年末の帰省直前、子猫が迷い込んできて帰れない!

 年末の帰省で家を空ける直前に自宅に迷い込んできた小さな子猫。そのまま見過ごすわけにもいかず、あれこれ手を打とうとしましたが、年末ゆえに施設などには電話がつながらない…。年の瀬に起きたわが家の珍事をご紹介します。

出典:iStock.com bombermoon
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帰省しようと思った矢先に、か細い猫の声が

 昨年の年末のことです。家中の大掃除をなんとか終えて、さあこれから夫の実家に帰省、というとき。6歳の長男が「お母さん、なんか猫の声がするよ~」と私を呼びに来ました。  こんな寒い時季に猫? と思いながらも窓を開けて確認すると、確かにウッドデッキの下から猫の鳴き声が聞こえてきます。「野良猫に居座られたら困るなぁ」なんて思いつつ、ウッドデッキの下をのぞいてみると、なんと声の主はまだ生まれて間もないと思われる小さな子猫!  あまりに頼りない様子に、このままでは寒さで死んでしまうかもしれない! と感じた私。ウッドデッキの下からなんとか出そうとしたのですが、子猫はまだ自分で歩くこともできず、ふらふらしています。仕方がないので、自分でウッドデッキの下に潜り込み、ひとまず子猫を救出してみたものの…。さて、この子猫をどうしたらいいのか分かりません。  このまま子猫の世話をしてしまうと子どもたちも情が移って離れがたくなってしまいそうだし、かといって子猫を保護してくれるセンターも年末の夜間で電話が全くつながらない。じゃあ、屋外に放置しておくのかと言われると、それも子猫の命を見捨ててしまうようで気が引ける。  正直、途方に暮れてしまいました。

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親猫よ迎えに来て…! わずかな望みに期待をかける

 でも、呼吸器の病気がある次男のことを考えると、家で猫などの動物を飼うことはできません。  そこで私たちは、子猫の母猫が迎えに来るかもしれないという、わずかな望みにかけてみることにしました。ちょっとでも寒さをしのげるようにと、小さな段ボール箱に子猫を入れ、ふたを開けた状態にして、元いた場所に戻してみました。もし、親猫が迎えに来てくれたなら、そのまま子猫をくわえて運べるようにと考えたのです。  それからしばらくの間は子猫の声を気にしていたのですが、20分くらい経ってから、ふと「あれ? 声が聞こえていないな」と気が付きました。気になって外の箱をのぞいてみると、もう、子猫はどこにもいなくなっていました。どうやら親猫が迎えに来たようです。私たちはほっと胸をなでおろしました。  親猫の迎えを待っている間、必死になってネットで検索しているときに知ったのですが、もし、今回のように屋外で小さな子猫を見つけたときは、触らずにそっとしておくというのが正解のようです。  なぜなら、子猫に人間の匂いがついてしまうと親猫が嫌がって、子猫を見捨ててしまう場合もあるからなんだとか。予備知識もなく、いきなり子猫を触ってしまった私たちの行動は間違っていたのですが、親猫がそれを嫌がらずに迎えに来てくれてよかったと心から思いました。  さて、そんなハプニングのおかげで実家への帰省は予定より1日遅れてしまいましたが、思わぬお土産話ができました。  そして、わが家を訪れた猫たちが、親子そろってどこかで年越しをしていることを想像すると、何となくほっこりとした気分になる私たちなのでした。 (ファンファン福岡公式ライター/minimix)

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