食卓を豪華にさせる天ぷら。家庭で揚げるのはもちろん、盛り付け方が難しいと感じたことはありませんか? ちょっとしたコツを掴めば惣菜の天ぷらでさえも華やかに見せることができます。今回は蕎麦屋のような天ぷらがおいしく見える盛り付け方のポイントを紹介します。
盛り付けで気をつけるべきところは?
天ぷらを蕎麦屋のように、きれいですっきりと盛り付けるコツは 1. 盛り付け方法 2. 食器・カトラリー の2つのポイントがあります。 実際に写真付きでレクチャーするので、是非参考にしてみてください。
1. 盛り付け方法:ポイントは「食材をきれいに見せる」こと
蕎麦屋などで出てくる天ぷらは皿全体の食材がきれいで、整っている印象を受けますよね。しかし、天ぷらを家庭で食べる時には、天ぷらの盛り付けを工夫せずに、平らに並べるだけになってしまうことも多いのではないでしょうか? 天ぷらをきれいに盛り付けるポイントは、盛り付ける食材に高さを出すことを意識することです。高さを出すためには、盛り付け時に食材を重ねながら配置する必要があります。この時に食材をのせる順番や重ね方がポイントとなります。ここからはそのポイントを具体的に解説していきます。 <用意した食材> ・ かき揚げ ・ イカ天 ・ エビ天 ・ さつまいも天 ・ 大葉 ・ おろしつゆ
1. 土台を作る
まず始めに、平らで土台に適しているかき揚げを盛り付けます。ポイントは皿の奥側に盛ることです。この後にかき揚げの上に別の天ぷらを盛り付けるので手前の空間を空けておきます。こうすることで、上にのせる天ぷらものせやすく、立体的に仕上げることができます。
2. 天ぷら同士が重なるように盛り付ける
まず、イカ天はかき揚げと重なるように盛り付けます。こうすることで、動きや立体感を出すことができます。また、天ぷら同士の間に大葉などの葉物を添えることでメリハリのある仕上がりになるので、差し込むのがおすすめです。
次に、エビ天はイカ天の上に重ねるように盛り付けます。天ぷらとしての印象が強いエビ天を皿の中央にのせることで立体感が生まれます。また、主役がはっきりとすることでまとまった印象の盛り付けとなります。
そして、さつまいも天ぷらを重ねるように盛り付けます。エビ天の横に盛り付けることで、全体的にバランスが整った盛り付けになります。
3. 天つゆを添える
最後に天つゆを添えます。天ぷらに使うつゆは小さめの深い器(そばちょこ)に入れて盛り付けましょう。普段は蕎麦用のつゆに直接つけて食べることも多いかもしれませんが、あえて小さな器に入れて皿にのせることで、丁寧に盛り付けられた印象が生まれます。また、天つゆを直接かけずに分けておくことで、天ぷらの衣もきれいに見えますよ。 この方法で盛り付けると、皿の上全体ががすっきりとして、食材それぞれがきれいに見えるのでおすすめです。
盛りつけポイントのおさらい
天ぷらを蕎麦屋のように上品に盛り付けるには、3つの工程・ポイントを意識しましょう。 1. 土台を作ること 2. 天ぷら同士が重なるように盛り付けること 3. 天つゆを添えること これらのポイントを押さえて、ぜひ試してみてください!
2. 食器・カトラリー
最後に、天ぷらの盛り付けに使用した食器・カトラリーのポイントを紹介します。 1. 食器:シンプルな平皿を使用すること モノクロ:食器の色はシンプルなモノクロを選ぶことで、メインの天ぷらが目立ちます。 平皿 :天ぷら同士を重ねて盛り付けるため、立体感がより際立ちます。 2. カトラリー:シンプルなデザインのものを使用すること 箸:主役の天ぷらが引き立つように和食用のシンプルなものを使うと、すっきりとした印象になるのでおすすめです。 ランチョンマット:和風感のある落ち着いた色やデザインのものを使うと、メインの天ぷらが際立ち、小綺麗な印象を与えることができます。 蕎麦ちょこ(天つゆ用):皿の上に置くので薄めの色で主張のないものを使用するのがおすすめです。
自宅で蕎麦屋風天ぷらを!
いかがでしたか? 天ぷらを上品に見せる盛り付けを意識するだけで一気に見た目の印象が変わりますよね。紹介したポイントを押さえながら、自宅でもお店のような盛り付けをチャレンジしてみてください。
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