好奇心旺盛の<双子育児> ありえないイタズラはいつも想像の斜め上!

 わが家の双子は2人とも男の子。好奇心旺盛でイタズラが大好きなので、いつも私はガミガミお説教をしています。でも時々、私の想像を超えた行動をすると「そうきたか」と感心したり笑ってしまうことも。子ども達が2~3歳の時の仰天エピソードをご紹介します!

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ピピピピピ… カラフルなご飯が炊けました♪

写真AC

 ある日の夕方。炊飯器から炊飯終了を知らせる音が鳴ったので、お茶碗を片手に炊飯器の蓋をあけたのですが、その中身は私がいつも見ているものとは違いました。バニラ、ストロベリー、チョコレート、メロン、オレンジ… 米と一緒に色とりどりのアイスクリームのおもちゃが炊き上がっていたのです。

 せめて木製であれば、おもちゃだけ取り除くだけで良かったのかもしれませんが(十分汚い?!)、プラスチック製で中にICチップが入っていたため、流石に食べる勇気はありません。おそらく米を浸水させている間におもちゃを投入したのでしょう。炊飯スイッチを押す前に蓋を開けて中身を再度確認するべきでした…。

 勿体ないですが自分のミスでもあるので怒れず
 「きれいなご飯が炊き上がったねぇ」と言うと、ふたりとも嬉しそうに
 「おいしそうだねぇ~」と言っていました。

 「次からはやっちゃだめだよ」と、釘を刺すと
 「うん!」とニコニコした表情。
 (絶対わかってないな…)と不安になりつつも、炊飯器に一生懸命おもちゃを入れている姿を想像するとおかしくて、ニヤニヤしてしまう私でした。

ダンゴ虫は食べ物ではありません

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 外で遊ぶ時は、また違ったスリルを味わうことになります。双子はそれぞれ違う方向に走っていくので、ワンオペの時は本当にドキドキしました。なるべく見通しのよい公園を選び、常に2人が自分の視界の中に入るようにしていても、靴紐を直したりするほんの数秒間で簡単に見失ってしまうからです。

 とはいえ自然に触れると学びが多く得られるため、双子のうち特に活発な方を重点的に目で追いつつ、比較的おとなしい方を度々確認しながらよく出掛けていました。

 ある日のこと。特に活発な方がダンゴ虫を見つけたので、
 「ちょっと触ってみてごらん、まあるくなるよ」と私が言うと、さっそく触って丸くなった虫を小さな手でつまみ、目の高さまで持ち上げてじーっと観察。
 「口の中に入れないでね」と言った時でした。最後の「ね」とほぼ同時に「ぱくっ」とダンゴ虫を食べたのです!

 私がすぐに取り出したので飲み込むことはありませんでしたが、子どもは突然口の中に手を入れられてびっくりして泣いていました。美味しそうに見えたのでしょうか… 小さな子どもは何でも口に入れると言いますが、まさかダンゴ虫まで入れるとは思いませんでした。

好奇心を成長の糧に

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 4歳となった今ではだいぶ分別がつくようになり、仰天するようなイタズラもなくなりました。
 「ママが見える場所で遊んでね」
 「柵を越えたらダメだよ」
 「落ちているものには触らないでね」など、言葉を理解して自制することができるようになってからは、ぐっと楽になった気がします。しかし、好奇心の炎が尽きることはありません。
 「なんで?」
 「どうして?」常に私に質問を投げかけてきます。

 また、「こうしたら、こうなる」という、モノと作用の因果関係についても大きな関心があるので、エアコンのリモコン操作やDVDの出し入れなど、全て自分でやりたがります。(これはとっても助かる!)今後もなるべく広~い心を持って、好奇心を子ども達の成長に繋げていきたいと思います。

(ファンファン福岡公式ライター/あそうママ)

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