気になる女性の「こころとからだ」について、世代の異なる女性たちがトークを繰り広げるコーナー「女子の”ここから”」。今回のテーマは「発酵食品は体に良いの?」についてです。
A 先輩! 私、発酵食品のワークショップに参加してきたんですよ~。
Y え~? 何を作ったの?
A おみそとたくあんです!
Y おみそが発酵食品なのは分かるんだけど、たくあんも発酵食品なの?
A そうなんですよ~。私も知りませんでした! でもお漬け物ってほとんどが発酵食品らしいです。ピクルスもです!
Y そうなのね。ぬか漬けやかす漬けとか、高菜漬けもそうなのかな? でも、発酵食品の何がそんなにいいの?
A 発酵食品って、微生物の力をうまく利用して菌の働きによって食物を変化させたもので、人間にとっても有益な作用をしてくれるんです!
Y 発酵することでいい方に変化するってこと?
A 保存性がアップすることは知られてますよね? 発酵することで腐敗を防ぐほか、発酵する過程で、うま味成分で有名なアミノ酸やイノシン酸の成分ができるものもあるそうです。
Y へ~。そんな変化があるのね!
A しかも微生物の働きで栄養価が上がるとか。さらに腸内環境を整える働きがあって、免疫力が高まるそうで、…菌の力ってすごいんです!
Y よく乳酸菌とかビフィズス菌とか聞くのって、そういうこと?
A 正確には違いがあるみたいなんですけど、体内に吸収されやすくなったり、風味が増したり、知れば知るほど深くて、いろんな発酵食品を作りたくなりました!
Y とっても楽しかったんだと伝わってきたわ~。私は作るより食べる専門だけどね! 納豆とかキムチ、たくさん食べようっと。おいしくできたらぜひ食べさせてね!
A おいしくって体に良いならうれしいですよね。ぜひ味見お願いしま~す!