長引くコロナ禍、わが家の夫も週の大半は自宅でのテレワークです。もともと在宅で仕事をしていた私が最もストレスに感じるのは、夫がトイレに長時間こもって、行きたい時に行けなくなってしまったこと。我慢も限界に達し、体にも異変が現れてしまいました。
テレワークになった夫。仕事場所はリビングと…。
もともとトイレの使用時間が長かったわが家の夫。個室の鍵を閉めて便座に座っていると落ちつくらしく、用を足した後スマホ片手に小一時間こもることもざらでした。 在宅勤務が始まるとその時間はさらに増え、時にはノートパソコンまで持ちこんで仕事をするようになってしまったのです。 広いリビングをワークスペースとして夫に譲り、私は別室で仕事をしているのに、私がトイレへ行くとかなりの確率で夫が使用中。時には電話や会議をしていることもあります。 すぐに使うのはあきらめ、数十分後に再び行ってみてもまだ使用中です。 「ねえ… 私もトイレに行きたいんだけど」しだいに我慢するのが苦痛になってきて、ドア越しにイラ立ちながら声をかけます。 「ああ、いま出るからちょっと待ってて」声をかけてからも、しばらく中でゴソゴソ。キリのいいところまで作業をしたり、持ちこんだ物を片づけたりしている様子です。 「ちょっと! 早くしてくれる?」何度か声をかけてようやくドアが開き、私の番に。 「あのさ、私が使いたいときもあるんだから、なるべくさっさと出てくれる?」苦言を呈しても、 「行きたくなったら我慢してないで声をかければいいじゃん。すぐに出るからさ」と、やめる気はなさそうです。 ですが、トイレに行きたくなる度に何度も「早く出て!」と声をかけるのも面倒です。 緊急時以外は、我慢しがちになっていたある日、私の体に異変が起きたのです。
我慢しつづけた結果、膀胱炎に!
夜トイレにいくと、下腹部に覚えのある違和感が…。 「また膀胱炎になりかけているのかもしれない」数年前になった時は、近所の泌尿器科で処方してもらった薬を飲むとすぐに治りました。しばらく不快な残尿感が続くようなら病院へ行けばいいと、甘く考えていました。 しかし翌朝になっても不快感は強まるばかり。頻繁に尿意を感じ尿にうっすらと血が混じりはじめたのです。あわてて泌尿器科へ駆けこんで、検査してもらうことにしました。 「出血量が多すぎて、うちでは測定できません。紹介状を書きますから、すぐに大きな病院で診てもらってください」医師に深刻そうな顔で言われ、今度は総合病院の泌尿器科へ。 診察の結果は、急性膀胱炎。受診がもう少し遅ければ、重症化して腎盂腎炎になっていたかもしれないというではないですか! 「普段からなるべく水分を沢山とって、尿意を感じたら、我慢しないでトイレへ行くようにしてください」と言われました。 それ以来夫には一切遠慮することなく、トイレに行きたくなったらすぐドア越しに申告するようにしています。声をかけると、以前よりも急いで出てきてくれるようにはなりましたが、それでもストレスは溜まります。 「次に引っ越す家は、トイレが2つあるところにしようね!」待たされたときは、そう伝えることも忘れません。 「いいよ、次はトイレが2つある家で」夫は、私から嫌味を言われてもトイレにこもりたいようです。トイレが2つある家となると家賃はいまより高くなりそうですが、夫にはその分頑張って働いてもらおうと思っています。 (ファンファン福岡公式ライター/桐谷きこり)
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