この記事では、鶏もも肉の栄養価や冷凍保存のコツをはじめ、忙しい朝にもさっと作れる鶏もも肉レシピを紹介します。冷凍しておけば、忙しい朝にもさっとお弁当につめられます。バリエーション豊かなレシピで変化をつけて、鶏もも肉の飽きのこないおいしさを楽しんでみませんか。
鶏もも肉は事前の「下処理&急速冷凍」が便利!
事前の下処理が大切
お肉の鮮度を保つためには酸化を防ぐことと急速冷凍することが大切になってきます。
冷凍する際にはまず、肉についたドリップをペーパーで拭き取ることで霜や臭みを抑えます。そして冷凍用保存袋に入れ空気を抜きながら密封します。冷凍庫に入れる時は熱伝導の良いアルミトレーを使用すると良いですよ。
氷水解凍がおすすめ!
氷水解凍は手間がかかりますが鮮度を保ったまま解凍できるのです。なぜなら解凍時の温度が上がらないので、食材が劣化しにくくドリップを抑えられるためです。時間に余裕がある時に試してみてくださいね。
ささっと作れるお弁当おかず!鶏もも肉の単品レシピ5選
単品で作るお弁当レシピ1 ヤンニョムチキン
コチュジャンやケチャップをベースとした甘辛なやみつきになる味付けです。子どもがいる家庭ではコチュジャンの量を調節してくださいね。
「ヤンニョムチキン 」の材料・作り方
<材料(4人分)>
- 鶏もも肉 :2枚(600g)
- サラダ油 :大さじ2
- 片栗粉 :大さじ3
- いりごま(白) :適量
A
- みりん :大さじ2
- 塩こしょう :適量
B
- コチュジャン :大さじ2
- ケチャップ :大さじ2
- おろしにんにく :小さじ1
- みりん :大さじ1
- 砂糖 :小さじ1
- しょうゆ :大さじ1
<作り方>
- 鶏もも肉は棒状に切る。ボウルに鶏もも肉とBの材料を入れて混ぜる。Aを加え、手でもみ10分程置く。
- キッチンペーパーで水気を拭き取り、ボウルに戻す。片栗粉をふり、全体にまぶす。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を入れ中火で鶏もも肉に火が通るまで、揚げ焼きにする。
- 余分な油を拭き取り弱火にし、Aを入れひと煮立ちさせる。3を入れ、全体に絡める。
- 器に盛り、いりごま(白)をふる。
「ヤンニョムチキン」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
単品で作るお弁当レシピ2 鶏肉と豆腐のナゲット
生地に木綿豆腐を使用しているためヘルシーなナゲットになっています。たんぱく質を摂りたい人は作ってみてくださいね。
「鶏肉と豆腐のナゲット」の材料・作り方
<材料(4人分)>
- 鶏むねひき肉 :400g
- 木綿豆腐 :200g
- 片栗粉 :大さじ3
- 塩こしょう :少々
- おろしにんにく:小さじ1
- おろししょうが:小さじ1
- 揚げ油 :適量
<作り方>
- 木綿豆腐はざるに入れ、重しをのせて10分以上置き、水切りする。
- ボウルに(タネ)の材料を入れて粘り気が出るまで手でよくこねる。
- フライパンに油を2cmの高さまで入れ、中火で温める。2のタネを一口大の大きさで揚げ油の中に落とす。黄金色になるまで中火で揚げ焼きする。
「鶏肉と豆腐のナゲット」の保存期間
- 冷蔵保存の場合…3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
単品で作るお弁当レシピ3 鶏れんこん
れんこんのシャキシャキ感がクセになる一品です。大人は唐辛子を入れてアレンジしてもおいしそうですよ。
「鶏れんこん」の材料・作り方
<材料(4人分)>
- 鶏もも肉 :2枚(500g)
- 片栗粉 :大さじ2
- れんこん :2節(360g)
- サラダ油 :大さじ1/2
- 小ねぎ(小口切り) :15g
A
- 酒 :小さじ2
- みりん :小さじ2
- 三温糖(なければ砂糖):大さじ1
- 塩こしょう :少々
- 酢 :小さじ2
- しょうゆ :大さじ2
- おろしにんにく :小さじ1
<作り方>
- 鶏もも肉は一口大に切り、片栗粉を満遍なくまぶす。
- れんこんは2mm幅のいちょう切りにし、水にさらす。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉を入れ、表面に焼き色がつくまで炒める。
- 3に水気をよく切ったれんこんを加え、全体に火が通ったら、ペーパータオルで余分な油を拭き取る。弱火にし、Aを加え、全体に絡める。
- 器に盛り、小ねぎを散らす。
「鶏れんこん」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
単品で作るお弁当レシピ4 グリルチキンのトマト糀ソース
糀(こうじ)を使用しているので鶏もも肉がふっくらと仕上がっています。糀は身体に良い効果があるので健康に気を遣っている人は試してみてくださいね。
「グリルチキンのトマト糀ソース」の材料・作り方
<材料(2~3人分)>
- トマト :1/2個
- トマト糀 :小さじ1
- 鶏もも肉 :400g
- 塩こしょう :少々
- オリーブオイル:大さじ1
- クレソン :適宜
<作り方>
- トマトは3cm幅の角切りにする。ボウルに入れ、トマト糀を加えて混ぜる。
※ミニトマトで代用してもOKです。
- 鶏肉は皮目を下にして置き、3cm間隔で切り込みを入れる。両面に塩こしょうを振る。
- フライパンにオリーブオイルを入れて温め、1の鶏肉を皮目を下にして入れる。強火で焼き色がつくまで焼いたら裏返し、フタをして中火にし、中まで火が通るまで5分蒸し焼きにする。
※フタをあけてから、再度裏返し(皮目を下にし)強火にかけ、水気を飛ばすとパリパリに仕上がります。
- 3を食べやすい大きさに切る。お皿に盛り、1のソースをかける。お好みでクレソンを飾る。
「グリルチキンのトマト糀ソース」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
単品で作るお弁当レシピ5 タンドリーチキン
暑い日に食べたくなるスパイシーな味付けです。鶏もも肉とプレーンヨーグルトを一緒に漬け込んでいるので、柔らかくなりおいしいです。
「タンドリーチキン」の材料・作り方
<材料(4人分)>
- 鶏もも肉 :2枚(600g)
- オリーブオイル :大さじ1
- 塩 :適量
- ブラックペッパー :適量
A
- おろしにんにく :小さじ1
- おろし生姜 :小さじ1
- ケチャップ :大さじ1
- オリーブオイル :大さじ1
- カレー粉 :大さじ1
- プレーンヨーグルト :大さじ3
- 塩 :適量
<作り方>
- 鶏もも肉は1枚を4等分に切り、塩、ブラックペッパーをふってすり込む。
- ボールにAの材料を入れて混ぜ合わせる。1を入れて手でもみ込みラップをし、冷蔵庫で1時間ほどおく。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、鶏肉を皮目を下にして並べ、中火で両面をこんがりと焼く。 焼き色がついたらふたをし、弱火でさらに4分ほど蒸し焼きにする。
- 器に盛る。
「タンドリーチキン」の保存期間
- 冷蔵保存の場合…3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
まとめ
鶏もも肉は事前に下処理してから急速冷凍しておくことで、鮮度をキープすることができます。時間に余裕がある時にやっておくと役立ちますよ。