餅つき大会に現れた謎のマッチョ、涙ぐましいパパのリベンジ談

 日本の冬の風物詩、餅つき。私の実家では家庭用の餅つき機が活躍していますが、昔ながらのきねと臼でついた餅のおいしさは格別ですよね。息子が通う幼稚園では、毎年餅つき大会が開かれていたのですが、そこで活躍しているパパが1人いたのです。

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餅をつくパパたちの中に1人のマッチョ、「あれは誰?」

出典:iStock.com bee32

 これは数年前、息子が通う幼稚園で開かれた餅つき大会でのこと。園児たちは、子ども用の小さなきねで、よいしょよいしょと餅をつくのですが、幼稚園児の力では、なかなか餅になりません。  そこで、ボランティアで集まった20数人のパパたちが参加して、子どもと一緒に餅をついたり、仕上げをしてくれます。園児250人分の餅を一度につくので、量が多くてなんとも大変そうです。  寒空の中、わが子の餅つき姿を撮影しようと集まったママたちが、少しざわめき始めました。「あのパパ誰だっけ…?」視線の先にいるのは、1人半袖姿を腕まくりして奮闘しているマッチョなパパ。  他のパパたちが、動きやすい長袖ジャケットを着て作業をしている中で、あまりにも目立つその姿。ムキムキの上腕二頭筋を見せつけるように力強く餅をついていく様子は、流行のテレビ番組「みんなで筋肉体操」の出演者のようです。  そのとき同じクラスのママ友が「あのマッチョ、実はうちの旦那なの…」と恥ずかしそうに言うではないですか。ママ友の旦那さんは、半年前の両親参観日で見かけたことがありますが、あんなに筋肉ムキムキではなかったはず。どうしたのでしょう。

昨年のつらい思い出に見事リベンジを果たしたパパ

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 実は旦那さん、昨年の餅つき大会にもボランティアで参加していたそう。わが子が幼稚園に入園して初めての餅つき大会ということで、わざわざ仕事を休んで手伝いを買って出たにも関わらず、力任せにきねを振ったところ、数回餅をついたところで筋を痛めてしまったのです。そして日頃使わない筋肉を使ったせいか、腕が肩よりも上に上がらなくなってしまいました。  ちなみに、パパが参加した園児には、幼稚園が配慮して、パパとわが子が一緒に餅をつく時間を設けてくれるのですが、そのときすでにダウンしていた旦那さん。きねを持ち上げることもできず、わが子に「パパ、格好悪いよ…」と、あきれられてしまいました。  傷ついた旦那さんは、「もう二度と餅つき大会に参加するものか!」と心に決めていたのですが、半年前の両親参観日の際に、園長から直々に声をかけられたのだとか。  「前回は、餅つき大会に協力してくださって、ありがとうございました! 平日に餅つき大会があるので、ボランティアで参加してくださるパパは貴重なんです。少し先になりますが、今年もよろしくお願いしますね」  真面目な旦那さんは「園長から直々に頼まれたら、もう断れない」と思い込んで、それ以来、一日もサボることなく筋トレを続けてきたのだといいます。  半年間の筋トレを経て、ムキムキボディーに変身した旦那さん。翌年の餅つき大会では、早朝から仕上げの筋トレをして、筋肉がパンパンにふくらんだパンプアップの状態で挑みました。昨年は重かったきねも軽く、すいすいと他のパパの分も餅をつく活躍ぶりを見せたのです。  そしてわが子は「パパすごいね! かっこいいね!!」とニコニコしながらパパに抱きつき、その後一緒に餅をついたそう。  こうして無事に去年の失敗をリベンジを果たしたマッチョな旦那さん。園長からは、餅つきが終わった直後に声をかけられ、「今年も参加してくださって、本当にありがとうございました! 来年の餅つき大会も、盛り上げてくださいね」と感謝されました。パパの努力が報われて良かったです。 (ファンファン福岡公式ライター/tsukuko)

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