【妊娠中に20キロ増加】 水を飲んでも太る? 私が考えたダイエット法!結果はいかに…!?

 
 私たち夫婦はいわゆる晩婚。子どもは半ばあきらめていました。しかし夫の職場の同僚が42歳で妊娠したニュースを聞き、私たち夫婦も本格的に不妊治療を始めることに。不妊治療開始から1年半、ようやく妊娠することができたのですが…。

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大学病院へ転院

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 妊娠前の私は身長156センチ、体重45キロ。洋服はSサイズで小柄な体型でした。
 妊娠がわかったのは5週目。生理が遅れていて、検査薬で調べると陽性マークが! 幸せいっぱいですぐに病院へ飛んでいきました。しかし医師は険しい顔で
 「心拍が弱く、流産の可能性がある。もっと大きな病院で診てもらいましょう」と言うのです。

 すぐに紹介状を渡され大学病院に転院しましたが、そこでも
 「年齢的にも流産の可能性があります。今できることは赤ちゃんを信じてストレスをためないで過ごすこと」と言われました。そこで思い切って仕事も休職し、自宅で静養することにしました。

妊娠中、大変だった食生活

 赤ちゃんのために、朝昼晩と野菜中心の完璧な食事メニューに変更しましたが、つわりが始まってからは大変でした。においに敏感になり、固形物が食べられない日々。心配で先生に相談すると
 「今は食べられる時に食べられるものを食べて」と言われ、なんとかお茶漬けとゼリー飲料で乗り切りました。ところが安定期に入ると、今度は偏食と大食いが始まったのです!

 これまで我慢してきた反動で、ごはんがおいしくてどうにも止まりません。それでも6カ月検診では何も言われず、「皆こんなものなのね」と高をくくっていました。

 しかし、その後体重は1週間に500グラムずつ増えていきます。妊娠7カ月で、すでに妊娠前から比べて体重は12キロ増! さすがに焦って、ごはんに白滝を混ぜたり、1日2食にしたりしますが、なおも体重は増え続けました。ついに看護師による食事指導を受けることになったのです。 
 「次の検診まで毎日食べたものを記録して」と言われ改めて書き出してみると… チョコレート、おせんべい、ポテトチップ。出るわ出るわお菓子の数々! 自分でもビックリするくらい間食をしていました。

自己流リンゴダイエットを決意!

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 以来、お菓子を封印して「自己流リンゴダイエット」を始めました。ご飯はしっかり食べて、間食をリンゴに置き換えます。はじめのうちは口寂しくなるとリンゴを一片食べていたのですが、そのうち、アップルパイはリンゴだからOK。リンゴゼリーもリンゴだからOK… となんだかんだ理由をつけて食べてしまいました。

 検診日、体重計は嘘をつかず2週間でなんと1.5キロ増! 看護師に食事記録を差し出すと
 「ほんとにこれだけしか食べていない?」と疑いの目が向けられます。苦し紛れに
 「水分を多くとっていたから体重が増えたのかな」と言い訳すると
 「バケツ一杯飲まないとこの体重にはならないわよ!」と呆れられてしまいました。結局、臨月には妊娠前プラス20キロ。お腹の中で赤ちゃんはすくすく大きくなっていき、鏡に映る私はおなかが突き出て全身がパンパン、お相撲さんのようでした。

息子は知らない…

 その後、男の子を無事出産。産後は食欲が落ち着いたものの、一度ついたお肉はなかなか落ちず、お腹は今もぷよぷよです。あれ以来洋服はLサイズですが、何はともあれ母子ともに健康。息子は元気いっぱい成長しています。
 息子は痩せていた私を知らないので、古い写真をみると
 「ママずいぶん大きくなったんだね!」とチクリと嫌味を言われます。

 新米ママさん、食べたら食べた分だけ太ります。気を付けて!

(ファンファン福岡公式ライター / みっちー)

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