早朝から大暴れ、猫の朝が早いのはナゼ?

 猫を11匹飼っているわが家。朝っぱらからどったんばったんと家具に上ったり下りたり、部屋中を元気に走り回る猫たちに起こされてしまいます。猫を飼っている人がよく経験する“あるある”だと思うのですが、なぜ猫はこんなに朝が早いのでしょうか?

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猫が朝型なのは、あの動物の活動時間と関係している?!

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 わが家には11匹いる猫のおかげで、目覚まし時計をセットする必要ありません。なぜならアラームが鳴るよりも早くに、猫が起こしにきてくれるからです。朝ゆっくり寝ていたいときは、ありがた迷惑でもありますが…。  まだ6時前でも、家族がみんな寝ていても、猫はお構いなしです。部屋や廊下を走り回り、窓から外を見たいのか何度も家具に上り下りしたり、揚げ句は「ご飯はまだなのか!」と催促するかのように、私たちが起きるのを待ち構えています。これでは時間を気にせずゆっくり寝ていることなどできません。  真冬は寒くて布団から出たくないので、猫が起こしにきてもたぬき寝入りを決め込みますが、こっちが起きるまで粘るのでかないません。インターネットで調べると「猫が朝方に鳴くせいで寝不足だ」と悩んでいる飼い主さんもいるようで、気持ちはよく分かります。

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 猫は、なぜこんなに朝が早いのでしょうか? 少し調べてみました。  そこで知ったのが「猫の朝が早いのはネズミの活動時間に関係している」という説です。肉食動物である猫の旧来からの獲物はネズミ(実は猫はネズミの肉や内臓など全て食べます)。日の出直後は、ネズミが巣から出てきて活動を始めるタイミングなので、猫にとっては一日の中で最も狩りに適した時間というのです。  猫のように朝早くから活発に活動する動物を「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)動物」といいます。薄明とは明け方、薄暮とは日没直後の時間のことです。夜行性と勘違いしている人も多いかもしれませんが、正確には違います。朝に活動してエネルギーを使うので、昼間ほとんど寝て過ごすのですね。ちなみに猫のほかに犬やウサギも薄明薄暮性動物です。

DNAに祖先の記憶が刻まれている猫も人間と暮らすうち…

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 現代の飼い猫は人間から餌をもらっています。狩猟本能を満たすためにネズミを捕ったとしても、遊ぶだけで食べないといわれています。それでも朝が早いのは、かつてネズミを捕って生活していた祖先の記憶がDNAに刻まれているからなのかもしれません。  わが家には猫が11匹もいますが、おいしいキャットフードに慣れているのでネズミには興味を示しません。とはいえネズミからすれば、居心地が悪い家に違いなく、わが家では一度もネズミを見たことがありません。古い住宅街なので、近所ではネズミがよく出ると聞くのですが。

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 わが家の猫は、なぜ朝早くから騒ぐのか? それはネズミの活動時間だから。一方で、基本的には飼い主に合わせて生活するしかないのも現実。  わが家の猫は私が寝るときに布団に入ってきますが、これもその一例でしょう。猫は単独で生活する動物ですが協調性が全くないわけではなく、人間と一緒に暮らすうちに少しずつ生活のリズムを変えるようです。  飼い猫が早朝から騒ぐのが気になる人は、自分の朝食の時間を午前7時や8時と決めて、その時間に一緒に猫に餌をやる習慣をつけてはどうでしょうか。そうすれば猫は自然にの生活リズムを合わせるようになるようです。 (ファンファン福岡公式ライター/のらくろ)

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