小学1年生男子のお弁当事情 まだ足りない!? 私がとった特別対策

 共働きのわが家。息子は、入学と同時に学童での生活がスタートしました。給食が無い日はお弁当が必要です。最初は問題なく過ごしていましたが、成長スピードは予想以上で「お弁当が足りない!」と訴える息子。おなかいっぱいになってもらうため、様々な工夫をする日々が始まりました。

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学童での新生活がスタート

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 わが家には、小学生になった息子がいます。入学と同時に学童での生活も始まり、給食がない日はお弁当が必要に。1年生は入学からしばらく給食がなかったり、短縮授業があったりと、だいたい月に5日ほどお弁当を作っていました。

 保育園の間は給食にお世話になっていたので、お弁当を作る機会は年に数回だけでした。お弁当箱も幼児向けのものしか持っていなかったため、入学を機に新しく準備しました。小学生向けの好きなキャラクターのお弁当箱を見つけ、ご機嫌で使い始めた息子。 

 入学してすぐは、私も保育園の頃と変わらぬ感覚でおかずを詰めていました。彩りをよくする、ピックをさして可愛くする、おにぎりは食べやすく1口大にする… などの工夫をしながら作りました。息子はいつも
 「おいしかった!」とお弁当箱を空にしてくれます。

物足りない? 男の子っぽい要求が増加!

 数カ月の時が流れ、初めての夏休みがやってきました。毎日お弁当を用意する生活が始まります。

 入学時に買ったお弁当箱に、以前と同じようにおかずを詰めていました。最初の数日は特に問題なく過ごしているように見えていました。ある日
 「お弁当どうだった? おいしく食べられている?」と聞くと、息子からは予想外の言葉が返ってきました。

 「おいしかった。でも全然足りなかった!」と、少し困ったような表情の息子。話をよく聞くと、夏休みに入ってから、もの足りないと感じていたとのこと。そして
 「かわいいより、もっと肉がほしい!」と教えてくれました。私は、息子が空腹を感じていたことに気付けず申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

息子のおなかを満たすため、工夫の日々

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 そこから、お弁当を工夫する日々が始まりました。まず、サイズの大きいお弁当箱に買い換えました。子ども向けのコーナーには、入学当初に買ったお弁当箱の容量を超えるものはなく、大人向けのものを購入しました。しばらく使っていましたが、まだ足りず、最終的に2段弁当を使うようになりました!

 次に、中身の変更です。彩りを重視していましたが、一旦方針を変更。
〇 冷凍食品も駆使し、肉系のおかずを中心に量・品数ともに増やす。
〇 ピックの飾りを外して、その分おかずを重ねるように詰める。
〇 1口大にしていたおにぎりも、ご飯のまま詰める。
〇 それでも少なそうなときは、別で小さいおにぎりを添える
と工夫をこらすようになったのです。

 息子は
 「まだ足りない!」と言う日もあり、少しずつ調整しました。大きいお弁当箱をいっぱいにするのに苦労する日もあります。でも、
 「今日はおなかいっぱいになった!」という言葉を聞くことができた日はとても安心したことを覚えています。大人用のお弁当箱もきれいに空にして帰ってくる息子をとても頼もしく感じました。

子どもの成長は予想以上 その時々でアップデートが必要

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 私は入学から夏休みまで4カ月ほど、お弁当箱もおかずの量も保育園時代と同じままで大丈夫と思っていたことを反省しました。

 子どもの成長速度は予想以上! 必要な量や食の好みもどんどん変わっていくものだと痛感しました。常に“子どもにとってベストなお弁当”をアップデートしていかないといけないと思う出来事でした。

 家族と離れても、学校で過ごす時間を元気に過ごせるように、心もおなかも満たせるお弁当をつくっていきたいと思います。

(ファンファン福岡公式ライター / Shiho)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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