるのもおすすめです。 ※毎週月曜に劇団四季公式サイトで「今週のキャスト情報」が更新されます。
キャナルシティ博多でタングを探そう!
公演中、キャナルシティ博多の1階総合インフォメーション前と2階センターウォーク連絡通路に、タングのミニチュアが展示されています。
さらに、劇場ロビーでは劇団四季Twitterで開催した「#うちのタング選手権」に寄せられた作品の一部も紹介されています。 舞台の外でもタングに会ってみませんか?
劇団四季ミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」福岡公演
期間:4月29日〜5月16日(日) 場所:キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1-2-1) 料金:一般S席 11,000円、A席8,800円、B席6,600円、C席3,300円 ※全て税込み。公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)、2歳以下の入場不可 ※託児サービス有り(有料) 問い合わせ:劇団四季 電話:0570-008-110(ナビダイヤル)
劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」のタングが六本松に!