わが家は6人家族で、食費と日用品を購入するだけで毎月8万円くらいかかっていました。コロナ禍で買い物の頻度を減らした妻は、さらに「食費と日用品費を節約しよう!」と頑張ってくれました。夫の目から見た、妻の奮闘を紹介します。
将来を見据えた妻が「1週間で1万5,000円生活」を提案
長女は13歳、長男は11歳、次女は9歳、三女は1歳とにぎやかなわが家。これまでは、大家族なので出費が大きいのは仕方がないと、あまりお金のことを気にしないようにしていました。
しかし、外出自粛生活を続ける中で、買い物の頻度を週4回から1回に減らせたことで、妻は「工夫すれば生活費も節約できるかな?」とひらめきました。「将来のことを考えると、教育費も大きくなるはず。今から頑張ってみよう!」と思い、私に
「1週間で1万5,000円生活をしてみない?」と提案してきました。
毎週2万円かかっていた食費や日用品費を5,000円も節約できたら大したものですよね。1カ月の出費にすると約2万円も減ることになります。
私はあまり食事にこだわりがないので大丈夫ですが、問題は食べ盛りの子どもたちです。「子どものストレスにならないようにしよう」と約束し、「1週間で1万5,000円生活」をスタートさせました。
さまざまな工夫と努力で着々と節約に成功!
妻は、週に1度の買い物に行く日を、月曜に決めました。その理由は、妻が1人で行けるからです。休みの日だと、私や子どもたちが付いてきてしまい、つい余計なものまで買っていたようです。
買い物をする時は、絶対に必要な日用品をカゴに入れてから、その後に食料品を買うようにしました。先に食料品を買うと、日用品は削ることができないので、予算オーバーになることがあるからです。
買い物の回数を減らすと、日曜には冷蔵庫の食材は空っぽ。おかげで賞味期限が過ぎた食材を廃棄することがなくなりました。 食費を少しでも減らすために、モヤシや豆腐、鶏胸肉などの安い食材を買う頻度が増えました。レシピがマンネリにならないようにして、献立が思い浮かばない時は、レシピサイトで検索。鶏肉のゴーヤーチャンプルーやスタミナ豆腐のように、おいしくてバリエーション豊かな料理を作ってくれました。
こういった妻の小さな努力の積み重ねのおかげで、節約は成功しています。もちろん、子どもたちが食べたいものがある時は、我慢はしません。私は、努力家の妻に頭が上がらないのでした。
(ファンファン福岡公式ライター/【けんちゃん】 )